プエルタ。スペインのプロフットボールリーグ、リーガエスパニューラ1部のセビージャ(セビリア)所属。先頃スペイン代表にも収集され初キャップを数えた才能あるDF。
ようやく始まったリーガの今シーズン(07-08シーズン)。開幕戦の週末はちょうど合宿だったので、録画した「セビージャ vs ヘタフェ」は火曜日の深夜に観戦した。
昨シーズン、台風の目として優勝争いに絡んだファンデ・ラモス監督率いるセビージャは、序盤PKで先制されつつも、FWカヌーテ(恥骨炎)とファビアーノ(ヤンキー)を軸に新戦力ケイタ(マリ代表)の活躍もあって、ラウドルップ新監督(現役時代すごく好きだった)のヘタフェを追いつめていく。双方とも開幕戦らしい気合いの入ったプレーの応酬で、球際は若干荒れ気味なゲーム展開ではあったが、プレミアなみのスピードとリーガらしいパスワークが楽しい、いいゲームだった。
そんな中、前半途中にセビージャのSBプエルタがボールの全くないところで倒れた。直前、自陣エンドラインを割ったボールを見送りながら膝に手をついていたのが見えたので「開幕戦だしまだ体がフィットしてないのかな」と思った矢先の出来事。
「あれ?」と思う間もなくGKが激しく叫んですごい勢いでチームメイトが駆け寄る。すぐに出てきたドクターは倒れたプエルタの口に手を入れたりしてる。VTRではあまりよく見えなかったが、確実に意識を失ってたいたように見えたので、おそらく気道を確保してたんだろう。
数秒後、意識が戻ったらしく起き上がるプエルタ。ドクターはベンチに向かって続行不可&選手交代の合図。とりあえず起ち上がりドクターの方を借りてベンチへと戻るプエルタ。会場もほっと安堵の拍手だったが、WOWOW解説者の北澤は「大丈夫かな・・・」と心配な声。
とりあえず試合は続行され、ますます荒れ模様になったゲームはセビージャが逆転勝利。途中、プエルタはそのまま病院に急行したというニュースがあったので、「そういえばこれ録画だったな」と思いSportsNaviサイトでチェックすると「プエルタ、容態回復」という見出しが見えたので一安心して就寝した。
それがまさか、翌日(水曜日)の昼「プエルタ死去」というニュースを目にすることになるとは・・・。
アントニオ・プエルタ、実はあの開幕戦まで名前は知ってたがまったく意識したことのないプレイヤーだった。でも新しいシーズン開幕戦という特別なゲームだったからか、純粋に面白いゲームだったからか、自然と奮闘するプエルタを意識するようになっていた。そんな矢先の悲劇。それは(喩えがよくないとは思うが)まるで空港で出会って二言三言会話して別れた人の飛行機が落ちたようなショックで、しばらく呆然と画面を見つめてしまった。
小澤氏の記事(プエルタの死去、悲しみに暮れるスペイン)などを読むにつけ、そしてスペイン国内のメディアの消沈ぶりや、YouTube上にUPされたプエルタを偲ぶ数多くの映像を目にするにつけ、やりきれない気持ちになる。22歳。まだまだこれからなのに。
13年前、親友の一人が同じ時期に目の前で亡くなったことが思い出されて、もの悲しい今日この頃。
今日の夜にはヨメが中国出張から帰国。早く帰ってコーイ。
8.31.2007
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夏の終わりは突然来る。 |
8.30.2007
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合宿2007雑感。 |
先週末は恒例の合宿。
今回の幹事は新婚&おめでたのN。事前清算やいつのまにかチェックアウトが終わっているなどのそつない仕事ぶりで、オトコ12人をストレスなく誘導。次回幹事に内定したICZWがその準備を丸投げしそうな出来映えだった。
内容はいつもの耐久UNOに加え、ボーリング、フットサル、テニスとアスレチック系イベントが盛りだくさん。怪我もなく心地よい汗をかけた(30歳を超えてからスポーツの割合がどんどん増していくのは日頃の不摂生に対する不安から?)。
食事面も、初日の出だしこそ高速で渋滞にはまってSAで摂取したものの、その後はボーリング後の焼肉(たらふく食った後、代行運転サービスを初めて経験した。結構快適でタクシーより安い!)にはじまり、フットサル後の鰻(浜名湖だからね)、まるたやのチーズケーキ(Shoの奥様ご推薦)、コテージでのカレー(ボクお手製)、富士宮焼きそば(「佐野食堂」で)、沼津の魚(「丸天」で。おばちゃん態度悪いが魚は美味い)など堪能。2〜3kg太ったのではなかろーか。
※写真は浜名湖の鰻屋「かねりん」の鰻重。
思えばこの合宿、Shoとボクだけは全ての回の全ての日程に参加しているが、年々途中参加/離脱や直前キャンセルの割合が多くなってきた。仕事も忙しくなり、結婚し家庭ができてくるとなかなか調整が難しいのかもしれないが、文字通り同じ釜の飯を食った仲間との数日間は、日常を忘れてリラックスできること以外にも多くのことを与えてくれる。仕事やキャリアのヒントを得たり、各人の専門分野に関して相談ができたり。そして送り出してくれる家族の大切さを実感したり。今後も事情の許すかぎり全日程に参加していきたいと思う。
8.20.2007
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読書:「1ポンドの悲しみ」「こんな僕でも社長になれた」 |
金曜日、猛暑にオフィスの空調設備が壊れ、そんな時に限ってスーツ着用日だったボクは山積した仕事も相まって打ち合わせ中機嫌が悪くなってしまった。大人げないと反省。それにしてもオリックス・ファシリティーズになってからビル管理がよくないなあ。三井不動産ビルマネジメントに戻してくれないものか。
そんな猛暑と各種もやもやで消沈した週末、軽い本を久しぶりにいくつか読んだ。
ひとつは石田衣良の「1ポンドの悲しみ」。30代の男女を主人公にした短編集でヨメがふむふむと頷きながら読んでいたのを借りた。なるほど、オトナの恋を描いたものでありながら(表題作の性的な描写などは30代ならでは?)どこか青春を感じるすっきりとした読後感のある作品ばかりでよかった。いつも通り気障ににならないギリギリのところの素直な台詞が上手い、このヒトは。
個人的にいいなと思ったところは「デートは本屋で」(このタイトルもいい)という話の終盤にある登場人物のやりとり。
「わたし、高生さんと話したいことがいっぱいあるみたいな気がする」
高生はほとんど目を閉じそうに目を細めて笑った。
「どうせ、これまで読んだ本の話しなんでしょ」
千晶は少女のように舌の先をのぞかせた。
「うん、そうだけど、それが一番わかるんだよ。あなたがどういう人で、なにが好きか。心の底でどんなふうに生きたいと思っているか」
千晶は窓のむこうを見ている高生にいいたかった。これほどたくさんの本が書かれているのは、そのせいなのだ。本はひとつひとつがちいさな鏡で、読む人の心の底を映し出す力がある。
かの佳作「ハイ・フィデリティ」では、主人公の音楽オタク達の「どういう人間であるかより、何が好きなのかの方が大切」という極端な価値基準が批判の対象となっていたが、個人的には「何がどうして好きなのか」はある人間と近しくなれるか、なりたいかの判断材料としてとても重要なものだと思う。別に同じものを好きでなくてもいいし、嫌いなものを好きでも構わない。どうして好きなのか、がわかれば。
そして「本」は、その判断のジャンルにおいて、かなり身近でありながら実はかなり奥深いものかもしれない(音楽や映画に比べて)。千晶(石田衣良)の言う「本はひとつひとつがちいさな鏡で、読む人の心の底を映し出す力がある」というのは真実だろう。
次に読んだのが、遅ればせながらやっと入手した「こんな僕でも社長になれた」(家入一真、ワニブックス)。
仕事でもおつきあいのあるPaperboy&co.社の社長による自叙伝だが、予想外によかった。
いわゆる76世代の成功者と言われる同年代のITベンチャー社長の半生というと、かえってシニカルな反応をしてしまいがちだが、経営論的なものは一切出てこないし、登場人物が交わす福岡弁への親近感からか案外すんなり読めたので、その他の有名社長よりもかなり共感できる部分が多かったと言えよう。
どんな人にだって、どこかにきっと、何も恐れることなくハッピーに暮らせる場所があるはずだ。前に進まなくたって、逃げたって、生きてさえいれば、きっといつか、そんな場所にたどり着く。逃げることは、決して悪いことじゃない。
こうした言葉はとらえようによっては「前向きではない」「弱い」という印象を持たれるし「結果(成果)が出たから言えること」という意見も確かにあるだろう。
でも最近、世の中全体に昔ほど余裕がなくなっていると確実に感じるし、強いヒトにはますますつらい弱者に優しくない気がする。人間関係における言葉遣いも、ボクが子供のときよりキツイと思うし、こんなに鬱病のヒトが多いのは「逃げる場所を探す時間」も「探せる雰囲気」もないからじゃないか。
身動きが取れないことに絶望的になって、自ら命を絶ってしまうくらいなら、誰も追ってこないところまで、全力で逃げればいい。
週末も小田原で無理心中と思われる事件があったが、父親も中学生の息子を手にかけるくらいなら逃げればよかったのにと思う。でも、もしかしたら・・・「誰も追ってこない場所」を知らなかったんじゃないだろうか。
改めて思った。家族、故郷、心落ち着ける場所・・・常日頃、そうしたものの存在を無意識だけど感じていられるようにしておかなくては。本を読み、人と話し、映画で笑い、共に酒に酔う。仕事ももちろんだが、そうした人間的つながりを30代、大事にしたい。
来週は恒例の合宿。これもまた友人との繋がりを保つ大切な時間。楽しみだ。
8.14.2007
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メモ:人間の関心への価格付けとか。 |
先日、日経IT Proで池田信夫氏が新著「ウェブは資本主義を超える」についてインタビューを受けていた(こちら)。いくつかメモっておきたい言葉があったのでこのエントリで。まずは情報過多の時代における希少性について。
情報の少ない世界では,情報が希少であるために情報に価格がつく。しかし情報が溢れるように提供された時、相対的に希少になるのは何か。経営学者ハーバート・サイモンは、それは情報が消費するもの、すなわち「人間の関心」だといいました。関心を集めるものに値段がつくようになります。
Googleのビジネスを説明する言葉はいくつか出回っているが、個人的にはこの「"人間の関心"に値段をつける(そして流通させる)」という言葉をあてはめてみるのがしっくりきた。検索の結果が表示されるページに広告(池田氏は"狭告"と表現している)を掲載することで、従来に比べより効果の高い広告効果を得る。まさしく彼らが扱っているのは(利用者の)intentionであって、(出稿者による)attentionとは似て非なるものなんだな。
続けて日本の携帯産業について。
世界の携帯電話市場で,日本メーカーのシェアは(海外と合弁のソニー・エリクソンを除けば)7%しかない。それなのに日本の携帯電話メーカーは9社 もある。その原因は,第2世代携帯電話の規格を決めるとき,郵政省が既存の通信事業者だけに無償で電波を割り当て,しかも技術標準まで日本ローカルの PDCという方式に統一したためです。おかげで日本の携帯電話は世界の市場から遮断されているので,超高機能・高コストの製品ばかり開発され,世界の市場 ではまったく通用しないが,キャリアが全量買い上げてくれるので,みんな仲よく共存できる。
こういう状況を,海部美知さん(在米コンサルタント)は「パラダイス鎖国」と表現しました。世界第2位の大きな市場で,ほどほどにもうかるパラダイスに安住しているうちに,日本のIT産業はグローバルな競争に取り残され,韓国や台湾にも抜かれつつあります。
このような日本市場の特殊性については様々な分野で語られているが、特に携帯電話分野の歪さ(いびつさ)については、iPhone登場以後、日本市場への導入の可能性を巡る議論の中で目にする機会が増えたように思う。そして国内の全メーカーの年間生産総台数がNokiaのたった3ヶ月分の出荷台数にほぼ等しいというようなことを聞くと、日本の携帯電話市場がガラパゴス諸島のように思えてくる。
でもこうした(グローバル・スタンダードではないという意味での)特殊性は、携帯電話に限らないように思う。自身が関わっているMBAを始めとする高等教育の分野では、とりわけアカデミックな分野においてその印象が強い。大抵の場合、監督省庁が音頭をとってM菱総研とかが莫大な予算を引き出して、「箱」とか「制度」とかつくって終わり、というパターンが多いなあ。つくりっぱなしというか、運用まで面倒を見ないというか。実情を無視した設計や、妥協だらけの企画でそうなってしまうんだろうか。自らの仕事も含めて反省せねばなるまいよ、と思った。
明日は仕事はお休み。暑くなりそうだ。
8.13.2007
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撃たれて野次られて。 |
iMac導入後、劇的に改善された処理能力を活用するべく購入し、楽しんでいるのが「Call of Duty」。ええ、ゲームです。でもこれが結構面白い。
内容はいわゆる戦争モノで、FPS(First Person Shooter)と呼ばれる主人公視点のリアルタイムシューティングゲーム。プレイヤーは第二次世界大戦中のアメリカ、ロシア、イギリスの兵隊になってD-Dayを含む様々なミッションに参加するのだが、子供の成長には良くないかもと思わせるほどの映像(というか動き)のリアルさで、これがハマる。
寝る前などにひたすら戦闘に集中しているともやもやした思考が消えてなくなりイイ感じ(もしかしたら悪い夢を見やすくなるかもとか思ったが今のところその自覚はない)。いきなりドイツ兵と鉢合わせしたりするとしゃっくりも簡単に止まるし。
6月後半から始めて、暇を見つけては戦闘にあけくれた結果、7月にはミッションは全てクリアしてしまったが、KSG君曰く「ネットワーク対戦すればいいじゃん」と。なんだそれ。ということでやってみたら・・・ボコボコにやられましたよ、世界中から参加している猛者どもに。コンピュータと対戦している時と違って、こちらが全然想像もしていない場所から狙撃されたり、全然歯が立たない。やっぱり人間相手は油断ならないなあと実感した次第。でも海の向こうの青白い童貞オタク(偏見?)に殺されたかと思うと腹が立つなあ。絶対上達してやる。
それにも増して腹立たしいのが、普段「またピコピコやってんの?!」(ピコピコとか音しないもん)といい歳をしてゲームに興ずる夫を口撃するヨメに、「うわ、鈍臭い」とか「いまなんであんなボーっと突っ立てたの?」とか野次られること。うるさいぞ!
ストレス解消のつもりが、余計ストレスを溜めてしまう今日この頃。
8.11.2007
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UBUDが誘っている・・・ |
まだ夏期休暇の予定がはっきりしない我が家。はたして休めるのかも微妙・・・。logpaperの新アイテムもあるしHarvardの翻訳ケース販売開始もあるし、その他にも私事が諸々。まあ仕事が遅いだけなんだけども。
そんな折、友人のAndy夫妻が9月にバリのUBUDへ行くと聞いた。彼らから現地の情報を求められたので古いブログのエントリを探してみると・・・最後に行ったのは2004年。もう3年近く行ってない!!
● 2004年11月のエントリ(exblog)
読み返していると無性に行きたくなってきた!!レンタカーのジムニーが二駆でもスリックタイヤでもいいからボーッとしたい。今後についてゆっくり考えたい!
衝動的に調べてみると、9月中旬の三連休、シンガポール航空利用の往復(シンガポール経由、シンガポールでストップオーバー可能)で60000円/人。魅力的ではないか?でも今後出費もかさむしこの時期に30万円近く散財するのは賢くはないかもなあ。
てかこういう調べ物と同じくらい早く仕事片づければいいのに。 > ボク
8.09.2007
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仕事して飲んで産まれての水曜日。 |
午前、ビジネススクールとの打ち合わせで日吉へ。久しぶりにスーツ&ネクタイの日に限って真夏日とは・・・。こまめにエアコンの効いたところ(ドトールとか)で休みながら移動するが、汗をかいた甲斐あって、新しいココロミを含め諸々上手くいきそうだ。
ただ問題は国から金をもらって同じ分野に乗り出してきた経産省の外郭団体でもある某研修センター。「民業は圧迫しませんのでご安心ください」と言いながら同じマーケットに参入してきた。ヤマト運輸の気持ちもわかる今日この頃。
午後は海外コンテンツのディストリビューションの準備。WebはもちろんDBに入れる情報にかなり手を加える必要がありそうだ。今月の週末はシコシコ翻訳作業に追われることになりそう。
夕方、logpaperの新しいアイテムについての打ち合わせ。プロダクトの形はほぼ決まったので、それを編集&作成するためのインターフェースなどについて決めなくては。しかしアイテムとして、かなり面白い感触。今の構想が実現できれば世の中、面白くなるぞ。
夜は以前の同僚達と久しぶりに再会。新橋の「魚金」で。元の会社とは様々な理由で疎遠な彼らだが(理由は案外共通だったりする)、個人的には「同じ釜のメシ〜」的な想いもあり、繋がっていたいと思う面々だ。それぞれ様々な分野で活躍していて刺激にもなるし。近況報告、妄想、昔話(これがイチバン花が咲いたりして)を肴にかなり飲む。
それはそうと、今日、また一人姪が増えた。義妹が2人目を出産。予定日よりも10日弱早いが、母子ともに健康らしくよかった。上の娘が「さくら」なので下の子は「ぼたん」にしようと勝手に決めている義兄夫婦に義妹は「花札じゃないんだから」とダメ出し。そうか、じゃあ「きく」か「ゆり」で。「保育園のクラス名じゃないんだから」とか言われそうだけど。その前に、なんでボクらが決めなくちゃならんのか、という話か。
※そういえば元先輩&元同期のカップルであるところのY家にも待望の第一子が誕生。YJMさん、CHIEちゃん、おめでとう!
8.08.2007
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Youtube初体験(動画UP) |
月曜日は有休で病院。週末の疲れもあったのでちょうどよかった。しかも待合室に「ENGINE」が揃っていて、久しぶりにクルマ情報をアップデートできた(徳大寺有恒の老人ぶりにびっくり)。新しいCクラスも興味をそそられたが、セダンとしてはC6がスゴクイイと思った。ドリューに同感です。
診察&治療は昼過ぎに終わったので、麻布十番の次姉家族のところに顔を出して姉と四方山話。姪×2人甥はディズニーチャンネルに熱中。なんだかんだ言ってハーフの子供は可愛いが、相変わらず自分と家族以外に興味はない感じで(笑)やっぱり外国人だよなあと実感。もう少し大きくなったら少しは叔父に関心を持ってくれるんだろうか。夕方、帰宅した義兄と少し話してから辞去。次に会うのは来年かな?
麻布を出て六本木へ。YNG君を拾って大崎へ向かい、YNG君の会社(ボクの以前所属していた会社)の複数の部門で行うフットサルに参加。VIPコートとは名ばかりの狭く空調のない屋内コートは想像を絶する暑さで、とてつもなく疲労して帰宅。
早く寝ればいいものをヨメとのスカイプチャットで寝るタイミングを逸してしまったので、Youtubeへの動画UPを初体験してみることに。題材は甥ッ子が持参したこれ。
彼がこの春から夏にかけて制作した自作の「ピタゴラそうち(by ピタゴラスイッチ)」作品集。叔父に自慢したかったらしく旧式のデジカメで撮影した動画を持って上京してくれたのだが、見て感心。うまく作るよなあ。中には「あれ?」という作品もあるがそれはご愛敬。是非お楽しみを。
ちなみに「ピタゴラそうち」のようなからくり装置を「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」というらしく、ゴールドバーグ氏のWebサイトを見るといろんな装置のスケッチがあって面白い。多摩大学ではコンテストもやっていて、昨年の作品集を見ると結構デカイ作品もあったりする。甥ッ子もいずれこういうところで作品を発表するようになるのか・・・。
それにしてもYoutube簡単。普及する理由がわかった気がする。何事もまずは体験してみることだなあと実感。
8.04.2007
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暑く忙しい週末。 |
ヨメが中国出張で不在の週末。
土曜日は子供たちの夏休みにあわせて上京した長姉家族(義兄除く)と、同じく夏休みに帰国した次姉家族と久しぶりの再会。一番下の姪っ子が大きくなっててびっくり。
木 曜日からディズニーランドを楽しんだ両家族は少々お疲れ気味であったが、ロイズ@六本木ヒルズで昼食をとったあと、今回ボクがホストを務めさせていただく 長姉一家を連れて台場へ。台場を見たい&雑貨を見たいという姪のリクエストに応えてデックスへ行き、埼玉近辺のヤンキーカップル(偏見)で溢れる店内を散策。姉は「台場一丁目商店街」を楽しんだ模様。
その後、豊洲のららぽーと、北千住ルミネのプラザ(ソニプラ)という華やかとは言えない場所を巡った後、もんじゃ「浜作」で玉のような汗をかきながら夕食。子供たちは初めて食べるもんじゃ(明太チーズ+ベビースターが気に入ったみたい)をほおばって満足気。
日曜日は、江戸東京博物館から。特別企画展の「大鉄道博覧会」を楽しみにしていたテツである甥っ子は、しかし連日の過密日程がたたり、企画展のみの見学でダウン・・・。姉が付き添って博物館の救護室で休ませている間に、姪を連れて湯島天神にお礼参り&浅草仲店探訪。その後、少し回復した甥と合流して、彼が行きたがっていた秋葉原の電子部品ショップへ。文字通り気力を振り絞ってお目当てのパーツをゲットした彼は、本格的に発熱&ダウン。急遽家に戻り休息。熱中症かな。
余談だが、初めて行った江戸東京博物館。思いのほか楽しめた。個人的には明治以降の展示はイマイチだったが、江戸時代の展示はかなりいい。越後屋の店舗模型などは、当時の圧倒的な豪商ぶりがうかがえる迫力だし、上下水道に関する展示からは、ベニスと並ぶ水の都と謳われた当時の江戸の都市としての実力を垣間見ることができた。未訪問の方、おすすめです。
で、17時。今回のメインイベントとも言える焼肉「正泰苑」には、結局姪っ子と2人で行くことに(姉と甥は留守番)。「Kちゃん大丈夫かねー」と言いつつも、食いしん坊の姪は初めて食べる極美味の品々に大満足。いちいち反応が面白い。「次回はみんなで食べたいねー」なんて言いながら大人の分量をペロリ。将来手強いぞ。
帰宅しても甥の熱は一向に下がらず。翌朝は6時の始発新幹線とのこと。甥の熱がなかなか下がらないが、協議の結果、とりあえず新幹線の中で寝て帰ろうということで強行することになり22時前に就寝。翌朝、5時前に起床しクルマで東京駅まで送る。ぐったりした甥を背負って改札へ。慌ただしく別れの挨拶をすませ見送る。甥は始発を予約した一番の理由「新型N700系」を味わうこともなく帰途についたそうな・・・。
体調万全でまたおいで〜。さすがに叔父さんも疲れたぞよ。
8.03.2007
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実現したいアイデアはあれども。 |
仕事メモ。 「旅」をターゲットとしたSNSであるところのマタタビのプロデューサーS氏とK氏が、紹介してくれたRAWHIDE.のI氏と共に名古屋から来社。logpaper&Photobackのマタタビとの協同プロモーションと連携についてアイデアを交換したが、実現できれば色々面白いことができそう。
それはそうと、S氏、K氏、両名とも着席するやいなやMacBookProとMacBookを取り出して、あらためてWeb系開発者のMac率が高まっていることを実感。たぶんその背景には一般に言われている「CPUがintelになってWindowsが使えるようになったから」というポコ○ンでも想像できる理由の他に、伊藤氏(はてなCTO)の言うこんな理由があると思われる。
閑話休題。マタタビも面白いが、RAWHIDE.のサービス「トイスタ」との連携も是非実現したい。子供専用SNSである同サービスは、子供に「ネットは恐くない」ことと「安全に賢く使うためのルールやリテラシ」を教える場として運用されているが、この思想は"危ないものからとにかく遠ざける"的な発想が目立つ昨今、至極真っ当なアプローチであると感じる。そしてボクとしてはここに「モノ作りの楽しさ」や「発想やアイデアをカタチにして共有すること」を付け加えられたらもっと素晴らしいんじゃないかと思う。
思えば昔、LEGOでいろんな"作品"を作っては、裏庭の窓を開けて隣の家のタカくんと見せ合ってたものだが、近所に同年代の子供が少ない現代の子供はそういうチャンスもないだろうし、であればネットはそういう楽しみ方を提供するためにこそ活用されていいと思うからだ。
そんなこんなで、他社サービス連携のアイデアは日々浮かぶし、色んなヒトから声をかけてもらったりしているが、いかんせん応えられるものが少ない。それは弊社のリソースの問題であると同時に、考え方の問題(あえて"問題"と言いたい)でもある。ネットにサービスの入り口(というか大部分)を持っていることのメリットがほとんど活かされていない気がする。たとえば「FlickrからCCの写真を持ってきてNOTEを作る」というシンプルなアイデアの実現に時間がかかる(と判断する)理由がわかんないなあ。面白いと思わないから実現したくないだけなんだろうか。
でもこの種のアイデアを「面白い」と思わない時点で、Webの「やってみようカルチャー」とは明確な乖離がある気がするし、だったら完璧な完成品(ありえないけど)を巨額のPR費かけてリリースすればええやんか・・・そんなことを面白そうなコンシューマ向けWebサービス会社との打ち合わせを通じて(あらためて)感じた一週間だった。
来週からは本格的にNOTE、logpaperの認知向上に取り組みながら、Harvard Business School&KBSとの交渉。9/1の翻訳ケース販売開始に向けてやることは山積だ(英語堪能な方、書誌情報翻訳のバイトしませんか~?)。
ヨメは今日から中国出張。週末は上京した姉家族のアテンドをひとりでやらなくてはならない。タフな週末になりそうだ。
8.02.2007
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検索ワードランク1位は・・・ |
昨今、このブログに到達する検索ワードのTOPは参院選の影響か「上野公成」。Googleでサーチすると1ページ目にこのエントリが出てくるからと思われるが、彼の落選に少しは影響があったのかしらん。
久しぶりに旧ブログの解析もしてみたら、こちらもまだ一日50〜80人くらいは来ててびっくり。Bloggerに移行して久しいがエントリ総数は圧倒的に多いこともあって、検索結果で訪れるヒトが相当数いるようだ。
ちなみに最近はこのエントリが一番人気。
あらためて読んで以下のフレーズをメモ。
常々、料理と同じく、中身にあわせた器というものがコンテンツにもあるべきだと思っているが、最近はその逆(=仕組みにコンテンツをあわせる)が多く、自らも仕事においてそれを意識しすぎていたように感じられていた。
そしてこれも。
言われてみれば、周りの「センス」のあるモノやヒト、コトは、そうしたルック&フィールを備えている。あるボタンや言葉が存在する(発せられる)場所やタイミングが「良い感じ」であること。ストレスなく使えてつきあえること。それが私にとっては「センス」のあるモノやヒトだったりします。
確かに単純にデザインに走ったものは格好は良いとは思うけどセンスを感じることはないなぁ。
既存のサービス、これからのサービスでも改めて意識していきたいと思った。
8.01.2007
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オリジナルノートを楽しむ習慣を。 |
本日、予定通りlogpaperに新アイテムの投入が完了。色々あったが何とかリリースできた。
今回新しく編集・作成できるようになったアイテムは「NOTE」(ノート)。これは表紙に自分の好きな写真/画像をカラーでプリントできる、32ページのカジュアルなノート。今回の大きさはA4とB5の間くらいのサイズで、中紙はヨコ罫線(U罫=8mm)、5mm方眼、無地の3種類から選ぶことができる(NOTE1冊につき中身は1種類のみ選択可能)。※詳細はコチラ
目的に応じてテキストを組み合わせることもできるので、いわゆる学生が使う勉強用のノートはもちろん、ビジネスパーソンが使うノートとしても有望な気がしている。プロジェクトが発足したらメンバー共通のノートを作ってみるとか、インナーブランディングにも使えそう。
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