基本、Jリーグ(以下、J)はスポーツニュース以外で観ることはないが、もちろん自国リーグなので、発展&レベルアップして欲しいとは思っている。ボールの置き方(トラップ)が下手だとか、パススピードが遅いとか、FWが外国人ばかりで決定力云々はないだろうとか、言いたいことは色々あるが、現時点で欧州のトップリーグと比べてもしょうがないし、足りないものをどう補っていくかが重要だろうし。
そんなわけでACL(AFC チャンピオンズリーグ)に参戦するJのチームには、心底頑張って欲しいと思っている。アジアとはいえJ以外のフットボールに触れて世界(=日本以外)を知るまたとない機会だし、勝ち抜けば年末のクラブワールドカップで、欧州&南米のトップチームとの真剣勝負の場が持てるからだ。代表選手も数多く在籍するチームがそうした真剣勝負の経験を積むことは代表チームのレベルアップにも繋がるし、それを観戦できるフットボールファンにとっても彼我の差を認識して冷静な観戦力を養える。そうした諸々が、ひいてはこの国の「フットボール総合力」をあげていくことになると思うからだ。
だから、JFA(日本サッカー協会)のキャプテン(←この呼称自体どうかと思う)&専務理事の発言にはびっくりしたぞよ。
● 川淵キャプテン主力温存の川崎Fに苦言
● 川崎F“バッシング”にWショック
● 川崎F関塚監督が「犬飼発言」に反論
簡単に言えば「チャーター機まで出してやった川崎がACLでも負けた上に、帰国後ベストではない(と協会が判断した)メンバーでリーグ戦を戦って0-4で負けたのはケシカラン」ということを言ってるらしいが、メンバーの入れ換えは規則に則って行われたようだし、浦和と比較すれば圧倒的に移動距離が長く疲労も激しかった川崎の方に理があると思うけれど。つい1ヶ月前にプエルタの悲しい出来事があったばかりなのに、まだ選手の心身を削ろうとする思考が理解できない。
マスコミに対して「8人も代えるのはファンをバカにしている」という台詞を吐いた川淵。そこまでファンは馬鹿じゃないだろう、と言いたいよ。彼はオシム代表監督就任直前に自身の発言で千葉ファンを馬鹿にしたことを思い出してみる必要があるな。でも思い出せないかもな、都合の悪いことは。自分の晩節を汚すのは勝手だが、日本のフットボールを停滞させないで欲しいものだ。
それともやっぱり、「偉い人にはわからない」なんだろうか。
9.28.2007
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JFAってほんと考え方がセコイ。 |
9.26.2007
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バルサvsセビリア、不調の根源は。 |
遠い異国の単なる一視聴者には如何ともし難い「現地権利元の都合」と呼称される複雑な事情(詳細はリーガ・ブログ・ドットコムの「マドリーダービーが放映されなかった事の真相」参照)で、極端に放映されるゲームが減った今期のリーガ・エスパニョーラ。特にマドリーやバルセロナのゲームの放映がないのがつらい。いっそのことWOWOW辞めてスカパー!にしようか、とも思ったがやっぱりリーガが好きだし、映画と海外ドラマで十分元をとっている気もするので、とりあえずWOWOWを応援しようと思っていたら、急遽「バルセロナvsセビリア」の放映が決定。
今期、バルサ初観戦。しかも相手はバルサに劣らぬスペクタクルなフットボールで昨シーズン、一気に欧州のTOPグループにのし上がってきたセビリア。好カードに期待はいやが応にも高まる。だが・・・いささか期待はずれなゲーム内容だった。
理由はいくつかある。セビリアが今シーズン初のカンプ・ノウでのアウェイゲームということで、慎重(守備的)なゲーム運びに終始したこともあるが、それよりもホームの声援をバックに責め立てるはずのバルサの攻撃が、コンビネーションの面であまりにお粗末だった。今シーズン、アウェイで勝ちきれない、何より内容が良くない、という評は耳にしていたが・・・CLの対リヨン戦はたまたま調子が良かったんだろうか?
まずビルドアップの段階においてはマルケスの不調が目立った。昨シーズン中盤からどうも良くない。05-06シーズン、あれほど正確無比だった高速ロングフィードは一体どこに?全てが力任せな感じで、あの軸足を落としたバネのあるフォームは見られない。ショートパスもいくつかカットされる体たらくで、安定感溢れるG.ミリートがいなかったら、結構危なかった。後半のCKに頭であわせたプレイとアンリに通したロングパスには好調時の面影を少し感じられたが、このままではプジョルの復帰で控えに回される可能性は高いと見た(もしかしたらそれが不調の原因?)。
次に中盤。まずシャビ。球離れが好調時にくらべ1テンポ遅くラストパスが通らない。カットされたボールを追いかけて体力を消耗し、もっと遅くなるという悪循環。本人もイライラしていたが、利き足だけでなく左足でもボールを散らせるようにならないと、プレッシャーのきつい相手には難しいのではないか。現時点では少なくとも確実に一人をかわして数的有利をつくれるイニエスタ先発の方がいいんじゃないかと思った。
次にデコ。彼もいまいち本調子ではないように思えた。守備では相変わらずいいところにポジショニングして、時には反則覚悟で攻撃の芽を摘むという玄人仕事を見せていたが、攻撃面ではいまいち。ミドルシュートはもちろん、相手を引きつけてから中、あるいは逆サイドに放るクロスボールに勢いがない。セビリアのDFラインの頭を越えないことも何度かあった。
ビルドアップの起点が不安定で、かつ司令塔も不調。これがバルサのコンビネーションを狂わせていたように見えるが、ゲーム全体を通じて、結局のところ一番の原因は頭(先頭)にあったと思う。
頭、すなわちCF。この日1トップに位置したアンリの動きが、中盤から前のコンビネーションをボロボロにしていた。
彼はバルサのゲーム展開の中で、まだ1タッチでボールをさばけない。バルサがバイタルエリア付近でCFにボールをあてるときは、それまでの緩いパス回しから一気にペースアップしてゴールに襲いかかるタイミングなのに、彼はアーセナル時代に味方の攻め上がりを待つために行ったようなボールキープをしてしまい、ペースを逆に落としてしまう。
そして序盤でそのプレースタイルを看破したセビリアは、アンリおよびアンリへのパスコースに激しくプレッシャーをかけ始め、自分でスペースを作る動き方を知らないアンリは、苦しい体勢でしかボールを受けられずボールを失う回数が増える。ボールを失ったり、あるいはパスをカットされたりするアンリに対してボールを出すタイミングを失った中盤のパサー達は、ボールの出しどころがなくなり、自らドリブルで切り込み消耗、余計パスが出せなくなる。
彼のストライカーとしての能力には疑問はないが、スペースを与えてこその選手であるような気がする。リーガで、いやバルサで彼がその能力を発揮するには、バルサのスタイルに適応する必要がある。
たとえば、バルサのようにフィールドのどのエリアでも三角形をつくり出すポジショニングを標榜するチームは、逆に相手DFも狭い範囲に密集することが多い。つまりスペースがない。そうした場所では1タッチで三角形のどの頂点にボールをはたくか、あるいはいずれかの辺をドリブルで突き破るかを瞬時に判断する必要があるが、アンリにはまだそれができていない。
たとえば、バルサのように正確なロングフィードが飛び交うチームでは、一瞬でサイドが変わる。CFは真ん中でウロウロしているだけではなく、相手の目が左右に動いている間に上下の動きを組み合わせて自分や2列目の選手のマークを外し、サイドからのパスコースをつくることが求められる。が、アンリにはまだそれができていない。
課題は多い。ただ後半、シャビと後退でピボーテに下がったイニエスタに代わって左FWに位置したアンリは、得意なスペースを手に入れて「らしい」プレイをそこここに見せた。先制点のアシストはスピード、コースとも素晴らしいものだったと言えよう。
しかしFWの左サイドは本来ロナウジーニョのもの(今回は休養のため欠場)。もしアンリがプレイスタイルの変更に時間がかかるようであれば、ロニーを中央に置いてアンリを左に張らせた方がいいような気がする。右メッシ、左アンリ。それはそれで対戦相手には恐い組み合わせだろうし。
バルサも変わらず好きだが、今回は実はセビリアを応援していたボク。D.アウベスが途中降板したのは残念だった。最初からケルジャコフがいればとも思うが、ヘスス・ナバスもよく頑張った。次戦に期待したい。なのでちゃんと放映されますように。
9.25.2007
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惨敗と反省。 |
連休中日はフロンタウン鷺沼でフットサル。東京カープとしては約2年ぶりの大会参戦だ。
結果は・・・何とか予選リーグは通過したものの決勝Tで連敗し、8チーム中の4位。悔しいが、他のチームはほぼ全員経験者で若かったので妥当な結果、いや、健闘と言っても差し支えないかもしれない。いや言いたい。
初戦は絶好調だった。N波の先制点からYNGの個人技等で4点を奪い、ゴールマウスに陣取ったNGIKは184cm、105kgの体躯を活かして完封。幸先良いと思ったが・・・その後は苦戦。2ゲーム目こそN波の値千金ゴールでなんとか1-0で逃げ切ったが、3ゲーム目はいいように遊ばれて0-6の大敗。
決勝Tに入ってからはエースYNGの欠場(肉離れ)もあり、日頃の不摂生で明らかに動きの止まった我がチームは棒立ち。結局連敗して(3位決定戦は2-0からひっくり返されて2-5で完敗)4位に終わった。
敗退の原因は年齢からくる体力不足と、それを補うための技術&経験不足。
他のチームはほとんど全員が経験者で、若かった。6点取られたチームなんて19歳だ。一回り違う(結局彼らが優勝した)。こちらと言えば、初戦こそ調子がよかったものの、2ゲーム目後半くらいから足元が怪しくなって、3ゲーム目では初戦で追いつけていたボール追いつけなくなり、3位決定戦では追いかける気力もなくなる有様。
これを年齢のせいとすることは簡単だが、遊びとはいえ悔しいのも事実。現時点の体力と技術&経験において健闘したことは誇りたいが、もっとやれるはず。勝ちたい。体力維持&復活に本気で取り組むべきかも、と思った。ということで、何からはじめるか・・・。まずはタバコを控え、休肝日を作ろう。走るのは寒くなってからにしよう。
そんなことを思いつつ、祝勝会用に予約した三軒茶屋の大樹苑で馬鹿飲み&大喰いするメンバーであった(総合点で正泰苑本店にはあと僅かに及ばないが大満足だった)。
9.24.2007
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logpaperに公開機能を追加。 |
logpaperにようやく作品公開機能が追加された。
といっても、購入済みアイテムのプレビューページのパーマリンクURLをメールやブログで知らせることができるだけで、PhotobackのSTAGEのようにギャラリー的なエリアがあってそこで色んなヒトの作品が一覧できるというものではないので、まだフェーズ1というところか。
その代わり、Photobackにはない「公開範囲指定」と「パスワード付公開」の二つの機能は実装済み。前者はアイテムの中の公開したい部分を指定できるので、たとえば住所などが記載されたCARDの裏面などは公開しないことが可能。加えて後者はパスワードを知り得る範囲にしか公開しないというWebアルバム的な使い方ができるので、前者と組み合わせることによってよりパーソナルな内容のアイテムも公開しやすくなるというわけだ。
ということで、早速ボクもウエディング用サンプルとして作成したアイテム(CARD)を公開してみることに。
● 花咲く日々のはじまり
※ サンプルとはいえ非常にパーソナルな内容なので、パスワードを設定させていただいた。悪しからず(興味のある方は、ボクのヨメの名前をアルファベット小文字で入力してみてください)。
なかなか簡単でイイカンジ。フェーズ2では公開/非公開の設定をもう少し簡単に(my-logpaper画面からできるように)して、コメントを受け付けたり、閲覧数とかのログも取れるようにしたいものだ。
9.22.2007
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リバウドすごい、すごいリバウド。 |
連休中日の23日は、約1ヶ月ぶりのフットサル。しかも大会出場。大丈夫かしらん。平均年齢33歳の「東京カープ」としてはメンバー全員が怪我なく楽しめることを優先したいところ。
でも優勝は狙います。だって祝勝会会場も予約してしまったから。
ということで、直前対策のイメトレを行うべくYouTubeでリバウドの映像を探していたら、00〜01シーズン最終説の伝説の一戦「バルセロナvsバレンシア」のダイジェストを発見。
※ 実況はクラッキーこと、倉敷保雄、コメンテーターは金子達仁だが、彼らの反応があまりに素のまんまで面白い。
得点王&CL出場権が懸かったゲームでこのプレイ。いやはや、スゴいなこの人は。どうか長生きしてください。
9.20.2007
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現行型シーマって需要あるの?と思っていたら・・・ |
なんと伊藤 "スクール・ウォーズ" かずえは、初代(FY31型)シーマに17年(!)乗り続けているらしい。エンジン載せ替えて。走行距離も20万キロオーバーだそうだ。
● 体の一部 40万キロまで走りたい
なんかいい話じゃない?(CarTimeでインタビューしてくれないかな。ボク同席したい。)
9.18.2007
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またもや訃報でブルーな連休最終日。 |
新居のインテリアについてヒントを得るため(そう、来年引越すことにしました)、久しぶりにIKEA船橋を散策したり、ACTUS新宿をひやかしたりして、それなりに充実した連休最終日だったが、最後の最後に友人のブログで悲しいニュースを知ってしまった。
● Colin McRae killed in Helicopter crash
なんということだ・・・。
コリン・マクレー。ラリー・ドライバーではJ.カンクネンの次に好きなドライバーだった。どう好きだったかとか書くのもつらい。
ただただご冥福を祈りたい。
9.16.2007
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友人のパパぶり確認&軍鶏に舌鼓。 |
連休初日、午前で終えるはずの仕事@自宅が終わらず結局夕方までかかる。理由は録り溜めたEURO予選×2ゲームとこれまた録画の日本A代表対オーストリアを観ながらだったから。そしてEUROに比べ我が国代表のあまりに稚拙なフットボールに考え事に集中できなかったから。この件についてはまた別に機会に自分の思考を整理してみたい。
夕方、友人YNG夫妻&6ヶ月の赤ん坊が来訪。彼(の赤ん坊)へのプレゼントとして何人かの友人と共同購入したストローラー(ベビーカー?)を受け取りに来てくれたついでに、ヨメも加えて晩飯を食べる。赤ん坊連れなので落ち着いたところに行こうということで、駅前の軍鶏料理のお店へ。店主自らが自分の農園で120日以上かけて育てた歯応え&滋養豊かな軍鶏鍋をつつきながら、YNGのパパぶりを拝見。
意外にもしっくり来るその姿に驚きを覚えたが、奥様曰く「出産時、陣痛で苦しむ私の脇で椅子に足を組んで腰掛け、表示される胎児の心拍数表示を見ながら「お、松井」とか「長嶋、ただし監督」とか呑気に"背番号ゲーム"やってるの見て殺意を覚えた」(笑)とのことで、その辺は家庭でも相変わらずなのね、と変に安心したり。
ボクには子供がいないが、もし授かったとして「子供ができて彼も変わったね」なんて台詞は言われたくないような気がする。なんとなくだけど。そういう点では、ボクの周りの友人にはあまりそういう人間がいないので、彼らをよき先達として参考にしたいと思った(ヨメが何をしたら怒るか、の反面教師も含めて)。
9.14.2007
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最近のコメントを復活させた。 |
何だかんだともう半年近くBloggerを使っており、携帯電話のブラウザ(not PCサイトビュアー)では見られないことを除けば、それなりに満足している。
トラックバックを送信できないのは「HALOSCAN」で何とか解決できるし、最近のコメント表示もサイドバーにフィードを表示するパーツを設置してコメントフィードのRSS表示させるという方法で問題なく運用できていた・・・が。
なぜだが3週間ほど前から最近のコメントが表示できなくなっていた。おそらくメインのHTMLを触ったことが原因なんだろうが、素人の悲しさ、何をどう触ったのがまずかったのか皆目見当がつかない。ということで、違う方法で表示させることにした。治さず誤魔化すタイプなのです、ボクは。
色々調べてみるとRSSを表示するJSを生成してくれるサービスがいくつかあるみたい。何て便利なんでしょう。要するに今までBloggerの純正パーツで行っていたことをサードパーティのパーツで代用するだけなんだけど。
今回利用したのはインストラクションが簡単に見えた「Feed2JS」。あまりにそのまんまなネーミングがよろしい。
まずはFeed2JSのサイトに行き、上部メニューから「Build」を選択。「URL」欄にBloggerのコメントフィード用RSSアドレスを入力(http://******.blogspot.com/feeds/comments/summary)。「UTF-8 Character Encoding」をチェックする他はお好みの設定で。「Generate JavaScript」ボタンを押すとスクリプトが表示されるので、それをコピーしてBloggerのサイドバーに貼り付ける。それだけ。何て簡単なんでしょう。
こうして無事、「最近のコメント」機能が復活。唯一の難点は「«details»」を非表示にする方法がわからないことだが、今までの方法より若干フィードの取得が速い気がするし(気のせいかも)全般的に快適なのでよしとしたい。
さて、そんなことより三連休をどう過ごすか、である。15日は仕事やら家事やら日中いろいろやることがあるので、実質土曜日夜からか。でもヨメは月曜日は仕事らしいし、結局下町で飲んだりして終わりかもしれない。さて、NZバーでも行くかな。
9.13.2007
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「続きはWebで」を笑う。 |
京都時代によく目にしていた「ひらかたパーク」のCM。関西らしい一風変わったCMで面白いものが多かった。東京に来てからはもちろん見る機会はなくなって忘れていたが、「広告会議」のこのエントリで久々に思い出した。
● ひらかたパーク「続きはWEBに無いです。」(広告会議)
やっぱおもろいなあ。最近流行りの検索窓と思いきや・・・の演出は巧い!ラッキィ池田のダンスも久しぶりに見ると独特でいい感じ。
→ ひらかたパークのCMギャラリーはこちら。
世の中の流行モノに「右倣え」ではなく、それを無視するでもなく、違う見方を意識させくすりと笑わせるのはなかなかの腕。
9.11.2007
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楕円のボールが呼んでいる。 |
最新のNumberPlusを購入。今回の特集は7日から始まった「ラグビー・ワールドカップ2007フランス大会」。
岡山出身のボクにとってラグビー部は身近な存在とは言い難い。元来、自分でプレイしない(できない)スポーツに対する観戦意欲が薄く、かつ(人一倍華奢だったので)体格に恵まれたヒトの(ための)スポーツに対する嫌悪感もあった。
しかし、サッカーと源を同じくするラグビーには、どこかで親しみは感じていたことも否定できない。華奢な自分にはできないスポーツに憧れていたのかもしれない。
そんなわけで、ラグビーというかラガーマン好きの母親からいかに「紳士の格闘技」が面白いかという説明を受けたり、社会人になって会社の同期Rくん(早稲田出身のラガーマン)からラグビーに対する熱い思いなどを聞くにつれ、いずれちゃんとラグビーを楽しんで(観戦して)みたいと思っていた。
そんなボクは考えた。今回のフランスW杯(以下、W杯)は絶好の機会ではなかろーか。世界最高峰の真剣勝負の肉弾戦を集中的に目にすることが出来る機会なんて、そうあるものではない(4年に1回はあるんだけれど)。
いや、もちろん大学ラグビーも日本選手権も見応えはあるのだろう。でも、サッカーでもワールドカップやEURO、そしてCLといった世界最高レベルの闘いを目にすることによって、ボクの「観戦力」は育て鍛えられたように思う。決してJFLやらJリーグでは醸成されなかった気がする。少なくともボクにとっては。
そう、ボクは今回のW杯を観ることによって、20年越しにラグビーの楽しさを知ることができるのではないかと期待しているのだ。
舞台は歴史あるヨーロッパ。ラグビーの本場(フランスには日本のエース大畑大介も所属していたプロリーグがある)で行われる、個性溢れる国々によるハイレベルの攻防、そして満員のスタンド。もちろん日本が悲願のW杯2勝目をあげる姿も見てみたいという期待もある(初戦は早速大敗しちゃってたけど)。
でもそれだけでは足りない。できれば経験者/観戦のプロの解説を聞きながら観戦したい。画面にあらわれない戦略や痛みや思いを耳にしながら深く楽しみたい。でも時には基本的なことも尋ねたいので(例:どうして日本代表にトンガやNZのヒトがいるのか、等)気の置けない友人が望ましい。ということで思い立ったが吉日、前述のRくんに観戦指南企画への協力をお願いしてみようと思う。
この歳で新しいスポーツの楽しみ方を知れるかもしれない。なんだか楽しみである。
9.10.2007
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NEON→talby→MesiaSkin。 |
行動録その2。飲み疲れた日曜日くらいしっかり寝てればいいものを仕事がない日はスッキリ目覚めるボク。
7時半起床。終わったばかりのEURO2008予選「イタリアvsフランス」と「スペインvsアイスランド」を観戦(観戦記録は別記)。
正午、起きてきたヨメと録り溜めたビデオをいくつか消化。
「ザ・ユニット」第10話でモリーが騙されたのにはビックリした。Annさんのブログに彼女について否定的なコメントを書いたのがいけなかったのかしらん。ごめんなさい。なんとか解決されますように。
続けて「クリミナル・マインド」。今回はまあまあ。実際このドラマ、第一シーズンだからか、登場人物のキャラがたってなくて(いや、むしろ無理矢理たてようとして少々ウザイ。特にIT担当のガルシア)まだそこまでのめり込めないでいる。毎回テーマ(今回は誘拐)について、いろんな統計データが披露されるのは楽しいんだけど。しばらく辛抱だな。
ところでエル・グリーナウェイ役の吹き替えをしている山像かおりさんのブログを発見。姉貴と同い年か。ERのルイス先生が有名だがERが声優初挑戦だったとは初耳。
観賞後はそろそろ買い替えたいソファで「DHBR8月号 製品開発力のプロフェッショナル」を読む。「海爾:現場主義の経営」は、17年で売上を1万7千倍にした海爾グループCEO張瑞敏へのインタビュー記事。リーダーシップとは何か、国籍やMBAの有無に関係ないその本質を読むことができる貴重な内容だった。「ブルーオージャン戦略の方法論」もなかなか面白かった。その流れでlogpaperの新アイテム投入についてメモをまとめていたら眠くなってきたので(笑)しばし昼寝。
16時~目が覚めて外出。タムラマで首、腰、右手の治療。今月末には久しぶりにフットサルの大会もあるので、腰は少しでも回復させておかねば。
17時、クルマで独り、有楽町のBicカメラへ。iPod touchはより大容量の機種が出てから検討することに決めてEXILIMケータイの購入をするつもりで携帯電話売り場に挑む。
しかし実機を前に、そのあまりに一般的すぎる造型と指紋が目立つ表面加工に対して(まだtalbyが壊れたわけでもないのに)1万円を超える出費をすることに二の足を踏んでしまい、最終的にはなぜか「MediaSkin」へ機種変更。talbyやその前に使ってたNEON(ヒンジがぶっ壊れた)と違って、キーは押しにくいしすぐ汚れそうだが、さすが速度は速い。それにauのポイントとBicカメラのポイントを使って(現金支払いナシで)変更できたのでヨシとしよう。気持ちのいいデザインだし。しばらく使用したらレビューしてみたいと思う。
帰宅後はヨメと、いつもの炭水化物を摂らない週末型の夕食。脂ののった秋サンマに豚しゃぶサラダと生ハム(普通のやつ)、そして冬瓜の味噌汁。全部美味也。
締めに録画した「ROME」を観て(クレオパトラがそんなに綺麗じゃない)就寝。
携帯を新しくした以外は特にこれという成果もない割に忙しく疲れた1日だった。皆、こんなもんなのかな。来週は連休(仕事が滞りなければ)。まだ取ってない夏休みも含め、秋の予定を考えておかねば。
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EURO2008予選観戦記録 (2007/SEP) |
まず「イタリアvsフランス」。
サン・シーロ(ACミランの本拠地)で開催されたイタリアのホームゲームだったが、まあ観客のブーイングの激しいこと。いくら因縁の対決とは言え、あれが本物のサポーターだなんて肯定的な意見には、ボクは反対だ。フランスが自らのホームゲームでやったように、どんな相手であれ礼節を尽くして迎え撃つ(そして撃破する)方が日本人のメンタリティにはしっくりくる。
ゲームそのものにも、特に見所はなかった。相変わらず国際試合では「消えている」アンリ、ガチガチにマークされてほとんど持ち味を発揮できなかったリベリー(顔が嫌い)のフランスはボールが収まる時間帯がなかったし、イタリアもトーニを怪我で欠きトッティが引退した攻撃陣には全く迫力がなく、ひたすら守備的な面ばかりが目立つばかり。
結局イタリアは今回の引き分けでスコットランドと順位が入れ替わってしまった。まあいつものごとく帳尻はあわせてくるだろうけど(必要なら審判を買収して・・・おっと)。
次に「スペインvsアイスランド」。「伊vs仏」にくらべればそれなりに楽しめた。
スペインは入場時、全員背番号15のユニフォームを着用してプエルタへの追悼の意をあらわしてやる気十分。しかし前後半を通じてプレッシャーをかけていたのはサポーターの(ちゃんとした)大きな声援をバックに戦ったホームのアイスランド。スペインが持ち味のパスサッカーを思うようにできなかったのは、雨で芝が重かったこともあるが、アイスランドの早くて激しいプレスの影響だろう。イライラしたシャビ・アロンソが報復行為で退場したのがその象徴だった(アロンソ、期待していたのに)。それにアイスランドのGK(名前忘れた)はかなり良かった。ビジャのFKやトーレスのシュートに対する反応はチェフ並みで「これはスペインの得点は難しいんじゃないの」と思わせた。
しかし、後半同点に追いついた攻撃の厚みは、さすがスペイン。決めたのはやっぱりイニエスタ。キューピーみたいな顔をしてほんとに巧い。ロナウジーニョに「あいつはホントに巧い」と言わせるだけはある。
それにしてもスペイン、勝ち点は重ねているとはいえ不安が残る。12日のラトビア戦も見守りたい。
この時期、代表戦と国内リーグで欧州出身のトップ選手の多くは、かなりハードなスケジュールでゲームをこなさなくてはならない。どうか怪我のないように。
9.09.2007
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秋の肝臓負荷テスト実施。 |
9月第一週末の行動録、その1。
金曜日の夜は福岡在住の友人Tの紹介で知り合った不動産/建築関係者との集まりに顔を出して、注文住宅事業を手がける友人Mを紹介。
恵比寿で始まった集まりは、そのほとんどが九州駐在経験者(その繋がりで開かれたのだが)ということもあり、途中からハイペースな「飲み会」に必然的に移行。アルマーニ・ジャパンのディレクターや美人ホテル令嬢なども加わったその集団は外苑前に場所を移し、シャンペンと葉巻に酔って午前3時お開き。果たしてMの人脈形成に役立てたのか、朦朧としながら帰宅してリビング(の床)で就寝。
土曜日、ハングオーバーに苦しみつつ正午には起床、フルーツを食べて起床したヨメを美容室に送る。自身もクリーニングを出した後、同じ美容室に行ってカット。いつものヒトがおらず別の女性が切ってくれた。余談だが若い男性の美容師は苦手だ。世界の違う同性の兄ちゃんと何を話せばいいのかわからないから。
アタマがさっぱりしたところで銀座へと向かい、転職で東京に越してきた幼なじみのO原くんを歓迎する会へ。ボクと同じくO原と幼稚園~中学まで一緒だったM(アナリスト)とO(京大院卒のニート。起業準備中)、そしてO原達っと高校の同級生だったYくん(システム会社経営)が集合してスペイン料理→韓国料理とハシゴ。岡山出身者がこんなに集うのは初めてかも知れない。悪友同士、昔のヤバイ話や武勇伝の数々に時間を忘れたが、さすがに体力も限界に近くなり22時にお開き。
帰り道、同じく旧友と根津で飲むヨメから「この店に来てるけど予想通りイイよ」とメール。以前から目を付けていたので迷わず途中下車。なるほど、手作りのカウンターや雰囲気のある照明、美味しそうなフードメニューにブックマーク決定。
カウンターに座ってヨメとその友人とおしゃべり。さすがにもう飲めん!と思ったが、来日中のあるワイナリーのオーナー夫妻が偶然来店(!)しており、そのワイン「2004 Pinot Noir」をいただくことに(←アル中)。それにしてもニュージーランドワインとは、なかなか目の付けどころがいいのではないかと思った(世界的な評価の割には日本では影が薄いので)。その後、生ハム(ハモン・セラーノ)と珈琲(これまた美味い!)をいただいて終電で帰宅。
それにしても良い店だった。自分たちでやるとしたらああいう雰囲気に近いものになりそうな気がする。来年は近くに引っ越すことになるが、通う店がまた増えてしまったよ・・・。
9.06.2007
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ミッドタウン初体験。 |
東京ミッドタウンは、富士フィルムグループ本社で開催されたフォーラムでプレゼンテーション。久々に300人に迫る聴衆の前に登壇する緊張からか、直前に数回トイレに行った。
で、そのうち1回は個室に入ったが、なんと明かりが自動で点くですよ!いや、もちろん真っ暗ではないし、正確には元々点いてるんだけど、要するにドアを閉めると本気モードの明るさにになるというやつです。なんだか最新のビルはすごいなあ。まさに「日本的気配り機能」。
仕事完了後、ミッドタウン内をちょっとだけぶらぶら。リッツ・カールトンがあるからか、ヒルズなんかより断然落ち着いていて、いい感じだった。ギラギラしていない。
でも台風が刻一刻と近づいている風だったので早めに退散。今度は晴れていて涼しい日の夕方にでも歩き回ってみたいものだ。
それにしてもiPod touchは悩ましい。EXILIMケータイを買おうとしていたが・・・・しばし検討。
9.05.2007
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社長として断固なすべき仕事。 |
ビジネス書房の「乱読/積読 助長的ミニ書評」で堀内さんが紹介されていた「社長として断固なすべき6つの仕事」。
確かに高い!(10290円!)しかし見出しにある「6つの仕事」には同感。
- ・絶対赤字を出さない経営
- ・成長するために新たな収益源を創り出す仕事
- ・社長と社員の心をひとつに合わせる仕事
- ・社員の努力が実るような賃金決定
- ・利益目標を確実に達成させる部門別収益管理
- ・経営の長期展望と将来進むべき方向を決める仕事
社長として断固なすべき6つの仕事 - *ListFreak
うむ。
> # 社長と社員の心をひとつに合わせる仕事
> # 社員の努力が実るような賃金決定
特にこの二点は、成長途中のベンチャー、人数が少なく人員が欠けることの経営に与える影響が多い中小企業には必要なことだと思った次第。
9.02.2007
9.01.2007
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15:00 運命のプレイボール。 |
そうは言ってもいつまでも悲しみには暮れていられない。今日は日本にとって大切な日。防災の日?ノンノン!!マエダの日、前田の日です。
イチローが、松井が、球界が「天才」と認めた侍バッター前田。怪我を乗り越え涙の2000本安打まであと1本。友人のドリューとShoは昨日、広島市民球場へと乗り込んだ。スゴイ!!
ボクも今日広島に行こうとチケット入手に挑戦したが手に入らない。ドリューの報告では、球場の当日券売り場は早朝から長蛇の列とのこと。ギャース!
仕方がない、東京から応援するよ!2人でしっかりと2000本を、そして球場の盛り上がりを目に焼き付けてきてください!羨ましい!!
● 前田智徳(Wikipedia)