実現したいアイデアはあれども。
仕事メモ。 「旅」をターゲットとしたSNSであるところのマタタビのプロデューサーS氏とK氏が、紹介してくれたRAWHIDE.のI氏と共に名古屋から来社。logpaper&Photobackのマタタビとの協同プロモーションと連携についてアイデアを交換したが、実現できれば色々面白いことができそう。
それはそうと、S氏、K氏、両名とも着席するやいなやMacBookProとMacBookを取り出して、あらためてWeb系開発者のMac率が高まっていることを実感。たぶんその背景には一般に言われている「CPUがintelになってWindowsが使えるようになったから」というポコ○ンでも想像できる理由の他に、伊藤氏(はてなCTO)の言うこんな理由があると思われる。
閑話休題。マタタビも面白いが、RAWHIDE.のサービス「トイスタ」との連携も是非実現したい。子供専用SNSである同サービスは、子供に「ネットは恐くない」ことと「安全に賢く使うためのルールやリテラシ」を教える場として運用されているが、この思想は"危ないものからとにかく遠ざける"的な発想が目立つ昨今、至極真っ当なアプローチであると感じる。そしてボクとしてはここに「モノ作りの楽しさ」や「発想やアイデアをカタチにして共有すること」を付け加えられたらもっと素晴らしいんじゃないかと思う。
思えば昔、LEGOでいろんな"作品"を作っては、裏庭の窓を開けて隣の家のタカくんと見せ合ってたものだが、近所に同年代の子供が少ない現代の子供はそういうチャンスもないだろうし、であればネットはそういう楽しみ方を提供するためにこそ活用されていいと思うからだ。
そんなこんなで、他社サービス連携のアイデアは日々浮かぶし、色んなヒトから声をかけてもらったりしているが、いかんせん応えられるものが少ない。それは弊社のリソースの問題であると同時に、考え方の問題(あえて"問題"と言いたい)でもある。ネットにサービスの入り口(というか大部分)を持っていることのメリットがほとんど活かされていない気がする。たとえば「FlickrからCCの写真を持ってきてNOTEを作る」というシンプルなアイデアの実現に時間がかかる(と判断する)理由がわかんないなあ。面白いと思わないから実現したくないだけなんだろうか。
でもこの種のアイデアを「面白い」と思わない時点で、Webの「やってみようカルチャー」とは明確な乖離がある気がするし、だったら完璧な完成品(ありえないけど)を巨額のPR費かけてリリースすればええやんか・・・そんなことを面白そうなコンシューマ向けWebサービス会社との打ち合わせを通じて(あらためて)感じた一週間だった。
来週からは本格的にNOTE、logpaperの認知向上に取り組みながら、Harvard Business School&KBSとの交渉。9/1の翻訳ケース販売開始に向けてやることは山積だ(英語堪能な方、書誌情報翻訳のバイトしませんか~?)。
ヨメは今日から中国出張。週末は上京した姉家族のアテンドをひとりでやらなくてはならない。タフな週末になりそうだ。
0 comments:
コメントを投稿