水曜日にはじめて親知らずを抜いた。正確には抜かれた。
上顎奥の虫歯の治療が終わり「次は親知らず、抜きましょうね」と言われたことを完全に忘れ、仕事中にただの気分転換くらいの気持ちで歯医者を訪問した自分を呪いたい。歯医者め、どうしてそんなに笑ってられるのだ。
かなりデカイ歯が横向きに生えていたらしく「よく痛くありませんね」と驚かれながら麻酔をかけられまずは出ている部分をカット。焦げ臭い匂いに吐きそうになりながらも耐えたが、埋まっている部分を砕いて取り出すという(そんな説明聞きたくなかった)処理、もとい治療の途中で麻酔を上回る激痛が襲い、たまらず「痛かったら上げてくださいね」と言われた左手を勢いよく挙手。
再度局所麻酔を受けてそこから苦節15分(永遠のようだった)、ようやく抜歯完了。
そして今日、土曜日になっても血がとまらない。痛み止め&抗生剤をビールで飲んだのがだめなのか(アルコールはあんまり飲まないでくださいね、としか言われなかった)、自分の血を飲みすぎて朝から吐きそうだ。
やっぱり歯医者に行きたい。笑われてもいいからナントカして欲しい。
5.26.2007
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歯医者を撃て |
5.21.2007
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○ビルで散財。 |
週末、ヨメと義妹家族の5人で、リニューアルした丸ビルに行ってきた。
旧丸ビルではなく新丸ビル。旧丸ビルがリニューアルオープンしてから、旧が新しくて新が古いという面倒な状況だったのが、これでやっとわかりやすくなった。それだけでもリニューアルした価値があったといえよう。
懸念された人混みについては(特にヨメは人混みが苦手)それなりに多かったものの、1Fのエスカレーター部分を除けば、それぞれのテナントは適度な混み具合。むしろ活気があって購買欲を刺激された。
おかげで仕事のリサーチ目的で入店したDELFONICSでのカードケース購入に始まり、ヨメに対抗してdan gentenでの財布購入、そして木の庄帆布ではショルダーバッグと散財してしまった。いいものがあったら靴まで買うところだった。・・・ストレス?
で、買い物を通じて思ったのは、やっぱり伸びてるブランドは店員がちゃんとしてるな、ってこと。gentenも木の庄帆布も担当してくれた店員は商品知識が豊富で(カードが何枚入るか即答できなかったDELFONICSは残念)自社の商品をすごく愛していることをふつふつと感じさせたし、それでいながら押しつけがましくセールスもしてこない絶妙な間合いをお持ちだった。そしていずれも購入後は丁寧に梱包した商品を手に持って入り口まで送ってくれ、慇懃でない絶妙な角度でお辞儀を。
特にgentenはgood。購入時に500円の入会金が発生する5%割引会員カード(規約には本人のみ使用可と記載)の有無を確認し「持ってません」と答えたボクに入会を勧めると思いきや、「先ほどご購入いただいた奥様、会員カードお持ちでしたよね?」と一言尋ねてくれて、当然のようにボクの新規登録なしで割り引いてくれた。ありがとう!
品物もオーソドックスなデザインながら仕上がりの質感は良く、植物性タンニン鞣しのイタリアンレザーの柔らかさは絶妙で、エイジングというキーワードも見事におさえている。店舗には簡単な工房を隣接させていて修理も受け付けてくれるとのことで安心感もしっかり演出していた。さすが丸ビルに出店する店舗は違うなあ。
5.17.2007
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Can the cat fix the web service? |
最近、密かな盛り上がりを見せているサービス「twitter」。FPN徳力さんの記事などを読み「どんなんだっけ」と久しぶりにアクセスしたらメンテナンス中だった。
その時の表示。
いい感じではないだろうか。twitterらしい。
しかし無料のWebサービスだからこそ、こういう遊びができるんだろうなぁ。羨ましい。
猫ちゃん、頑張っておくれ。
5.15.2007
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スパム伍長の罪。 |
以前、「靴専科」でがっかりして、今までと同じところで修理をしようと「靴の修理屋さん」にメールを送ったが、"なしのつぶて"であったことにしばらくして気づき、その後2回、督促メールを送ったボク。
昨日、怒り心頭で(でも落ち着いて)電話したら、どうやら先方のメーラーのフィルタが悪さをしたらしいということがわかったので、平身低頭で謝る店主に「あ、気にしないでください」と伝え、改めて修理の依頼をした。10500円(送料別)。なんてリーズナブル、早速送りましたよ!そして「靴専科」は見習って欲しいと思った。
※ちなみに「靴専科 高い」はこのブログ到達への検索ワード第三位。
でも。
冷静に考えれば、メールを受け取れなかったという「靴の修理屋さん」は猛省すべきでは?だってWebサイトに掲載してる連絡先だし。しかも通販、というかWebがほとんど唯一のチャネルでしょう、あなたたち。それが「いや、メーラーのフィルタが・・・」ではマズイんじゃないのか。
でも。
実はボクも海外の取引先からのメールがThunderbirdによってスパムと判断され、知らないうちに(バイアグラを売りつけるメールと一緒に)「迷惑メールフォルダ」に移動していて、返信がないことに怒った相手に英文メールで怒られたことがある。だからあんまり怒れない、とも思った。
ということはつまり、スパムメールとそれに対抗して様々なメーラーに実装されつつある学習型フィルタのせいで、数多くのビジネスチャンスが消え、紛争が発生している可能性が高いということだ。本当に由々しき事態ではないだろーか。クリックする人間がいなくなればいいのだけれど・・・。
どうでもいいが、スパムという言葉を聞く度にアパム伍長(映画プライベート・ライアン)を思い出すのはボクだけ?
5.14.2007
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携帯からの投稿テスト。 |
件名がタイトルに、本文がテキストになり、添付写真はテキストのどこかに挿入されるそうだ。exciteと同じですな。
ということで仕事中でもあるので、手近にあるものの写真を撮ってその全てを確認したいと思った。
これはボクの計算機だな。TEXAS INSTRUMENTSのBA2 PLUSという金融計算機。もちろん金融とは無縁で、もちろん四則計算にしか大活躍しないのだけれど、カッコいいからね。3年ほど前、出張帰りにNYの Office Depotで購入。$16也。
電池で駆動するが(こういう歯車のない機械も"駆動"というのかな)電池交換を行える機能は一切見あたらない。だから電池が切れたらお終いと思われる。
アメリカは省エネとか資源の再利用とか、実は全く考えてないと実感したのだった。
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talby meets blogger. |
bloggerに移行してかれこれ2ヶ月。概ね満足だがexcite時代に比べて不満な点もいくつかある。最大の不満は携帯電話で閲覧ができないこと(2007年5月14日時点)。
今や世界のブログ開設数の30%を占めるという日本で、携帯非対応はマズイんじゃないのgoogleさん。ということで、最近bloggerがしきりに勧めるのが「携帯電話からの投稿」。うーむ。「ボクがしたいのは閲覧なんだけどなあ・・・」と一人呟いてみてもしばらくは対応してくれそうにないので、とりあえず投稿を試してみようと思った。
始めるには事前に登録やらがいるみたいで、その手順は以下の通り。
(1) 投稿に使用する携帯電話から"go@blogger.com"宛に空メールを送る。
(2) Bloggerから携帯電話に以下のようなメッセージが届く。
Welcome! ****.blogspot.com is your blog. Claim it at go.blogger.com with code : XXXXXX.
(3) Bloggerの管理画面TOPから、"http://www.blogger.com/mobile-start.g"にアクセスし[リクエストトークン]欄に携帯で受け取ったコードを入力。
(4) 認証されると携帯電話からの投稿機能がactivateに。
(5) 携帯からの投稿を既に存在する他のbloggerに自動で移動することを希望する場合はその設定を行う。
簡単ですな。で、実際の投稿は"go@blogger.com"宛にメールを送るだけ。これも簡単。
ここまでできるのに、どうして携帯での閲覧は・・・(それともtalbyだけ?)
5.13.2007
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The Secret of Apple Design |
Technology ReviewにAppleのデザインについての記事があった。
● The Secret of Apple Design
曰く、Appleの"あの"プロダクトデザイン(インターフェース含む)が産み出される背景には、FounderでありCEOであるSteve Jobsのこだわりがあると。
"[Jobs] had a single, cohesive image of the final product and would not allow any deviation, no matter how promising a new proposed feature appeared to be, no matter how much the team complained. Other companies are more democratic, listening to everyone's opinions, and the result is bloat and a lack of cohesion.
これは今までにも数々の書籍で語られて来たことで、識るは易く行うは難しなわけだが、どうして普通の会社/人が同様のことができないかと言えば、「本質的でないものを徹底的に排除する」という姿勢(Life is beautiful)を貫くことの困難はもちろんのこと、「プロダクトに対する、唯一の確固たる最終敵なイメージを持つこと」が難しいからだと思う。
自分が関わっているプロダクト、サービスにそうした"ぶれない"イメージを持てているか。そのことが社内に対しての主張と社外に対してのプレゼンの説得力に繋がるのだろう。自省すべし。
「省く無駄を定義する」って難しい。
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以前読んだ「Revolution in the valley」を読み返したくなった。
5.12.2007
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BGVは波乗りなフットボーラー。 |
最近リビングで本を読みながらテレビで流しているのはこれ。地上波には悲しくなるくらい見るべき番組がなくて(たいていそうだけど)、衛星も然りというとき、ボーッと流してる。
● STEP INTO LIQUID
DVD 2005年 アメリカ (trailer)
懐かしい 「エンドレスデイナ・サマー」の監督ブルース・ブラウンの息子ディナ・ブラウンによる、いわゆるサーフィン映画。それほどサーフィン経験もなくサーファー文化への特別な憧れもない(時間があって楽しめるならやりたいとは思うが今のところ優先順位は高くない)ボクがどうしてこんなDVDを持っているのか。
それはAMEXのCMのせいだと言えよう。あのCMで7~8秒目にしたL.ハミルトンのサーフシーンに度肝を抜かれたからだ。あれはまさしくアスリート。登山家やエクストリームスキーヤーに近いマインドセットだな。ボクよりは断然サーフ経験のあるヨメに言わせれば「人間ではないと思います」とのこと。そう思うよ、俺も。
※ちなみにあのCM(国内バージョン)では音楽も良かった。Los Lobosの"Mas Y Mas"。(以前のブログでも触れた記憶が)
他のサーフシーンも映像はキレイだし、音楽もgood。サーファーでなくとも、サーファーに憧れていなくとも必見の映像だ。なぜだか元気が出る。
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L.Hamilton on AMEX CF (USA Version)
"My life kicks to me the edge."というセリフがイカす。
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5.11.2007
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サッカーチャンネルのある生活の功罪。 |
最近愛読しているブログ「折り返して逆サイド」。
9日のエントリ「 CSでサッカーを観る生活を想像してみる」は、すさまじく同感できる内容だった。あまりに同感して叩いた膝が壊れたくらいだ。
ボクも同じくCSでサッカーを見まくる日々を夢に見ている。いや起きているときも隙あらばそのことを妄想してスカパー!のWebサイトを訪れては「欧州サッカーセット」の価格(¥3600)を穴が空くほど眺めたりしている。
そんなボクにヨメは「したければ契約すれば?」と言う。あいかわらず理解がある。でも落とし穴はある。
CSでサッカーが観られるようになったら、私はベガルタを全試合観るようになるだろう。ヴァンフォーレも全試合。上位チームの対戦も観たいものだ。となると、1節につきJリーグを5試合くらい観てしまいそうだ。チャンピオンズリーグも観たい。欧州ではユーロの予選をやっている。海外の日本人選手もチェックしたいところだ。代表戦は年代別代表全部を観たい。
金を払えば、これらの試合殆どを観ることが出来るようになる。時間さえあれば。(同ブログより)
そう、時間さえあれば。
ボクもまた、一介のサラリーマンなのだ。そして今のように仕事が立て込んでいる時期になると、見られない試合が増えてくる。でも録る。HDに溜まる。ヨメが海外ドラマや西武戦を録画するためのスペースを圧迫するだろう。で雷が落ちるわけだ。
「あんた、見られへんのやったら契約やめーさ」と。
本当は一切関西弁なんか話さない(話せない)ヨメだが、その時のボクにはそう聞こえるに違いない。恐い。
だからしばらく、様子を見ようと思う(考え過ぎ)。オシムが羨ましい。
5.10.2007
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モデラーでなくとも。 |
amazonで購入した「35分の1スケールの迷宮物語」(モリナガ・ヨウ著)が届く。寝る前に読み始めたが面白くて半分くらい読み込んでしまった。
35分の1とは"世界の"田宮模型が企画・販売を続けるディスプレイ専用戦車プラモデル『ミリタリーミニチュアシリーズ』(通称"MMシリーズ")の規格サイズ。欧州では「ミュージアムモデル」とも評価される精緻なディテールを持ち、第一次大戦時から現代までの様々な兵器を題材にしたプラモデルだ。
ボクも小~中学生時代、よく作った記憶がある。
その頃の男子は、だいたい高学年くらいまではバンダイ製のガンダムのプラモデル、いわゆる"ガンプラ"に夢中(リックドムの足をジオングに装着するくらいの改造はクラスの男子7割が実践済み)なのだが、中学生近くなってくると田宮が気になってくるのだ。
田宮のプラモデルには、ミリタリーの他にもクルマやバイクなどがあって、その精巧な造りはたいていの子供にとって容易に憧憬の対象となるのだが、ミリタリーシリーズにはそれに加えて、なんだか「戦争の道具」を憧れの対象として見ることの罪悪感があり、その罪悪感が背伸びをしたい少年の心を鷲掴みにしていたと言える。その中でも戦車&歩兵をラインナップに抱えたMMシリーズは、戦艦シリーズ(←値段も高くてかさばる)のような様式美とは無縁の質実剛健さとでも呼ぶべきものがあり、迷彩柄のTシャツを着た若者にすら眉をひそめる母親の目を盗んで組み立てる興奮をかき立てるパワーがあった。
とは言え、所詮そこらへんの小~中学生の遊びで、一旦作り始めたらとっとと完成させて早く外で遊びたくなるような子供だったから、できあがりは酷いモノだった。だから月刊モデルグラフィックスやタミヤニュースなどを立ち読みしては、世の中には手先が器用で集中力にあふれた人はいるもんだなぁ、と思っていたものだ。
でもこの本を読んで「なんだ、皆一緒じゃん!」と思った。著者のモリナガさんも「最初は(パーツを)手でもいでた」らしい。ニッパーが憧れの存在ってのがわかる。あと、万年皿(どうして万年皿と言うのだろう?)に蝋燭を立てパーツを溶かして加工していたら、溶かすことが楽しくなって取り返しが付かなくなったとかも膝を叩いた。
そう、何かを作るってのが楽しいのだ。小さい頃はそれでいいのだ。
よく言われるのが「プラモデルは予め準備されたパーツを指示通りに組み立てるだけ。図面がなく創造力を頼りに様々な立体を構成する力を育てるレゴの方がいい」ということ。
ボクもレゴがいいってのには大賛成だ。自分自身これでもかってくらいレゴで毎日遊んでいたし飽きることがなかった。実際、いろんなものを立体的に見たり組み合わせたカタチを想像したりという訓練は、現在役に立っていると思う。
でも、今から考えればプラモデル、特にスケールモデルに教えてもらったこともとても多い。
普段の生活で目にすることのない外国車やバイク、飛行機や戦車の細かい部分を目にすることで得る造形的知識は計り知れないし、空力や構造に興味を持ったのもプラモデルがきっかけだ(サスペンションの仕組みはその後のラジコン製作で理解)。そしてMMシリーズに関して言えば、タミヤニュースのジオラマ(パチッ)などを見て、当時の欧州戦線を軸に現代史にも興味を持ったりした。
要するにどこまで拡げられるか、だ。
レゴもプラモデルもきっかけに過ぎない。そこから関連する情報に興味を持って知識や友人を拡げていけるかどうかは本人の資質次第。ネットはその手段を拡大して距離と時間を縮めたが、正しく使いこなさねばオタクで終わる。
そんなわけで、ボクにもし子供ができたらばレゴとMMシリーズには触れさせる所存だ。DSが欲しい?シトロエンのことか?プラモではデッドストックだな。ミニカーにしなさい。
5.07.2007
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北へ南へのGW。 |
GW、5月3日~5日の記録。
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5月3日。前夜のフットニックに後半から合流したSho。聞くと翌日からリタイアして那須で新生活を始めた両親宅に行くとのこと。
フットワークが軽いことだけが取り柄の我々夫婦に対して、うっかり「送ってくれるなら泊まらせて上げる」と口走ってしまった彼を乗せて翌日の朝、ボクらのクルマは東北道を一路、那須へと向かう。
向かう直前になって「突然お邪魔していいのだろうか」というヨメの爆弾発言はあったものの「構わないよ~」と半ば後に引けないShoの引きつった笑顔を信用してクルマは渋滞のさほどない東北道をひた走る。連休前半から滞在しているShoの奥様と愛娘にも会えるので楽しみだ。
9時半に荒川区を出発して13時には那須のSho実家到着。一休みしたあと、夫婦で温泉に出かけるなどのんびり過ごして夕方Sho宅へ戻る。うーん、とても良い場所!家は定住用の住処なのでごく普通の建物だが、周りは那須の自然がいっぱい。その上、Shoママの料理は美味しくShoパパのお酒は陽気で楽しい夕食となった。そのせいか、前回会ったときは泣き通しだった娘(18ヶ月?)も終始ご機嫌さん。とてもとても楽しい休日でした。ありがとう! >Sho&ご家族
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4日、朝食をいただいてから那須を出発。塩原の道の駅で山菜などを買い込んで高速へ。渋滞にも遭わず13時過ぎには自宅到着。少し昼寝をした後、ヨメの妹&従兄弟達と遊びに出かける(みんな30歳越してるけど)。本郷の義妹の家でうだうだした後、5人で人形町の「やましょう」へ。運転手だったので生涯初、焼酎なしでのもつ鍋となったが、それでも美味いことにかわりはなく久しぶりの食感を堪能した。本郷に帰宅後「甘くないから食べられるね〜」とかお互い言い訳をしながらケーキをパクつく女性陣に混じり義従兄弟とケーキをほおばる。数時間で2.5kgは太ったと確信。
従兄弟達を千代田線の駅まで送り帰宅、就寝。部屋が心なしか大蒜臭い。
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5日は7時に起きて読書(ヨメはいつも通り爆睡)。
吉井妙子の「頭脳のスタジアム」が面白い。相変わらずクールな筆致でプロアスリートの世界を描きスポーツの奥深さを教えてくれる。人間って、プロってスゴイ。
9時、ヨメ起床。いつもお世話になっている堀内さんのご自宅で催されるBBQにお邪魔するため11時自宅出発。前日購入したわさび菜を(ヨメが)塩漬けにして電車に乗る。到着までにうまく浸かるかしらん。
目的地鎌倉へ到着したのは12時半。商店街を歩き、由比ケ浜にほど近いご自宅に伺うと程なく大人14人、子供9人のBBQがはじまる。想像以上にヒトが多かったが、基本的に堀内さんのご近所の方&お子さんの友人&奥様の同級生&仕事関係の皆様、一様にフレンドリーでとてもリラックスした時間を過ごさせていただく。我が家が持ち込んだ泡盛、そしてわさび菜の浅漬け&ヨメが密輸した香港製のソーセージも好評でよかった。すこぶる良い天気のもと、懐かしい海の香りを嗅ぎながら美味しいものを食べる。なんという幸せ。次回もぜひ参加したいと思った。
18時過ぎに辞去。由比ケ浜を散歩して鎌倉駅へ向かう道すがら、風情ある環境に興奮し、鎌倉暮らしを本格的に検討することを誓う二人であったが、たぶんヨメはしばらくしたら醒めるような気も。絶対ひとりでも検討してやる。でもスゴい量のお酒を消費したヨメと二人、帰りの横須賀線では仲良く爆睡。
それにしてもBBQに参加されていた皆さん、いずれも年上の方ばかりだったが、皆高度なお仕事をされている方ばかりでびっくり。やはり堀内さんの人徳か。そして子供たちときたら誰一人DSなんかで遊び始めることもなく、終始体を動かして遊び倒す元気っぷりで、自分たちの子供時代をみるようだった(もっと小汚かったけど)。やはりよい教育というものは良い環境で実践されるのだなぁと実感。
いざ、鎌倉へ。でもそうなると江戸川橋ではないオフィスを検討すべきかもね!
5.04.2007
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CL準決勝雑感(結果載ってます)。 |
GW真ん中の2日は出勤。夕刻から恵比寿で打ち合わせ後そのまま直帰=フットニックへ。同じく打ち合わせ帰りのドリューと合流して19時からのリヴァプールvsチェルシーを観戦した。
四強のうち3チームがプレミアという今年のCL。普段のリーグ戦でもしのぎを削るリヴァプールとチェルシーの対戦は、お互いの手の内を知り尽くしていることもあり、相手の良さを潰す試合運びではあったが見応え十分。普段プレミアを観戦する機会の少ないボクにはとても新鮮で、そのスピードとテクニックに驚嘆した。
アウェイで0-1と敗戦、後がないリヴァプールはホーム・アンフィールドの声援を受け雪崩のように攻め込む。それに対してカルバーリョ、バラックを欠きながらも手堅い守備でゴール前に鍵をかけ、ドログバを起点にカウンターでリヴァプールゴールを脅かすチェルシー。最終的には、前半にジェラードのFKからアッガーの見事なシュート(あれはチェフでも捕れまい・・・)で1-0としてそのまま逃げ切ったリヴァプールが二戦合計1-1のタイに持ち込みPK戦で勝利を収めたが、どちらが勝ち抜けてもおかしくないゲームだった。
思うに、リヴァプールの勝利はひとつにはマスチェラーノとゼンデンの働きに負うところか大きかったと思う。マスチェラーノの中盤全域に渡る精力的な動きはJ.コールのドリブルやランパードのミドルを事前に防ぐ役割を果たしていたし、ジェラードが積極的に攻め上がることを可能にしていた。ゼンデンはクラウチ、カイトの後ろにあってプレスによるパスコース限定を巧みに行っていたし、左サイドからCBとGKの間に的確なクロスやシュートを上げることでチェフの飛び出しを抑制していた(だから後半クラウチの高さを活かすことができたのだろう)。マスチェラーノはウェストハムで不遇をかこったが、CL決勝Tに入ってようやく本来の才能を見せつつあるのはよいことだ。
後半、ベニテス@リヴァプールはペナントに替えてボクお気に入りのバスク人、シャビ・アロンソを投入。この78分という時間帯で安定した守備力と長短のパスによる展開力を備えたアロンソを中盤に投入したことがもう一つの勝因だと思う。
彼が守備的MFの位置に入ったことによってマスチェラーノの守備負担は軽減されドログバが落としたボールへのチェックも万全になったし、クラウチとカイトめがけて繰り出されるロングフィードはチェルシーのCBと中盤の間にスペースを作り、そこからいくつかチャンスが生まれていた。
そして何よりも+30分の延長戦とその後のPKにおいて彼の存在は非常に大きかった。残り15分弱とはいえ後半からゲームに馴染んでいた彼なくしてはキャラガーも持ちこたえられなかったかもしれないし、一昨年のCL優勝経験者で、かつその決勝戦でPKを(2回も)決めた彼がPKキッカーとしてピッチにいたのは勝利に欠かせない要素だったような気が。うーん、バルサに来ないかな。
それにしてもロッベン(先頭のPKを外した)は可哀想・・・。スーパーサブで起用されたのに応えられなかったしポジションも本格的に危うい。ますます禿げるんじゃなかろうか。
一方リヴァプールのレイナは今回の活躍で、同じくPK職人と呼ばれるライバルGKバルデス@バルセロナ(CLでは敗退)にまた一歩リード。
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その後、ミランvsマンUの対戦は、雨のサン・シーロでミランが劇的勝利(ドリュー、申し訳ない!)。アテネでの決勝は2年前の再現という否が応でも盛り上がるカードに。今から待ちきれない。
サッカーって面白い。
5.02.2007
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Nおめでとう、Shoありがとう。 |
連休前、最近は催される機会も少なくなってきた前職の同期友人の結婚式&披露宴に出席した。
新郎Nから「披露宴で何か余興を」と頼まれ、その時点では1ヶ月以上時間があったこともあって快諾したが、実際のところ仕事でバタバタしてしまい前日21時の時点で、サンプルスライドが1枚できているだけという有様。
金曜夕方からの出版記念パーティをそそくさと抜け、Capyとの予定外の会食を経て(ピザ美味かった・・・)、友人たちの集まるファミレスでSho(翌日一緒に余興をする予定の、同じく元同期でカープ仲間)と打ち合わせを開始したのが21時過ぎ。
あらかじめネタは決まっていたので(ベタベタだが「買えるものはマスターカードで」ネタでいくことに)新郎から集めた写真をもとにざっくりとストーリーを作るが、さすが"鉄板のSho"と自称するだけあって、雑談をしながらどんどんネタがまとまりストーリーボードができあがっていく。以前も友人の結婚式で彼と余興をしたことがあるが、本番での瞬発力もさることながら、このスピードはさすが。彼のような人間と仕事をしたいものです。
で、帰宅後、 Keynoteでシコシコとスライド作成。PowerPointとは似て非なるそのインターフェイスとトランジット設定の使いやすさ、痒いところを掻いてくれる感に感激しつつ「やっぱ実際にプレゼンやるヒト(S.ジョブス)が設計に携わってるとこうなるんだな」と実感。
そんでもって「やっぱりWebサービスを企画・開発するヒトはそれに親しんでいるべきなのでは?」とか思ったり。
そんなこんなで午前3時頃、ようやくスライドが完成して睡眠。9時に起床。汐留の式場に向かう途中、Bicカメラでプロジェクター投影用のアダプタも購入し準備万端。当日撮って差し込んだ写真も交えて本番を無事乗り切った。いやあ、ほんと助かりました! > Sho
+++
さて披露宴の後は六本木に場所を移しての二次会。こちらも元同期によるプロデュースで盛り上がる。なんと来場者は140人!普段いろんなネタにされているNが、しかしその面倒見の良さでいろんな人間に実は好かれていることを感じた日でした。おめでとう、N!
それにしても皆、結構いい年(O-30)なのにゲームには積極的に参加するわ、新婚紹介DVDはかぶりつきで見るわでノリがいいのにビックリ。新婦も同じ会社の後輩とあって来ている人間も知り合いの知り合いだったりして方々で会話の輪ができていたのを見て「あの会社、確かにヒトは良かったよねぇ」と思ったりした。
8時頃、二次会が終わったが全体的にぐったりモードで三次会の雰囲気はなし。若くないのね、もう・・・。数組と近くのスタバで一服した後、小腹が空いたヨメと友人の3人で一蘭で食べて10時過ぎに帰宅。
帰りに歩いた乃木坂近辺も暮らしてみたいと思ったりした。
5.01.2007
[+/-] |
Who will fix you? |
ここ数日お気に入りの一曲。
Coldplayの「Fix You」。クリスが落ち込んでいる妻のために書いたという詩(こちらを参照)は、シンプルで暖かい。とてもいいね。グウィネスも嬉しかろう。そういえば映画「ハイ・フィデリティ」で主人公たちが「ミュージシャン(の女性)と結婚したい!」と夢を語っていたな。同感だ。
そしてこの曲、プロモーションビデオもスゴくいい。後半の盛り上がり、道端での静かなシーンから、数万人が詰めかけたライブ会場でのパフォーマンスシーンに切り替わるまでの疾走感は鳥肌が立つ(ちなみにこの曲、たいていのライブで最後に演られる曲だそうだ。OASISの「Champagne Supernova」といいエンドを飾る曲は名曲が多い)。とにかくiTunesを持っているヒトにはオススメの300円だと思う。
ということで・・・Apple Store銀座で観たこのPVに刺激を受けたのか、物欲リストに常にあがっていたビデオiPodをついに購入!30Gのブラック(Apple純正整備品の購入も考えたが白しかなかったので断念)27000円也。ポチッと。いや、お店だからシャキーン、と(カードで)。
でもスーツ2着とシャツも買ったし、靴も修理する。GW前半でちょっと散財しちゃったなぁ。いちおうヨメには国際電話で「iPod買うけんね!」と宣言だけしておいたけど・・・帰国が怖い。
そんな新しいiPodだが、前からの希望であるフットボールを録画して持ち歩くために iLuvを手に入れたい(ボクのiBook G4は速度が遅く、何よりHDがパンパンなのでダイレクトエンコードできることが必須)。バッテリーに難のある古いiPodはクルマ用に。FM方式は限界があるのでMMS接続キットforAudiを手に入れてMMSに直接つなげられるように改造しようっと。
とりあえず新しいiPod、その名も"cyberoptic_black"に「Fix You」を転送して楽しもうかな。ミュージシャンではないヨメが帰国するまで。