9.11.2007

楕円のボールが呼んでいる。

最新のNumberPlusを購入。今回の特集は7日から始まった「ラグビー・ワールドカップ2007フランス大会」。

岡山出身のボクにとってラグビー部は身近な存在とは言い難い。元来、自分でプレイしない(できない)スポーツに対する観戦意欲が薄く、かつ(人一倍華奢だったので)体格に恵まれたヒトの(ための)スポーツに対する嫌悪感もあった。
しかし、サッカーと源を同じくするラグビーには、どこかで親しみは感じていたことも否定できない。華奢な自分にはできないスポーツに憧れていたのかもしれない。
そんなわけで、ラグビーというかラガーマン好きの母親からいかに「紳士の格闘技」が面白いかという説明を受けたり、社会人になって会社の同期Rくん(早稲田出身のラガーマン)からラグビーに対する熱い思いなどを聞くにつれ、いずれちゃんとラグビーを楽しんで(観戦して)みたいと思っていた。

そんなボクは考えた。今回のフランスW杯(以下、W杯)は絶好の機会ではなかろーか。世界最高峰の真剣勝負の肉弾戦を集中的に目にすることが出来る機会なんて、そうあるものではない(4年に1回はあるんだけれど)。

いや、もちろん大学ラグビーも日本選手権も見応えはあるのだろう。でも、サッカーでもワールドカップやEURO、そしてCLといった世界最高レベルの闘いを目にすることによって、ボクの「観戦力」は育て鍛えられたように思う。決してJFLやらJリーグでは醸成されなかった気がする。少なくともボクにとっては。

そう、ボクは今回のW杯を観ることによって、20年越しにラグビーの楽しさを知ることができるのではないかと期待しているのだ。

舞台は歴史あるヨーロッパ。ラグビーの本場(フランスには日本のエース大畑大介も所属していたプロリーグがある)で行われる、個性溢れる国々によるハイレベルの攻防、そして満員のスタンド。もちろん日本が悲願のW杯2勝目をあげる姿も見てみたいという期待もある(初戦は早速大敗しちゃってたけど)。

でもそれだけでは足りない。できれば経験者/観戦のプロの解説を聞きながら観戦したい。画面にあらわれない戦略や痛みや思いを耳にしながら深く楽しみたい。でも時には基本的なことも尋ねたいので(例:どうして日本代表にトンガやNZのヒトがいるのか、等)気の置けない友人が望ましい。ということで思い立ったが吉日、前述のRくんに観戦指南企画への協力をお願いしてみようと思う。

この歳で新しいスポーツの楽しみ方を知れるかもしれない。なんだか楽しみである。
 

4 comments:

cyberoptic さんのコメント...
10:17 午後
 

その後Rくんから返信があり、「喜んで!」とのこと。いいゲームをチョイスして解説してくれるとのこと。朴訥ながら的を得た彼の解説が楽しみだ。

匿名 さんのコメント...
9:27 午後
 

「楕円のボールは、ほんまに呼んでるで」
同期のAKRっす。
実はたまにブログ見てまっせ。

ラグビー人気低迷と言われ、昔と比べてめっきりTV放送も少なく寂しい思いをしてます。

是非Rくんにラグビーの面白さや深さを聞いて楽しんでや。
多分、はまるで~。

cyberoptic さんのコメント...
1:04 午前
 

> AKR
合宿来られへんで残念やったね。その合宿でもあいかわらずラガーシャツ着用してたRくん、快諾してくれたはいいんだがその後連絡がない・・フィジー戦に落ち込んでるんだろうか。早くはまりたいのに。

匿名 さんのコメント...
5:18 午後
 

フィジー戦は確かに無念の惜敗!

新聞でも指摘あったんやけど、
最後の攻撃にスクラムハーフがいれば・・・

ハーフの重要性を改めて認識

頼むよRくん、ラグビーファン拡大に貢献を!
次は20日早朝のウェールズ戦!!