7.07.2007

最近買ってよかったもの その1。

顎髭を生やしはじめてからもう7年くらいになる(最近でこそ一般会社員であっても顎髭を装備した若者は多くなってきたが、2000年前後はまだ珍しく、よく先輩にからかわれていたものだ)。あくまでも輪郭に沿って一部に生やしているだけなので、頬や鼻下の部分は剃る必要がある。

で、その髭剃りについては、モノゴコロついてからずっとT字剃刀派だった。

親父がT字を使ってて原体験がそれだからというのもあるし、人生の節目で幾度かチャレンジ(購入&使用)した電動剃刀/シェーバーが全てイマイチだったのも理由のひとつだ。
それに以前は、T字の方がいろいろ儀式っぽいことがあって道具もいろいろあるので断然楽しいとも感じていた。それはたとえばシェービングフォームを泡立てる陶器であったり、穴熊毛のブラシだったり、刃を研ぐための革だったりするわけで、そこには電動剃刀にはない『豊かな時間』とでも呼ぶべきものがあると思っていた。

でも実際は寝坊で時間に余裕のないことの方が多く『豊かな時間』に出会える確率は低い。だから大抵の場合、石鹸&使い捨てT字剃刀(海外旅行の際、現地スーパーで安いヤツを大量に買ってくる)で過ごしている(過去記事)のが現状だ。加えて最近では、髭剃りそのものがほんとうに面倒くさくなってきており、髭のことをとやかく言われないベンチャー企業人とはいえ、社会人として最低限の身だしなみを整えるためのその作業が負担になっていたことも事実。いっそのこと脱毛してくれようかと思い悩んでいた。

そんなわけで先日、予算達成のご褒美に会社が社員に配ったアマゾンのギフトカード5000円で何を買おうかと考えたとき「久しぶりに電動剃刀に挑戦してみよう」となった。そして「これがだめなら一生、T字で剃り倒すか脱毛だ」と。

とは言え、電動剃刀もピンキリで近頃5000円では最新の機種は買えないし、2万円近くする各社のフラッグシップモデルを買うには経験からも差額に対するヨメの視線からも躊躇せざるを得ない・・・ということで、今回は「もし仮に電動剃刀として使えなくても、髭の処理に(髭トリマーとして)使える機種を購入しよう」と決めてエレクトロニクスコーナーを検索することにした。
しかし、あらためて探してみると案外この「髭トリマー機能を持つ電動剃刀」というものが少なかった。大抵の機種は「髭なんか1本1mmも残さへんで」と髭を"残らず刈り取る"ことに全力を尽くしており、たまにトリマー的機能があったとしても、値段が高い機種がほとんどで、しかも非常に付け足し感の強い実用に足らない印象のモノが強い。

しかも電動剃刀ってこんなにあるのか、と驚くくらいたくさん商品があってかなり疲れる。

あきらめて本でも買うか、と思い始めたときに偶然見つかって即購入したのがこれ、ブラウンのクルーザースリー、5380円也。果たして買って大正解であったと言えよう。

以前試した数機種よりも断然剃り心地はいいし実際剃り残しも少ない。時代遅れかと思った一枚刃だが、刃の枚数は関係ないと思った。それにトリマーとしても専用機に遜色のない使い勝手で、特にボクのように顎髭が2mm〜4mmと短めな人間にはアタッチメントが1mm単位で調節できる点は嬉しい。

そして水洗い可能。松下の古い電池式髭トリマー(水洗い厳禁)を恐る恐る風呂場で使っていたことを考えるとなんて快適&安全なんだろうか。やるなブラウン。この調子で広島Aクラス浮上も早期に実現していただきたいと思った(ブラウン違い)。

平日の夜、朝を問わず、気軽に髭を剃ることができるようになったので、休日、T字で『豊かな時間』を楽しむこともできそうになってきた今日この頃、よい買い物であった。