言語はあくまでひとつの手段
先日、EURO2008の本線出場を逃したイングランド代表。即日更迭されたS.マクラーレン監督の後任がF.カペッロに決まりましたな。
優勝請負人、規律重視、傲慢、守備的、、、一部からはカリスマ視されると同時に、敵も多い御仁だが、イングランドはいい選択をしたのではないだろうか。見た目はS.ウィーバーの兄貴って感じですが、監督としての手腕は折り紙付き。日本代表の監督に推す声がなかったのが不思議に思える(おそらく引き受けないし、うまくいかないとは思うけど)。
就任会見で、英語が話せないことを指摘されたカペッロが「1カ月で英語を身に付ける」と宣言したことについて各方面で話題になっているが、チェルシーの元キャプテン、ロン・ハリスのコメントがよかった。
曰く「マクラーレンは完ぺきな英語を話すことができる。だからといって最高のレベルの働きができたわけじゃなかった」と。
なかなか深い。円滑なコミュニケーションの手段を持つことは重要ではあるが、それだけでは用をなさないということですな。
日本は岡田武史氏がA代表監督に就任したわけだが、これは協会が「手段」を持つ人物を優先したということ?
comments:
3:52 午前
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