8月1日からガソリンの価格が上がるそうな。
レギュラーガソリンで1L=145円超だそうで。我が家はハイオクなので150円を超えるということか。高いね。
でもだからと言って、7月31日の深夜、ガソリンスタンドに行列する人々の気が知れない。ポリタンク数十個分買い溜めするというならともかく、普通クルマ1台でしょ?並んでる方がコストかかるでしょ。
たとえばボクのクルマがレギュラーだったとして、ガソリンは65L入るけど、そのうち60Lを給油したとしても6〜7円の値上げによって上昇するコストって420円。そのために深夜クルマを出して数十台が列をなすガススタに並ぶってのがほんとうに家計にインパクトがあるとは思えないなあ。ニュースの映像には1BOXとか軽が多かったけど、意味あんのかな?
それになんだか「エコ」じゃない気がするし(なんでも「エコ」かそうでないかで判断するのは嫌いだけど)。
でもクルマを使う輸送業等に関わる人にとっては深刻な問題だろうなあ。いや、物流は多くのビジネスに欠かせない機能であるから、関係のない人の方が少ないかも。ウチのビジネスも物流とは切っても切りはなせないし、今回のニュースを機に今一度ロジを整理してみようと思った。
[追記] 考えれば考えるほど、先輩(Baconductor)が指摘する通り、これはマスコミのマッチポンプのように思える。ひょっとして並んでるヤツの何台かはサクラじゃなかろーか。
7.31.2007
[+/-] |
並んでたのは1BOXと軽自動車。 |
7.30.2007
[+/-] |
自宅に鉄板が欲しい。 |
浅草の鉄板焼「とみい」。先週末久しぶりに訪問し、改めて自宅に鉄板が欲しいと思った。
高級有名店で修行したマスター(独身)が13年前にオープンしたこのお店、鉄板を備えたテーブルが3つのこぢんまりとした店内は、しかしマスター(独身)の細かな目配りと手入れで、使い込まれた感と同時に清潔感があり、とても居心地がいい。でも醍醐味はやはり調理&料理。圧倒的な肉の美味さである。
想像を絶する量のニンニク(休日前でなければ厳しい)と食す、超厚切り&レアなステーキの味は言うまでもないが、ボクのおすすめはハンバーグだ。
つなぎを一切つかわない牛挽肉100%の肉玉が鉄板の上で絶妙な焼色を与えられて目の前に。箸で割ると余熱でほんのり暖かいだけのレアな赤肉の間から豊富な肉汁が溢れ出る。これにタマリ醤油を少し垂らして口の中に運べば自然と笑みが。そして目を上げるとボクを得意気に眺めるマスター(独身)が。何度食べてもこの味はGood。目の前で調理された出来たてを食べる贅沢はたまらんですよ。
そして今回はもう一つ発見が。それは「牛薄切り」。この美味さも圧巻だった。
注文すると、まず通常のステーキ肉と同じデカいロース肉のブロックが出現。マスター(独身)によって薄く(5mmくらい)スライスされた肉は、そのまま無造作につかまれて鉄板の(ステーキやハンバーグを調理する真ん中ではなく)端へ。そこは手で触れるくらいの部分で焼き上がったステーキなどを保温しながら食べる場所なんだけど、そこでそのまま5分ほど待つ。
・・・とその肉が前にやってくる。え?もう食べていいの?だって「焼けて」ないし色もピンク・・・このおろしポン酢につけて?なるほど、じゃあ・・・・WOW!そしてAHA!なんたること!美味い!そして柔らかい!でもって絶妙に暖かい!素晴らしい!それはもう正泰苑の上ロースをあぶって食べる行為を超えた体験であったと言えよう。そして次回訪れた際にはハンバーグとならんで牛薄切りも忘れてはならじ、と思ったのであった。
〆のガーリックライス&赤出汁味噌汁も大変美味しかった。これ以外にもエビを各人一尾、蚫をひとつ、フィレステーキを二人前、ビール&ワイン適量、デザート1品ずついただいたが、会計はオトナ4人で30000円強。もちろん通常の夕食よりは値段は張るが、内容を考えればかなりコストパフォーマンスは高いと言えよう。
それにしても、なんであんなに美味いんだろうか。やっぱり目の前で調理してくれるからか。肉はもちろん海老なんか、それはもう見事な腕前だからなあ。目で耳で鼻で、そして舌で味わえるってことだ。
そのナイフ捌きたるや、見よう見まねで覚えて自宅で自ら(文字通り)腕を奮いたいと思わせる魔力がある。マジックを観て覚えたくなるのと似ているかも。
でもあのニンニクは自宅では厳しいな。しょうがない、浅草に通おう。
[参考] ドリューによる同店に関するエントリ
7.26.2007
[+/-] |
思わぬところでネーミングのヒントが。 |
昨日訪問したエスカフラーチェLLC。当初予定していた時刻を大幅に遅れて新オフィスにお邪魔したが、代表のオオヒダさんとpurprinことヤマダさんは暖かく迎えてくれた(ように思えた)ことに感謝。
ボクからlogpaperを含む近況報告をした後、現在8月中の運用開始を目指して鋭意開発中の新サービスをちら見させていただいたが、期待を裏切らずサクサクとした動作で、ネット的でありながら暖かみのある出木杉英才なサービスと言えた。logpaperで企画中のアレとくっつけるとギークなヒトでなくてもCarpファンになるくらいの可能性を感じさせるココロミも思いついたりして、ぜひ進めたいと思った次第。
それはそうと、お二人が「MASHUPEDIA」(マッシュペディア:API/マッシュアップのポータルサイト)のインタビューに応じていらっしゃったのを拝見していたら、"マウスでチラ見「HeartRails Glance」"というツールのページでスゴイ発見が。
HeartRails Glanceは、リンクの箇所にマウスを持っていくと、リンク先の内容が吹き出しのように表示される。HeartRailsでは、これを「チラ見」 ウィンドウと呼んでいる。
使い方は簡単。HTMLに次のようなスクリプトを埋め込むだけだ。(以下略)
このツールそのものは「Snap」と同じで目新しいものではないが、ボクが注目したのは同ツールを開発している会社。
株式会社ハートレイルズ (英文社名: HeartRails Inc.)
これを思いっきり「ハートレイノルズ」と誤読し、なんていい社名なんだと痺れたことを告白したい。
そう、てっきりあの名優、バート・レイノルズ(Burt Reynolds)へのオマージュ(死んでないけど)だと思ったのだ。
ロシア芸術アカデミーの選ぶ20世紀の名作ベスト100にランクインする(嘘1)、ボクも大好きな映画「キャノンボール」。レオーネ&スタリオンで爆走するJ.チェンが注目を集めがちだが(嘘2)、真の主役は同じくシリーズに連続出演しているバート・レイノルズ。そんな彼へのリスペクトが詰まった素敵な社名だと勘違いしたボクであった。
なんたる早合点。でもこんな素敵な社名(ハートレイノルズ:Heart Reynolds Inc.)が、登録されてなさそうだということがわかったのは大きな収穫。設立するLLCの名称候補として有力である。
ハートレイルズ社にには、この場を借りて謝るとともにありがとうを贈りたい。
[+/-] |
サウジアラビア戦を観戦しての代表雑感。 |
仕事帰りにドリュー&Shoと神宮でのカープvsスワローズへ。快勝に気分よく(嶋の代打HRもよかったが、永川の連続151kmストレート勝負が気持ちよい。今までよくわからなかったチェンジアップの威力を知ることができたのもいい経験だった)帰宅し、録画中のAFCアジア杯準決勝、日本vsサウジアラビアを追っかけ再生しながら観戦。
以下、簡単に現時点での敗因について。戦術的な点は見直さないと何とも言えないので選手について。
敗因その1。
中村憲剛。代表における彼の役割は、ボランチの位置から長短のパスをオーバーラップしたウイングバックやFWに通すピルロ(ACミラン)的なものかと思っているのだが、昨日のゲームではそのパスの精度が(いつもに増して)良くなかった。見た目上、インターセプトされずに通っているからミスパスとしては記録されてないんだろうけど、ほぼ全てのパスが相手ゴールから離れるマイナス気味&遅い球で、彼の位置からの押し上げに必要なテンポアップは全くできていなかったと言えよう。ペースチェンジをするならばボールだけでなくヒトも走らせるべし。
そして守備。果敢に競り合う姿勢はいいし奪取率も悪くはなかったが、自陣バイタルエリア近くでボールを持った相手プレイヤーに対して、プレッシャーをかける努力は足らなかったと思う。守備においてはボールを持っていない方が圧倒的に有利なはずなのに、終始主導権を握られていたような。啓太が疲弊するのも当然。
敗因その2。
佐藤寿人。オシム翁は何をするために彼を投入したのか。ベタ引きで守る相手に対してスペースがなければその特徴を活かせない佐藤は何のスパイスにもならないと思うが。佐藤もスペースを作らせるように要求すればいいのに(オーストラリア戦でも同じく何もできなかったんだから)。
敗因その3。
中盤のシュート意識の低さ。打たなきゃ始まらんでしょう。終わりの時間帯で羽生が見せたようなPエリア外からでも積極的に打っていく姿勢があれば、8人で守る相手の何人かはつり出せたかもしれないし、そのスペースを佐藤寿人に使わせることもできただろう。レコバが欲しい。
敗因その4。
プレーが遅い。日本人はアジリティ&クイックネスに優れると言われているそうだが、実感したことがない(少なくとも自分自身の経験と代表のゲームを観戦する限りでは)。スピードに欠けることを肌を持って感じているバックス陣はその欠点を組織力でカバーする術を学習しつつあるが、問題は攻撃時、ボールを持っている時である。
たとえばサイドチェンジのパス。憲剛に限らず遠藤も啓太も全般的に真横の味方に対するマイナス気味のパスが多いが、トラップが下手だからかパスの速度が遅く、受け手が足元でそれを止めた時には既に相手が目の前にいる。すでにボールは止まっているから、相手を抜くにはそこからヨーイドンしなくてはならない。これでは抜けという方が酷。メッシじゃあるまいし、筋肉量で劣る民族が瞬発力でぶち抜くのはなかなか無理というもの。結果、リスクのないヨコパス/バックパスで勝負を避けざるを得ず、その繰り返しが攻めの姿勢、ひいてはシュート意識の低下を招く。
解決法としては、攻めるときには受け手がボールを相手を振り切れる位置に運べる場所に出すしかない。そしてそれをインターセプトされないためには、出し手と受け手のイメージが重なるように練習していくしかない。
※その他に選手個人としては加地や阿部(点はとってくれたけど)のまずさが特に後半に目立ったが、まあ詮無きこと故、これ以上は触れまい・・・。
全ては以前から指摘していることだと確信する。
相手を背負って慌てないようにするには、シュートを打てる体勢にスムーズに移行するには、ルックアップしてパスコースを知覚するには、とにもかくにもパスの精度と何よりもスピードを上げることが必要で、それを可能にするにはまず確実にボールを止める技術が不可欠。
プレミアリーグ・トラップ養成ギブスとかないんだろーか。
7.23.2007
[+/-] |
Slide ShareでKnowledge Share |
昨日、Youtubeについてのエントリを書いたが、今日はプレゼンテーションコンテンツを対象に、Youtubeと同様のサービスを提供しているサービスを知った(結構前からあったみたい・・・)。
サービスの名前は「Slideshare」。PowerPointやPDFなどのプレゼンテーションファイルをアップロードできて、各スライドにパーマリンクも持たせられる。
まだBETA版で制限もあるが、インターフェースはわかりやすく流行のシンプルなデザインもGoodと言えよう。What is SlideShare?
SlideShare is a cool place to host and share presentations. Upload all your slide decks, and find / download interesting presentations.
参考になるプレゼン資料がたくさんあって、Youtubeよりも仕事には役立ちそう。それにスライドだからブログに貼り付けた場合も見苦しくないし。
たとえばこれはWOMM(Word Of Mouth Marketing)というBUZマーケティングに関するプレゼンテーション資料。数字や写真の使い方がいい。日本語プレゼンだとこのテイストを出すのは難しいのかもしれないが。
ちなみに以前、SlideShareが行ったコンテストで優勝した作品はこちら。
● Shift Happens
秀逸。最後まで見せる構成で、ヒトにも教えたくなる内容だ。こうしたものを作れるってことは、別にデザイナーでなくてもクリエイティブ足り得るということ。
++++++++++
ところでこういうサービスは写真(Flickr)に始まり動画(Youtube)そして音楽(MySpace←日本ではイマイチ)といろいろな分野に広まってきているが、日本国内においては写真以外で個人が自分の作品を発表する数はそれほど多くなさそうだ。特に動画においては他人の作品を著作権を無視してUPし、それを消費するという使い方が大半を占めている。
書評など既存のコンテンツに対してのオピニオンは凄まじい数が吐き出されるのに、この違いは何だ?日本人はあまりにコンテンツを消費すること(評論を加えることを含む)に慣れすぎて、かつその消費に忙しくて、構想しゼロから表現するチカラと時間を失ってしまったんだろうか?
そんなことを少し考えはじめたところ。
7.22.2007
[+/-] |
Youtubeの動画をiPodで。 |
ボクのなかでも、すっかり暇つぶしサービスとして定着した感のあるYoutubeだが、先日紹介した「Microsoft redesigns the Microsoft ipod 2005 package.」のように作品としてなかなか侮れない&友人に見せたい作品もあり、これをiPodで簡単に持ち歩ければいいなと思っていた。でOSXでそれを実現する方法を探してみたら・・・簡単にすぐ見つかった。ネットってすごいなぁ。
まずはFirefox用のアドオン「Video Downloader」でYoutube上にあるflvgファイルをローカルにダウンロードしてから、iSquintでiPodで視聴できるMP3ファイルに変換するという方法に挑戦。すごく簡単。いいのかこんなに簡単で。
次に試したのが、上記作業(Youtube上の動画をダウンロード&iPod用に変換し、iTunesのビデオフォルダに追加)を一発でやってくれるpodtubeというソフト。
これはもっと簡単だが、ブラウザがSafariにしか対応してなさそうだし、有料(たった$5.00だけど)なので、お試し版の5回分利用したら最初の方法に戻すかな。
とりあえずYoutubeの動画を持ち歩けるようになったので、面白い画像を探してサイトとウロウロする時間がまた増えそうだ。
[+/-] |
ODESSA-FILE |
映画「オデッサ・ファイル」を鑑賞。
1974年のイギリス映画作品だがF.フォーサイスの原作の力か、R.ニーム監督の手腕か、色褪せた印象は全くない。もちろん原作の迫力には及ぶべくもないのだが、呪われた過去に対する当時(ケネディ暗殺前後)の西ドイツ国民の反応などはそれなりに描けていると思った。
それにしても主演のジョン・ボイトが若い。193cmのすらりとした体躯をいかしてなかなかの伊達男ぶりを発揮しており、クラッシックなPコートが似合う。驚いたのは娘に(が)そっくりなこと!最近ではその娘(A.ジョリー)との不仲というか一方的に嫌われているパパとしてのイメージが強く、映画でも脇役として性格俳優ぶりを発揮しているが、70年代は主演を張ってたんだな。出世作「真夜中のカウボーイカーボーイ」を観たくなった。
ところでこの映画では、他のフォーサイス作品同様、クールなクルマがいくつか登場する。定番のDSやJaguar XKとかはもちろん、AUTOUNIONのパトカーもいい味を出している。わからなかったのが、偽造身分証屋から逃亡する際に使ったスポーツカー。Eタイプっぽかったけど、一回り小さいようにも見えて、色が白だったので最初コスモスポーツかと思ったくらい。わかるヒトいたら(ドリューさんとか)教えてください。
今度「オデッサ・ファイル」をベースにした佳作「マラソンマン」も観なくては(予告編に「24」で国防長官を演じたヒトが出てた)。
7.20.2007
[+/-] |
MSがデザインしたiPod(のパッケージ)。 |
Microsoftのデザインはダサイ・・・そんな印象があるのはなぜなんだろう。Mr.ゲイツのイメージ?それはあたかもクルマにおけるTOYOTAのよう。ガリ勉君の大学/社会人デビュー臭さが抜けないという感じ。
不思議だ。それぞれちゃんとしたデザイナーがいて、インターフェースもパッケージもCMも結構頑張ってるはずなのに。もしかしたら本人達も「いったいどうすればいいんだ!」と思っているかも。ちゃんと説明できる言葉はあるような気もするが、たとえば世間一般に「クール」なデザインと思われている企業の製品と比べてみるのが手っ取り早いのかも。
ということでこの動画。MS(っぽい)デザインセンスを揶揄する内容でスゴク笑える!音楽もgood!(是非、サウンドONで)
● Microsoft redesigns the Microsoft ipod 2005 package.
単体で見るとそれなりに丁寧にデザインされているパッケージが、Appleと比べると、なぜか圧倒的にダサく見える不思議。
7.19.2007
[+/-] |
上野公成、議員失格でしょう。 |
そういえば、先日長岡に向かっている際、関越道を140kmですっ飛ばす、車線変更時に方向指示器を出さない選挙カーがいた。クルマの上にはでっかく「自由民主党 上野公成」と書いてあったけど、調べたら元参議院議員で(今は浪人中)内閣官房副長官まで務めた人間らしい。
ええのか。そんな人間の選挙カーが金曜日夜の高速で交通法規をことごとく無視した運転を繰り広げてて。世も末よのう。
・・・ひょっとして、対立陣営のネガティブ・キャンペーン?
7.18.2007
[+/-] |
Steve Jobs as an emotional speaker. |
ドコモがSmart Phoneにもう少し力を入れるとか入れないとか。
● BlackBerryが国内でも本格始動へ
こういうガジェットを欲しがるヒトは当然iPhone知ってるわけで、もちろんiPhoneは未だ日本に導入されるかどうかすら不確定なわけだけど、それでもわざわざJobsが「Actually, it is not so smart.」と揶揄するこの手のSmart Phoneを買おうとするヒトがいるのだろうか、と疑問。
Jobsと言えば、英語プレゼンの勉強がてら「Macworld San Francisco 2007 Keynote Address」をPodcastで聴いているが、ほんとプレゼンが巧い。リハーサルにリハーサルを重ねるというだけではなく、基本のストーリーと言葉がとても練られていて、何度聴いても会場で聴いてるかのように惹き込まれる。
ということで、過去に読んだJobsのプレゼンに関するエントリをまとめてみる。
・スティーブ・ジョブスに学ぶプレゼンのスキル(Life is beautiful)
・なぜスティーブ・ジョブスは、顧客を熱狂させるのか?(永井孝尚のMM21)
・良いプレゼンの見分け方(発想7日!)
自分自身も先日、多摩美術大学の情報デザイン化に呼ばれてゲストとして講演したが、なかなか巧くはいかない。来月&再来月も聴衆の前で話す機会がありそうなので、この機会に再読。通常のコミュニケーションにおいても(聴衆を前にしたプレゼンでなくとも)役立つポイントがいくつかあると思った。
7.17.2007
[+/-] |
チョビ髭もないしリーダーでもない。 |
仕事でお世話になっているデメ研の橘川さんの日記を読んでから、自民党ポスターの安部晋三を見るたび、頭の中でチョビ髭を追加してしまう。その映像は第三帝国総統閣下にそっくりなんだけど、笑えると同時に背筋が寒い気もする。
この三年間、一度も投票していない人間がいけしゃあしゃあと立候補している今回の選挙。ひょっとして相当本気で投票にのぞまなくてはならないのではないだろうか。
とは言え、悩ましきは魅力に欠けるヒト(候補者)の多さよ・・・。
7.16.2007
[+/-] |
イバハムを探して。 |
このブログに来訪する検索ワードで多いのが「イバハム マトリルン」。
Googleで検索するとその結果は2件(2007.7.15現在)。そのうちのひとつが2007年3月28日のエントリ「Luxury Brand in Japan」というわけ。
これはヒトの名前。イバハム・マトリルンさんはパルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポンのトラベルリテイル部セールス・マネージャーだ。ESSECのセミナーで一度お会いしただけだが、有名なんだろーか。てか、どこの国のヒトなんだろう?(マレーシアとかかな?)
7.15.2007
[+/-] |
クルマのCMの設定について。 |
先頃モデルチェンジしたTOYOTAのミニバン「アイシス」の新しいCMを見るたび、ヨメ様は「この二人、絶対不倫だよ」と。
彼女の断定ぶりが余りにも自信たっぷりなので、最近はなんだか確かにそう見えてしまうボクは結構ヒトに流されやすい性質かもと思ったのだった。
ちなみにCMを見るたび、後席に座る菅野美穂に「タクシーか!」と突っ込みたくなることも記しておきたい。
+++
それにしても世の中にはこうしたわけのわからんクルマのCMが多い。次代のカーメディアである「Cartime」には、女性視点から世に溢れるクルマCMの人物設定について考察を加えていただきたいと思った。
+++ 追記 +++
ちなみにCartimeのブログにあったラクティスのCMに関するエントリ、確かに"ぬかりはない"のかも知れないが、見るたびに激しい嫌悪感を覚えて(特にあの下手な字に吐き気)、あらためてTOYOTA(の広告)が苦手になるのはボクだけ?まあボクやボクのヨメ様のような消費者が対象ではないんだろうけれども。
7.14.2007
[+/-] |
長岡で食い倒れ・・・なかった。 |
三連休の前半、台風の直撃を心配しながらも予定通り長岡への小旅行に出発。
金曜日18:30、旅の仲間A夫妻を町屋でピックアップ。雨の中、外環経由で関越道に乗って一路長岡へ。水曜日の深酒&不眠をひきずったままO原君と飲んだこともあり、途中から運転をA君に任せて後席で仮眠。途中、すごい霧で速度を落とさざるをえなかったものの、22時半には長岡到着。駅前のホテルにチェックインしてすぐに1軒目の居酒屋へ向かった。
1年ぶりの居酒屋「大地」は、地震以後長らく続く新潟経済停滞の影響か、週末なのにかつてほどの賑わいもなく(ほぼ貸し切り)少し心配&寂しくなったが、親父はあいかわらずで、いい酒を出してくれる。今回飲んだのは「越乃白雁(純米大吟醸)」「米百俵(大吟醸)」「亀の翁(大吟醸)」「北雪(大吟醸)」「千代の光(?)」など。中でも美味しかったのが「緑」の生酒で、注いですぐは辛口だが、時間が経つにつれ味がおだやかに変化するのがはっきりとわかり、まさに米のワインと呼ぶにふさわしいエレガントな風味だった。チェイサーにと出してくれるSGR君が大好きな久保田の仕込み水(超軟水!)も格別。
当然それらの地酒にあう食べ物もいただきましたよ!定番の〆鯖、厚揚げ、烏賊の丸干しに加え、親父推薦の「ぬかイワシ」。初めて食べたコレが抜群に美味かった!世の中、まだまだ食べていないものが多いなぁと実感。調べるとネットでも買えるみたいなので今度自宅でも味わってみよう(角栄の大好物だったようだが、確かに血管にはよくなさそうな塩分ではあった)。
で、間髪入れず徒歩で移動した2軒目は「長崎亭」。日本酒を飲み疲れたA夫妻はすでにグロッキー気味だったが、手際の良いおばちゃん達が大量に投入する胡椒と麺の上に載せられるビッグサイズお玉×3杯分の野菜を見て完全に腰が引き気味。そしてそんな箸の進まないA夫妻を横目にあっというまに完食した夫婦(=我々)を奥様は違う生き物を見るような目で見ていた。
3軒目は北関東のモルト好きなら避けて通ることは許されない名店「Bar BEST」。しかしA夫妻が満腹でダウン気味だったこともあり1杯だけで辞去せざるを得なかったのが残念。嗚呼、もったいない!
さてBESTでの1杯は、もちろん前回その口当たりに驚いた「PORT ELLEN 1979」のRAW CASKをチョイス。値段も張るが(それでも銀座の半額程度)恐ろしく美味い。名残惜しかったが「私が生きている限りは出し続けます」というマスター(でも結構なお年ではある)の力強い言葉を聞いてホテルへ。
そうは言っても疲れていたのか、ホテルではそのままベッドに倒れ込み爆睡。考えてみれば、3時間で日本酒&おつまみ&ちゃんぽんを胃に投入するという強行軍だからしょうがないかも。
+++
翌朝は6時に起床(もちろんボクだけ)。シャワーを浴びて二度寝した後、9時過ぎに駅前のマクドナルドへ行き「footballista」を読みながらマックグリドルを。我ながら胃腸は丈夫である。
11時、起床した他の3人と昼食を目当てに十日町へ。昨年見つけたへぎそばの隠れた名店「田麦そば」に向かう。1時間ちょっとで到着してへぎそば4人前と野菜とイトヨリの天麩羅、そばの唐揚げなどを食す。へぎそばは通常のもの比べ青みは少ないが、布海苔の風味はちゃんと感じられて、辛子で食べるとより美味い!かなり量が多いが4人でぺろりと平らげた。A夫妻はお土産に生そばを購入。
●へぎそばは盛りつけも美味しそうだ
お腹がふくれた後は同じ十日町にある道の駅「クロステン十日町」で、前回買い損ねた「生姜味噌」「醤油豆入り味噌」と「茗荷の甘酢漬け(3年もの!)」、地域の野菜などを購入。その後、施設内にある温泉に入り昼寝を少ししてから家路へ。
途中、雨は激しく降ったものの事故渋滞などにはまることもなく、土曜日19時に町屋到着。A夫妻を送ってから近所の韓国料理屋でサムゲタン食べて帰宅。
土曜日中に帰宅できたことは良かったが、今回のような強行軍は、胃腸がかなり丈夫で、かつコンディションの良いメンバーでないときついことも判明。この経験を今後に活かしたいと思った。
7.13.2007
[+/-] |
旧友上京、移籍交渉。 |
旧友というか腐れ縁というか、小学校時代から一緒にサッカーをやってきたO原くんが上京。出会いは幼稚園なので25年以上のお付き合いになりますな。
彼は現在、郷里岡山県で人材関連の仕事に就いているが、諸般の事情があり東京での転職を決意、その最終面談だったようだ。聞くと、新しい会社からは採用の内定をもらったとのこと。めでたいしので一杯飲むことに。
前日、深酒&不眠で体力的にしんどかったので町屋での飲みを希望したところ、茗荷谷の宿泊先から快く来てくれたので、「海丸」で四方山話をしながら程々に焼酎を楽しんだ。
年末には結婚をするという彼は、まだ奥さんと住む場所を確定していないとのこと。昼間の空いた時間に「聞いたことある名前の街だから」という理由(ボクら田舎者の場合、結構簡単な理由で最初に住む街が決まることが多い)で自由が丘の不動産を見てきた彼だが「なんか違うと思った」と言うので、下町を激しく推薦。彼自身も気に入ったようで、転職前の8月中に再度上京して家探しをすることに。
もし彼が下町に越してくれば、フットサルをするメンバーがひとり増えるなあ。最近では唯我独尊的センターフォワードの面影もなくすっかり丸くなったO原くんではあるが、ストライカー不足のチームで活躍してほしいものだ。
待ってるよ〜
7.12.2007
[+/-] |
最近買ってよかったもの その2。 |
DREAM印のNo.1ステーキソース。酸味溢れる濃厚な味が特徴だが普通のスーパーではまず見かけない。
沖縄・那覇にある有名ステーキハウス「ジャッキー」(ジャッキーについてはやまけんさんのエントリをご覧いただきたい)の代名詞とも言えるこのソースの原産地は、しかし沖縄のメーカーではない。木戸食品合資会社という兵庫県の会社です。でも沖縄の名産だと思っているヒトは多いのではないだろーか。それほどに「ジャッキーのステーキソース」という印象が強い。
去る2月の沖縄食い倒れ旅行でのジャッキー訪問時に購入したこのソース(ジャッキーで買うと350円)をボクは結構気に入ってて、カレーにも隠し味として混入することしばしば。先日、通販でも手に入ることを確認したので、食欲不振が心配される盛夏に向けて、思う存分使っていきたい。
[+/-] |
What a leader have to do. |
経営者、プロジェクトリーダー、マネージャー。いわゆる上に立つものの責務、必要とされる資質とは何か。
個人的には「トップの仕事とは、方向性をさだめ、その目標を社内に明確な形で伝達すること」というゴーンの言葉に共感する。
自分の経験を振り返ってみても、今まで所属した組織で、自分や他人が結果を出してきた集団には必ずそういったリーダーや先輩がいた。
彼らには向かうべき方向を指し示し、あるいは一緒に探し、そこに向かうモチベーションを高める力があった。彼らと話すとどこからか自信とアイデアが溢れてきて、自分は組織にとって欠かせない存在であると思うことができ、そのことが仕事に対する取り組み方にも反映され、自身や組織の未来をポジティブに語ることを可能にした。
さて、自分はどうだ?今の組織は?若手のモチベーションは高いか?リーダーは信頼されているか?
+++
昨晩、会社の若手と食事会を持ち、あらためて自分と今の組織が抱える問題について考えさせられた。問題の根は深い。彼らの不満が不安に変わる時が怖い。少しずつでも今取り組まなくては。
眠れない。
7.11.2007
[+/-] |
iPhoneが欲しい。 |
今のところ米国でしか使えないiPhoneだが、電話として使えなくても大画面液晶付iPod兼PIMとして国内で使ってみたい、自慢してみたいと思うことしきり。ただ、仮に米国のApple Storeで購入できたとしても、各機能を使うためにはアクティべーションが必要で、それには米国人以外取得が困難な社会保障番号の入力が必須なので半ばあきらめ気味ではある。
しかし・・・先日母親からメールがあり「明日からカリフォルニアの**子(←姉の名前)のところに行ってきます。何かあれば電話を」とのこと。・・・そうか、ボクにはグリーンカード持ってる姉がいたのだ!
ということで、早速姉に電話でかくかくしかじかと持ちかけてみたが「・・・何ねそれ。よくわからんわ。お母さんに頼みなさいよ」と機械音痴のつれない返事。ちきしょう。
しょうがない。母親に頼んでみるか。しかし昭和11年生まれの母親にどう説明したものか・・・(しかも7万円くらいするし)。再び、半ばあきらめ気味ではある。
[+/-] |
三連休に備えて自主トレの日々。 |
今週末は三連休。後半は仕事とサッカーの予定だが、前半は久しぶりに小旅行の予定。A夫妻と4人で行く旅先は久しぶりの新潟は長岡。そう、例の「飲み倒れ」旅行である。
例によって居酒屋→ちゃんぽん→バーという黄金コースで、年末には34年の稼働年数を数える自らの胃と肝臓に最大負荷をかけてみようと、前回の旅行の復習にも余念がないボクだ。
● 長岡飲み倒れ~その1 。
● 長岡飲み倒れ~その2 。
ということで、今週は飲みの回数&酒量を抑えて週末に向けて体調の管理に一層邁進せねばなるまい(と言いつつ家で食べたのは月曜のみ。今日も明日も飲みが・・・)。
ちなみに昨晩は駅前にできた「虎髭」を初体験。予想外に美味かった料理(餃子は予想外に小さかったけど)とチャイナドレスを着たウェイトレスの心地良いサービスに良い気分になりながら、ヨメと二人で今後の妄想をあーでもない、こーでもないと(生は3杯でやめておきました)。また一軒開拓できました。
7.08.2007
[+/-] |
確かにダイナマイト。 |
芸もなく映像を貼付けるのはなるべく避けたいと思っているが、これは面白かったので。
例の番組からの佳作。ほっしゃん。はヒトの良さが溢れ出てる感じがいい。
●ほっしゃん。のすべらない話「ダイナマイト」
京都にいたころ(学生時代)は黒田@メッセンジャーが好きだったけど、最近はどうも尊大な感じがしてイマイチ。ケンドーに比べバッファロー吾郎に対するリスペクトが足らないからか。東京では難しいだろうなあ。
7.07.2007
[+/-] |
最近買ってよかったもの その1。 |
顎髭を生やしはじめてからもう7年くらいになる(最近でこそ一般会社員であっても顎髭を装備した若者は多くなってきたが、2000年前後はまだ珍しく、よく先輩にからかわれていたものだ)。あくまでも輪郭に沿って一部に生やしているだけなので、頬や鼻下の部分は剃る必要がある。
で、その髭剃りについては、モノゴコロついてからずっとT字剃刀派だった。
親父がT字を使ってて原体験がそれだからというのもあるし、人生の節目で幾度かチャレンジ(購入&使用)した電動剃刀/シェーバーが全てイマイチだったのも理由のひとつだ。
それに以前は、T字の方がいろいろ儀式っぽいことがあって道具もいろいろあるので断然楽しいとも感じていた。それはたとえばシェービングフォームを泡立てる陶器であったり、穴熊毛のブラシだったり、刃を研ぐための革だったりするわけで、そこには電動剃刀にはない『豊かな時間』とでも呼ぶべきものがあると思っていた。
でも実際は寝坊で時間に余裕のないことの方が多く『豊かな時間』に出会える確率は低い。だから大抵の場合、石鹸&使い捨てT字剃刀(海外旅行の際、現地スーパーで安いヤツを大量に買ってくる)で過ごしている(過去記事)のが現状だ。加えて最近では、髭剃りそのものがほんとうに面倒くさくなってきており、髭のことをとやかく言われないベンチャー企業人とはいえ、社会人として最低限の身だしなみを整えるためのその作業が負担になっていたことも事実。いっそのこと脱毛してくれようかと思い悩んでいた。
そんなわけで先日、予算達成のご褒美に会社が社員に配ったアマゾンのギフトカード5000円で何を買おうかと考えたとき「久しぶりに電動剃刀に挑戦してみよう」となった。そして「これがだめなら一生、T字で剃り倒すか脱毛だ」と。
とは言え、電動剃刀もピンキリで近頃5000円では最新の機種は買えないし、2万円近くする各社のフラッグシップモデルを買うには経験からも差額に対するヨメの視線からも躊躇せざるを得ない・・・ということで、今回は「もし仮に電動剃刀として使えなくても、髭の処理に(髭トリマーとして)使える機種を購入しよう」と決めてエレクトロニクスコーナーを検索することにした。
しかし、あらためて探してみると案外この「髭トリマー機能を持つ電動剃刀」というものが少なかった。大抵の機種は「髭なんか1本1mmも残さへんで」と髭を"残らず刈り取る"ことに全力を尽くしており、たまにトリマー的機能があったとしても、値段が高い機種がほとんどで、しかも非常に付け足し感の強い実用に足らない印象のモノが強い。
しかも電動剃刀ってこんなにあるのか、と驚くくらいたくさん商品があってかなり疲れる。
あきらめて本でも買うか、と思い始めたときに偶然見つかって即購入したのがこれ、ブラウンのクルーザースリー、5380円也。果たして買って大正解であったと言えよう。
以前試した数機種よりも断然剃り心地はいいし実際剃り残しも少ない。時代遅れかと思った一枚刃だが、刃の枚数は関係ないと思った。それにトリマーとしても専用機に遜色のない使い勝手で、特にボクのように顎髭が2mm〜4mmと短めな人間にはアタッチメントが1mm単位で調節できる点は嬉しい。
そして水洗い可能。松下の古い電池式髭トリマー(水洗い厳禁)を恐る恐る風呂場で使っていたことを考えるとなんて快適&安全なんだろうか。やるなブラウン。この調子で広島Aクラス浮上も早期に実現していただきたいと思った(ブラウン違い)。
平日の夜、朝を問わず、気軽に髭を剃ることができるようになったので、休日、T字で『豊かな時間』を楽しむこともできそうになってきた今日この頃、よい買い物であった。
7.02.2007
[+/-] |
記者の驕り。 |
たまたま見かけてすごく違和感を感じた某新聞の過去記事。
● 力の暴力“そのまんま”
自省なき主張の真実味のなさは言うに及ばず、文章も下手。署名入り記事を書いている自覚のある内容とも思えない。この戸井田某という記者って・・・と検索したらこんなご意見が。
● 何だこの記者は(先っちょマンブログ:2007/06/24)
このエントリを信じるなら、このヒト基本的にこういうスタンスのようだ。批判精神は旺盛だがそれは自分(達)には向かないという、メディアによくあるパターン。メディア中華思想。記者、マスコミってだけで崇めるヒトがいるから増長するんだなあ。