先日、EURO2008の本線出場を逃したイングランド代表。即日更迭されたS.マクラーレン監督の後任がF.カペッロに決まりましたな。
優勝請負人、規律重視、傲慢、守備的、、、一部からはカリスマ視されると同時に、敵も多い御仁だが、イングランドはいい選択をしたのではないだろうか。見た目はS.ウィーバーの兄貴って感じですが、監督としての手腕は折り紙付き。日本代表の監督に推す声がなかったのが不思議に思える(おそらく引き受けないし、うまくいかないとは思うけど)。
就任会見で、英語が話せないことを指摘されたカペッロが「1カ月で英語を身に付ける」と宣言したことについて各方面で話題になっているが、チェルシーの元キャプテン、ロン・ハリスのコメントがよかった。
曰く「マクラーレンは完ぺきな英語を話すことができる。だからといって最高のレベルの働きができたわけじゃなかった」と。
なかなか深い。円滑なコミュニケーションの手段を持つことは重要ではあるが、それだけでは用をなさないということですな。
日本は岡田武史氏がA代表監督に就任したわけだが、これは協会が「手段」を持つ人物を優先したということ?
12.21.2007
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言語はあくまでひとつの手段 |
12.15.2007
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仲良きことは美味しきこと哉。 |
9日は6回目の結婚記念日(つまり7年目突入ですな)。10日からヨメ様がチュウゴク出張ということもあり、8日に外食を計画。久しく高級なところ(普通の店で飲み過ぎて思いがけず高かった等を除く)で食ってないね、ということになり、今回はちょっと背伸びして銀座の「Kansei」へ。
元々、ヨメ様家族が御贔屓にしていたフレンチレストランで、オーナーシェフの坂田さんは山ノ上ホテル、フランスの「ジャック・カーニャ」(義妹の結婚式@パリの時に訪れたが、さすが本場の星付レストラン、それはもう美味かった)等で研鑽を積んだ腕の確かなシェフ。素材の味を大切にしつつ、フレンチの奥深さをふんだんに味わうことの出来るメニューの数々は、ボクのフランス料理に抱いていたネガティブな印象を180度、変えたと言っていい。
ただ、いくら気ままなDINKSとは言えなかなか自腹では行きにくい価格帯ではあるのは事実で(飲み会数回我慢しろよ、って話なんだけど)実は2人で訪れるのは今回が初めて。おっかなびっくり(ヨメ様が)予約して訪れたが・・・いや、美味い!たまにはいいもんですな、ヨメ様、もとい妻とフレンチ。LEON気分(←馬鹿)。
ゆっくりと料理を楽しみ、恒例となった結婚年のワインも味わい(今回は「Hautes-Cotes de Nuit'01 Dom. Michel Gros」。注いだ直後からの香りの変化は筆舌に尽くしがたい豊かさ。時間の経過とともに果実味が増して癖の強い鹿肉にも合った)デザート&チーズも平らげて、2軒目へ向かう。しかし「Rupin」は思いのほか混んでいたのでゴールデンフィズ1杯で辞去して帰宅。
まあ公私ともにいろいろあった1年ではあるが、2人とも仲良く健康で過ごせたのはめでたいことだ。我々を見守ってくれる家族・友人に感謝。次なる1年もさらに充実したよい年にしたいと思ったわけである。
12.12.2007
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自分ならJ.カンクネンの横がいい |
●F1=M・シューマッハー、飛行機に間に合うよう自らタクシー運転
自動車レースF1で7度の世界王者に輝き、昨年現役を引退した元ドライバーのミヒャエル・シューマッハーさんが、家族とともに空港に定時に着くため、運転手に代わって自らタクシーを運転した。
スペインでの合同テストでもステアリングを握った(&いいタイムを叩き出した)とも言うし、これは「ボクちんを忘れないでね!」というアピール、話題作りなのかしら。
中田ヒデもFCWCに関連してFIFAのアンバサダーとして会見&番組出演するみたいだが、一時代を築いた人物は世間が自分を思いの外忘れがちであることを良しとしないのだろうか。そして彼らにうまい汁を吸わせてもらったお世話になったヒトビトも「過去の栄光よもう一度(あの頃は良かった)」という思いを断ち難いのだろうか。
そんなことを思いつつ、タクシー運転手が羨ましい。
12.08.2007
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2007年度版・師走物欲整理 |
恒例のリスト整理(前回はこちら)。昨今は、来春の転居を控え、新居での生活に関するグッズにほぼ固定化しつつあるが、その中でもよりボク自身の生活に関係の深いモノを「忘れないように」記録しておこう。
● リビング用テレビ:bydsignの42型LF-4201DAB、16万円也。しかし、BS、110度CS、地デジ搭載のフルスペックハイビジョンデジタル液晶テレビにしては安いしデザインもいい。何より今後しばらく標準のI/O端子になるであろうHDMIを4系統標準装備しているのが泣かせる。WiiとPS3も繋げっ放しでOKだ(どっちも持ってないけど)。現在の32型WOOOは寝室に置いて休日の朝、映画やサッカーをベッドから見よう(妄想)。
● DVD/HDレコーダー:いくらなんでもPanaの旧型ディーガ(70GB)では限界を感じる今日この頃。SPモードでサッカー数本録画するともう残量は僅かだし、録画中アナログ放送しか見られないし。もうすぐ7年目を迎える夫婦生活を円満に過ごすためにも、やっぱり2番組同時録画可能なデジタル&BS/CS チューナー内蔵の250~500GBクラスが欲しい。リビングに置くとすればデザインも大切なのでSONYか。6〜8万円くらいで収まるといいけど(これは必ず買う)。
● 自転車:より都心に近くなるので自転車に乗る機会は増えそう。現在の2台はどちらかというとスパルタンな種類のものなので、処分して新しいマシンを導入することを検討中。ヨメは折り畳みを考えているようだが、ボクはとりあえず小径&スポーツ車を物色中(ちなみに以前のロードバイク購入欲は落ち着いた)。
現在の候補は・・・GIOSの「FELUCA」(2008年モデル、実売7.5万円)とLOUISGARNEAUの「LGS-MV 3B」(実売8万円前後)。ブランド的には前者だが、快適性と折り畳み可能という点で後者が一歩リード。実物を見られる機会があればいいんだけど(落ち着いたブラウンカラーがあの街に合いそうだ)。ビアンキもいいが、あのチェレステ・グリーンには食傷気味。
● スーツ&シューズ:そろそろダークスーツを補充したい。最近スーツを着る機会が多いが、なかなか気持ちも引き締まる。でもスーツを買うならまず靴か。Allen Edomondsが雨ですごいことになってしまったので、バーガンディorダークブラウンのUチップが欲しい。手頃な値段でなかなかいいのがないんだけどねえ。
● ジーンズ:ここ数年、3本でローテーションをまわしてきたが、さすがにくたびれてきたので、仕事でジャケットとあわせられるキレイなやつを1本補充したい。定番はGAPのスリムブーツフィット、32"×34"。ボーナスセールの2900円を狙おう。
● プリメインアンプ or CDレシーバー:新居ではもっと音楽を聴きたい。現状はYAMAHAのデカいAVアンプ「AVX-1000 DSP」でパイオニアの古いスピーカー(初代Privateに付属していた高さ60cmくらいの代物)を鳴らすという組み合わせだが、最近はアンプの調子が悪いので音楽は専らiMacのショボいスピーカーから流している。ということで、新居用に機能はシンプル、見栄えもよくて新しいものを検討中。
現在の候補はBOSEの「SSS-1MC」(生産終了だが調整済み中古がヤフオクに多数。3.5〜6万円くらい)、YAMAHAの「CRX-E320B」(実売4.5万円前後)、一体型ではないがCECの「AMP3300R」(CDプレイヤーとセットで7万円くらい)など。
● スピーカー:上記アンプに繋げることを考えれば、名門JBLのミニ・スタジオモニター「4312M」(実売5万円前後)にとどめを刺したい。あのスタパ齋藤氏も絶賛(写真も同氏)のスピーカーで、購入を検討しているテレビ台にもしっくり合いそうだ。
でもYAMAHAの「YSP-4000」も気になったりして。フロントに置いた1台でリアル・サラウンドを実現するという点で、映画好き&接続コードが見えるのが大嫌い(でも配線行為は好き)なボクにはぴったりの逸品なのだが・・・でも15万円は無理だな。旧機種「YSP-900」、下位機種の「YSP-500」でも充分な効果は得られるのかしらん・・・。
● NOTEパソコン:iBookからiMacに乗り換えて半年、iMacに不満は全くないが、やっぱりMacBookも欲しい。リビングのiMacを占領してると怒られちゃうし。ブラックは汚れとかが目立ちそうな気がするのでホワイトで。
コレ以外にもクルマとかバイクとか鞄とか時計とか、いろいろあったりはするが、とりあえず。
11.30.2007
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火曜日には魚を頼むな?「キッチン・コンフィデンシャル」 |
2007年第4Q(9-12月)に読んだ書籍で一番のお気に入りはこれになりそう。
「キッチン・コンフィデンシャル」(新潮社)
著者であるアンソニー・ボーディン(Anthony Bourdain)は、NYの有名レストランの総料理長(Executive Chef)でかつ本書を含むベストセラーを記した作家だが、ボクが彼を最初に知ったのはDiscovery CHANNELの「アンソニー世界を喰らう(Anthony Bourdain: No Reservations)」という番組(その時はスペインのトレドで恐ろしく美味そうなピンチョスを頬張って酒をかっ喰らってるのを見てグルメな旅行家&エッセイストくらいに思っていた)。
とにかくこの本、料理(食べること&つくること)が好きで、しかも厨房(あるいはその近辺)で働いたことがある人間にとっては、文句なしに面白い。
著者がなぜ料理人を目指し、どのようにその世界に入り込み、いかにして転落し這い上がったかという破天荒かつ完全ノンフィクションなストーリーで、もちろん美味そうな料理も出てはくるが、主役は紛れもなく著者を含む様々な料理人達。キッチンの絶対専制君主として君臨するシェフと、想像を超えるヒエラルキーの中で時に蹂躙され時にクーデターを起こす個性豊かなコック達のほとんどは、絶対一緒には働きたくないし友人にもしたくない種類の人間にも関わらず、とても魅力的だ。
馴染みのない人間にとっては信じがたいエピソードだらけのように思えるだろうが、ボク自身、学生時代にホテル内の高級フランス料理店で軍隊のような厨房を垣間見た経験から(ボクはバーテンダーだったので直接シゴキは受けてない)、この本で語られていることの多くは世界中のキッチンで繰り広げられていることに近いと断言できる(さすがに日本だとドラッグや不法移民などに関するエピソードはあてはまらないと思うけど)。
本の装幀もいい。個人的には新しい文庫版よりもペーパーバッグ風に作られた新書版をオススメする。スペースぎりぎりに印字された文字(読みにくいというヒトも多いかもしれないが)とざらついた紙の感触、そして野中邦子氏の翻訳が内容にとてもフィットしていてジョリーグッド。鞄に放り込んでおいても気にならない重さなので、常に持ち歩きたいくらいだ。
ところでこの本を読むにあたって、読前/読後には是非、映画「ディナーラッシュ」をオススメしたい(できれば読む前がいいかも)。本に描かれている情景をより鮮明にイメージできると思う。
映画の内容は、NYのトライベッカにある有名イタリアンレストランの1日(1晩?)を描いたドラマで、ストーリー自体もどんでん返しがあって楽しめることはもちろん、繁昌店の厨房と料理人の世界、それこそ「キッチン・コンフィデンシャル」な部分をセンスの良い映像と音楽(サントラがないのが残念!)で楽しめる佳作。実際、本を下敷きに作られている部分も多いそうだ。
ちなみに劇中のレストランは実在していて、舞台となったセット、もといお店で同じくイタリアンを楽しむことも出来る(以前NY滞在中に訪問してきた)。そんなところも含め、ボクの好きな映画の一つ。
余談だが、以前読んですごく感銘を受けた「行動主義~レム・コールハースドキュメント~」も、ファナティックな職人(建築家だけど)を扱った本で装幀が黄色だった(「キッチン・コンフィデンシャル」は本の小口&天地が黄色)。ボク自身がそうした(自分にない)狂信的なまでの職人気質に憧れているということも理由かもしれないが、装幀における関連性はいかに。
11.26.2007
11.24.2007
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2007東京モーターショウ |
東京モーターショー2007。本当はドリューのように何回か行きたかったのだが、いろいろ私事などもあり、行けたのはヨメ様がチュウゴク出張していた週末、最終日の二日前の1回のみ。
友人のSGRを誘ったところ二つ返事でOKしてくれたので、朝9時に根津で彼を拾ってクルマで向かうことにしていたが、前夜、橘川さん主催のパーティー@学芸大学(かなり面白い人々が集まっていた。別途記したい)と、福岡時代の先輩達との飲み@六本木をハシゴして朝4時に帰宅したボクは10時に目覚める体たらく。しかも、自分でもどうしてだかわからないのだが、有明の国際展示場に向かってしまい大幅な時間のロスをしてしまった。SGRくん、申し訳ない!
そんなこんなで、生憎の雨模様の中、なんとか正午少し前に幕張メッセに到着。和幸での昼食もそこそこに会場に入り各メーカーのブースを回りはじめたが・・ヒトが多い。二日酔いには堪えるなあ。・・・ということでSGRくんには申し訳ないが、かなり駆け足で回った。
ボクはどちらかと言えばコンセプトカーにはそれほど興味はないので、近頃めっきり足が遠のいているディーラー巡りをするつもりで、現行or導入決定モデルを中心に見たのだが、だいたい感じたことは以下のこと。
● マツダはやはり勢いがある
例によってコンセプトカーは、ネーミングなど「またやってしまった感」が否めないが、現行モデルは都会的な色気があり、すごくいい。新しいアテンザは予想通りよかったし、中でもマツダスピードバージョンのアクセラには心惹かれた(SGRくんのお父様には是非乗っていただきたい)。様々な色のクルマを並べたブースの展示も躍動感がありファッショナブル。訪れていたヒトは口々に「マツダってすごいお洒落だね」「見てみるとすごくいいね」と言っていたので、要はディーラーにいかに足を運ばせるか&どうもてなすか、が今後の課題ではないだろうか。モノはいいのだから。
● 日産はGT-Rで大丈夫なのか
今回のモーターショーの目玉の一つでもある日産GT-R。フラッグシップカーということはわかるが、全く近づけないというのはいかがなものか(わざわざ2階から見させるようなものでもないと思うんだけど)。あと今回、展示されていたクルマのラインナップを見て、あらためて整理されていない車種構成を認識した。国産3大メーカーの宿命なんだろうなあ。あ、「ATLAS」のカヌーを積んだ展示はよかった。
● ボルボは演出が下手になった
というより、彼らがその昔お手の物だった「クルマとライフスタイルの提案」がもはや一般化し、目新しくなくなってしまったのかもしれない。相変わらずモノはいいが、日本を馬鹿にした値段設定と10年一日の演出ではこれ以上ファンは増えないのではないだろーか。
● 仏車の勢いには差が
シトロエンはイイカンジだった。展示してある数こそ多くはなかったが、WRCでの好調さを誇示するかのように、S.ローブ・バージョンのC4(写真)も展示していたし、フラッグシップモデルであるC6にも自由に触れて乗れた(外装についた指紋を拭き取る係は大忙しに見えたが)。
それに対してルノーのブースは、クリオ・ルノー・スポールの展示があったのは嬉しかったが、その他は(F1マシンも含めて)どうもパッとしなかった。すぐ横の日産に予算を使いすぎたのではないだろーか(と思うくらいの寂しさ)。
プジョーのブースは豪華ではあったが、そのことが逆にクルマそのものに魅力が薄いことを目立たせるような印象。どこを目指しているのかがよくわからない。ここ数年、「なんとなく」販売成績が好調だったことで迷走している感じだ。
● Audiは演出が巧い
同じく販売成績好調のAudiは、プジョーとは違い、自分達の良さをよく理解したプレゼンテーションで、ブランド演出の巧さを感じさせた。特にHUGO BOSSなどのブランドを纏ったイケメンモデル達を使ったファッションショーを行うあたりはさすがで、思惑通り女性客が殺到。都会的でファッショナブルなイメージを伝えることに成功していたと思う。それに新しいA4はいい!A6っぽいインテリアになったし、外観もFオーバーハングが短くなってスポーティさが増したように見える。ボクのB6世代とは別のクルマになったようだ。
● PORSCHEは変わらず
相変わらず「モーターショー映え」するクルマ&メーカー。977型へと進化したGT2には黒山の人だかり。モーターショー直前にニュルのタイムでGT-Rの記録を更新したことも効いたのか(それにしても530psって・・・)。ブースもとにかく豪華で、プエミアムカーの面目躍如。とは言いつつ、同じプレミアムカー(というかスーパーカー?)であるフェラーリやランボ、マゼラーティのように遠巻きに見ることしか許さないような高慢ちきさはない。過去最高の売上と出荷台数を更新し続けているのには理由があるのだなあ。
ちなみに、個人的なお気に入りは、メインステージ裏に展示されていたカレラカップ用のカップカー(写真)。ガンメタ&艶消しの塗装が、異常に格好良かった。まあ、買えません買いませんけどね・・・。
● SUBARU、ダイハツはそれぞれのポジションを確立
SUBARUブースで目を引いたのは、やはり前評判も高かった新バージョンのWRCカー。おなじみの鮮やかなブルーのカラーリングで来場者の目を引いていたが、しかしボクが上手いなあと思ったのはインプレッサの展示。カップルを装った美男美女のモデルが舞台に出てくると当然のように女性が運転席に座り(男性は助手席)楽しそうに運転する様を見せる。Audiとはまた違った女性へのアプローチで、しかも嫌みが無い。東海岸では昨今、レズビアンの乗るクルマと言われることもある(らしい)SUBARUだが、なかなかどうして、それも意図的なマーケティングの成果ではなかろうかとも思った。
ダイハツもなかなかよかった。超絶にダサイ(でもすごくお金がかかっている)展示を行っている三河の親会社の横で、実直なまでにクルマにフォーカスした潔い展示で好感が持てた。個人的にコペンが好きだからということもあるけれども(800ccくらいのモデルが出ればいいのに)。
・・・そんなわけで、ほとんどのブースを駆け足で見て回ったが、実は一番印象に残ったのはソニー・コンピュータエンタテインメント(ていうか、ポリフォニーデジタル?)のブース。12月13日発売予定のPS3用gゲーム「グランツーリスモ 5 プロローグ」のデモをでかいプラズマで行っていたが、モーターショーに出店されている最新カーのほぼ全てが収録されていて、しかも走行デモまで行ってくれるので、GT-Rなどに関して言えば実際の展示よりも詳しく見ることができたと言えよう。そしてPS3が欲しくなったことを密かに告白したい。
それはさておき、その日一番いいと思ったのは、シトロエンの「C4 Picasso」。ミニバンを憎んで止まないボクではあるが、必要に迫られて購入せざるを得ないとしたら、C4 Picassoしかありえないと確信した(後日、ディーラーでカタログもゲットし、ブログパーツまで作ってしまった)。今度試乗しようっと。
夕方、会場を後にしてSGRくんと都内に戻り、千駄木の毛家麺店で夕食。東京モーターショーについてドリューを交えてレビューをしようと話し合って別れる。
ドタバタした一日ではあったが、実り多いモーターショーであった。次回は平日に行こう。
11.05.2007
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[メモ] 週末観たドラマ&映画。 |
週末、なんだか心も体もぐったりしてしまいほとんど外出せず。録り溜めたドラマ&映画を見た。
●クリミナル・マインド(1st-#14)「死刑へのカウントダウン」★★★★☆
なんとも切ない、やりきれない話。でもとてもいいエピソードだった。ギデオンの人間味、暖かさが存分に味わえる。彼が降板するのは残念だ。それにしても母親役の役者が巧い。アメリカの俳優の層は本当に厚い。昨日までモデルやってた若いのばかりが出ているドラマがチープに見えるのは、予算のせいばかりではないと確信する。
●「イルマーレ」★★★☆☆
2006年アメリカ。韓国映画のリメイクということは後で知った。キアヌとS.ブロックが「スピード」以来初共演の映画というくらいの予備知識で観たが、これが予想外によかった。ひどい悪人がいないからかも(「24」を見終わったあとだから?そういえばシーズンVでテロリストの妻をやっていたS.アグダシュルーが出てたけどいい人だった)。そして湖畔の家に住みたくなった。
●「ジャー・ヘッド」★★☆☆☆
「ドニー・ダーコ」以来、J.ギレンホールが好きなのだが、どうもメジャーになりすぎた感があって観る機会を失っていた作品。まあ1回観ればいいという感じではある。ドキュメンタリー風フィクションというやつか。あれが現実に忠実なのか、デフォルメしているのかはわからないが、案外、湾岸戦争で志願/徴兵された若者ってあんな感じなのかもしれない。戦闘経験のある/なしや、その程度によらず、「戦争という状態」に置かれたことが人間に与える影響は大きいのだな、と感じた。それにしても後述の「ア・フュー・グッド・メン」と同じ海兵隊とは思えない。
●「16ブロック」★★☆☆☆
B.ウィリス主演のサスペンス・アクション。限られた時間内に相棒(囚人かつ証人)を連れて目的地(16ブロック先の裁判所)に辿り着くというシチュエーションは、ボクの好きな「ミッドナイト・ラン」を思い出させるが、もちろん似て非なるシリアスな内容・・・のはずが、相棒役がずーっと喋ってるので、三流のコミカル映画に。せっかくテーマはいいのに台無しな感がある。それにしても、どうして映画にはああいう(ずーと喋りまくる)黒人が出てくるんだろう?ほんとにいるのかな。
●「ア・フュー・グッド・メン」★★★★★
もう10回は観ているのではないか。観るたびにいろんな発見(トムが初めて出るシーンで彼のキャリアが類推されるアイテムがある、ERのカーター先生が出ている、とか)があって、もちろんストーリーも法廷モノとして出色の出来。俳優人も、J.ニコルソンは恐いし、K.サザーランドはもっと恐い。D.ムーアも「情熱はあるがイタい女性士官」を巧く(?)演じている。そして何よりトム。この映画のトムは軽薄さと魅力が同居する若者を巧く演じており、当たり役だと思う。
ところで監督はR.ライナー。同じく好きな映画の一つ「When Hally met Sally...」の監督でもあるし、この人とは比較的相性が良さそうだ(そういえば「Stand by Me」も)。いずれの映画にも、紅葉した広葉樹の葉が散る住宅街/公園の歩道があって、そのシーンが好きなのかも知れない。
●「ボーン・アイデンティティ」★★★★★
これは日曜洋画劇場で。いわずとしれたジミーちゃんドル箱スター出世作。そして文句なしに面白い。はやく「ボーン・アルティメイタム」観たい(それが映画会社の策略なんだろうけど)。
それにしてもヒロインのF.ポテンテ、気に入ってたのになあ。低予算で作成した第一作で使ったものの、第二作制作にあたってエイドリアン化を恐れたということか・・・残念。
ちなみにこの映画も観返すといろんなシーンで細かい演技があって面白い(どうして鳥を打ったのか、なぜクルマの窓にガムテープ貼ったのか、etc...)。
・・・ということで、映画三昧の週末。心は回復したが、上記の他に「バルサvsアルメリア」を観たので、頭は疲れた週末であったと言えよう。そして小さなソファで観ていたので腰も疲れた。
はやく引っ越してデカいソファでのんびり観たいものだ。
11.02.2007
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もう11月か、と毎年思っている気がする。 |
10月31日、logpaperの新しいサービス(アイテム)がスタート。最近のバタバタの原因ですな。
今回追加したのは「miniCARD」という小さなカード型アイテム。基本的にはmooとかpocketerとか、最近流行の名刺サービスをターゲットにしつつ、しかし名刺以外の用途にも様々使えるような工夫/提案をしていくつもりのアイテム。
何せ1セット36枚の全ての両面がカスタマイズ可能ってのが我ながらスゴい。写真だけ変えてバリエーションとか言っとる場合じゃなかとよ、と言いたい。1260円でそれを実現したのだから、褒めてもらっていいんじゃないだろーか。
しかも、できあがる商品の品質はかなりイイ。両面マットコートで耐久性もそこそこ。何より、logpaperの誇るDTPソフトに遜色のない組版エンジンが動いており、写真だけではなく文字入力も考慮したテンプレートが用意されているので、普通に「文字組がキレイ」。これってわかりにくいけど圧倒的な品質の差でもある(学校の先生が一太郎で自作した学級新聞と市販の雑誌の違いに近い)。
文字面にもロゴ風に画像を挿入できるし、自作のQRコードも入れられるので、名刺以外の応用範囲も広い。パッケージもシンプルだが質感は高いと言えよう。
インターフェースや動作速度、その他Web上での機能など改善していくべき点は多々あれども、「miniCARD」については、それなりに自信を持って勧められるものを実現できた気がする。今後の展開も様々構想はあるが、ひとまずはこれで区切りか・・・。
とりあえず、行きつけの居酒屋のショップカードを作ってみた。logpaperでも近々事例として紹介するつもり。
皆さんも是非、ご利用になってくださいまし。
10.30.2007
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つぶろぐの使い方。 |
先日来、exciteのマイクロブログサービス「つぶろぐ」で遊んでいるが(ブログパーツもいれた)、TwitterとかHaruとかJaikuとかに比べて、今のところ一番軽くて使いやすいかな。
そして今日、これはメモとして使うと、スゴク便利だと気付いた。
何か感じたら、ひらめいたら、携帯から「つぶろぐ」につぶやけばいいのだ。公開されてしまうのであまりやばいことはつぶやけないが、メールで自分宛に送るのと比べて手軽(ブックマークからサイトにアクセスして入力するだけ)だし、履歴をWebと携帯のどちらからでも一覧で確認できる。
そんなわけで、関係ないけど年内、諸々が落ち着いたら、MacBookを買おうと思う今日この頃。Leopard搭載の。
あ、明日は、logpaperの新アイテム「miniCARD」のリリースですよ!皆さんよろしく!
10.29.2007
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ぎゃふんと言わせたいのに。 |
日曜日は気持ちのいい天気で朗らかな気分で一日を過ごせるかと思ったが、例のクリーニング店でまたも不快な気分に。
当日仕上げが可能な11時受付の8分前から並んでいたのに受付処理にもたついて、11時12分時点でボクの前に3人。その時ようやく出てきた接客の酷さでは東日本で1番を争うネズミ顔の中年女性が出てきて「明日仕上がりになりますから」って。え?・・・「誠に申し訳ございませんが」はどうした。コノヤロー。
失礼というか、お客を馬鹿にするのにもホドがある。こっちは11時より前に来てんだよ?11時より後に来て並んでるならいざ知らず、一言の謝罪もないままその台詞はないだろ、鶏ガラめ。日曜日の当日仕上げを希望しているお客の事情を理解してんのか、あの***(自主規制)は。あまりに怒りすぎて泣くところだった。思い出しても嫌な気分。今書く手を止めてお酒飲んじゃったよ。悔しい!仕返ししたい!思いつかないけど。
・・・・・それはさておき。
午後、ヨメは風邪で寝込んでいたので、家で仕事。夕方、どうしても必要な資料があって会社へ。帰宅途中、本郷で元同僚を見かけたので呼び止めてドトールでお茶。互いの近況報告&相談など。来週からNYへ行くそうな。羨ましい。
帰宅して薩摩芋ご飯とレタススープ、餃子をいただいて、録り溜めた「THE UNIT」を2話観る。1話、間違えて吹き替えバーションを録ったみたいで、D.ヘイスバートの声が全然合ってないのにビックリ。
● その他にやったこと
1. exciteのつぶろぐパーツをサイドバーに設置(更新簡単で便利)
2. mixiにNZ BARのコミュニティを開設(オススメですよ)
3. 「半島を出よ」の上巻を読了(Shoくん、今度語ろう)
明日からまた仕事。水曜日はいよいよ「logpaper」の新アイテム「miniCARD」のリリースだ。
10.28.2007
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生活習慣矯正の切り札。 |
来年春、現在の住居から引越す予定なのですが、同時期に転居するヨメの両親が飼っているワンコ(元々は義妹のもの)を引き取ることになりました。
ジャックラッセル・テリアの女の子。
名前はジャッキー。
いや、ボクが付けた名前じゃないから。安易だとか言わないでください(正式名はジャクリーヌらしい)。
もう4歳くらいですが、どうも自分のことを犬とは思っていない模様で居眠りが得意。
しかも、この犬種だと通常はかなりの運動が必要なんですが、15分くらいの散歩の途中でバテるらしい・・・。
鍛え直しますよ、ボクが。
毎朝走るぜ、ジャッキー。
ボクが生活パターンを朝方に改造できたら、ね。
将来的にはブルドッグかパグも飼って「サモハン」という名前を付けようかと。
その前に、これも読んでおくかな。
● Say Hello! あのこによろしく。 (ほぼ日ブックス)
● 飼ってはいけない!
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志あるやなしや。 |
先日、ある会社の経営陣の一人と話す機会があった。
ほとんど誰もが知っている、コンシューマ向けのコミュニケーション分野のインターネットサービスを手がける会社のCFO兼アライアンス他の新規案件も担当する人物で、30歳そこそこながら経歴は文句なしに華やか。会話をはじめてすぐに頭脳の明晰さ&行動力が伝わってきた。
が・・・会話を終えてボクは、その会社&そのサービスに対して「もう使わないし関わりたくない」と思った。
なぜなら「その会社は何を成そうとしているのか?」「どうありたいのか?」という質問に対する彼の答えが「時価総額を上げる」「有力な提携先を増やす」「新分野に進出する」「会員を4倍に増やす」という内容に終始したから。そしてボクはそうしたゴールを「志」とは思わないからだ。
会社は公器である。それは市場や製品/サービス、そして雇用を創出・維持したり、ステークホルダーに対して投資に見合う金銭的価値を還元する装置として「存続する」ということだ。その点では「時価総額を上げる」云々は、存続を続けるための手段(の一つ)でもあるし、結果(としての状態)でもあるから否定するものではない。
しかし・・・B2B専門ならいざ知らず、まがりなりにもコンシューマー向けのサービスを生業としている会社であれば、結果としての「時価総額1000億円」よりも「社会(人々の生活)にどんな変化(楽しみ・喜び・利便性etc...)をもたらすのか」を語るべきではないかとボクは強く思う。それが公器だと。
それだけに、彼からは一切「利用者に対して」とか「ユーザーの体験を」という言葉が出なかったことに驚きを覚えたと言えよう。大丈夫なのか。
そうは言いつつ、今のところ順調に売上・利益とも伸びているし、人材は彼も含め実務では優秀。現在目論んでいるIPOもおそらく成功するだろう。しかし利用者を無視した経営観では早晩、立ち行かなくなるはず。そう思いたい。
会談を終えて、同社のサービス利用を止めることを決意。2004年の開始時から使っていたのでなんだか寂しく感じたが(故郷が市町村合併した上に首長の汚職が判明した感覚?)、昨今吹き出している様々な運用上の問題も根源はこういう経営観にあるのだな、と納得もできた。
少なくとも自分が働く会社、携わるサービスでは「志」を持ち、語りたい。そういう経営者でありたいし、そういう経営陣と働きたい。それが認識できた実り多い1時間だったと言えよう。
10.19.2007
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晴れの国の夕焼け。 |
しばらく間が空いてしまった。引き続きしばらく更新できそうになく。
久米島に行くつもりが岡山の実家で過ごすことになってしまったなど、がっかり(いや不幸中の幸いか)も含め記録しておきたい出来事はたくさんあるのだが、またおいおい。
とりあえず、両親が越したマンションは周りに高い建物がないこともあって眺めがすこぶる良かった。駅からも近いし帰省がしやすくなったのはいいことだ。
周りに雰囲気のいいBarやクラブがたくさんあるのも嬉しい。
9.28.2007
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JFAってほんと考え方がセコイ。 |
基本、Jリーグ(以下、J)はスポーツニュース以外で観ることはないが、もちろん自国リーグなので、発展&レベルアップして欲しいとは思っている。ボールの置き方(トラップ)が下手だとか、パススピードが遅いとか、FWが外国人ばかりで決定力云々はないだろうとか、言いたいことは色々あるが、現時点で欧州のトップリーグと比べてもしょうがないし、足りないものをどう補っていくかが重要だろうし。
そんなわけでACL(AFC チャンピオンズリーグ)に参戦するJのチームには、心底頑張って欲しいと思っている。アジアとはいえJ以外のフットボールに触れて世界(=日本以外)を知るまたとない機会だし、勝ち抜けば年末のクラブワールドカップで、欧州&南米のトップチームとの真剣勝負の場が持てるからだ。代表選手も数多く在籍するチームがそうした真剣勝負の経験を積むことは代表チームのレベルアップにも繋がるし、それを観戦できるフットボールファンにとっても彼我の差を認識して冷静な観戦力を養える。そうした諸々が、ひいてはこの国の「フットボール総合力」をあげていくことになると思うからだ。
だから、JFA(日本サッカー協会)のキャプテン(←この呼称自体どうかと思う)&専務理事の発言にはびっくりしたぞよ。
● 川淵キャプテン主力温存の川崎Fに苦言
● 川崎F“バッシング”にWショック
● 川崎F関塚監督が「犬飼発言」に反論
簡単に言えば「チャーター機まで出してやった川崎がACLでも負けた上に、帰国後ベストではない(と協会が判断した)メンバーでリーグ戦を戦って0-4で負けたのはケシカラン」ということを言ってるらしいが、メンバーの入れ換えは規則に則って行われたようだし、浦和と比較すれば圧倒的に移動距離が長く疲労も激しかった川崎の方に理があると思うけれど。つい1ヶ月前にプエルタの悲しい出来事があったばかりなのに、まだ選手の心身を削ろうとする思考が理解できない。
マスコミに対して「8人も代えるのはファンをバカにしている」という台詞を吐いた川淵。そこまでファンは馬鹿じゃないだろう、と言いたいよ。彼はオシム代表監督就任直前に自身の発言で千葉ファンを馬鹿にしたことを思い出してみる必要があるな。でも思い出せないかもな、都合の悪いことは。自分の晩節を汚すのは勝手だが、日本のフットボールを停滞させないで欲しいものだ。
それともやっぱり、「偉い人にはわからない」なんだろうか。
9.26.2007
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バルサvsセビリア、不調の根源は。 |
遠い異国の単なる一視聴者には如何ともし難い「現地権利元の都合」と呼称される複雑な事情(詳細はリーガ・ブログ・ドットコムの「マドリーダービーが放映されなかった事の真相」参照)で、極端に放映されるゲームが減った今期のリーガ・エスパニョーラ。特にマドリーやバルセロナのゲームの放映がないのがつらい。いっそのことWOWOW辞めてスカパー!にしようか、とも思ったがやっぱりリーガが好きだし、映画と海外ドラマで十分元をとっている気もするので、とりあえずWOWOWを応援しようと思っていたら、急遽「バルセロナvsセビリア」の放映が決定。
今期、バルサ初観戦。しかも相手はバルサに劣らぬスペクタクルなフットボールで昨シーズン、一気に欧州のTOPグループにのし上がってきたセビリア。好カードに期待はいやが応にも高まる。だが・・・いささか期待はずれなゲーム内容だった。
理由はいくつかある。セビリアが今シーズン初のカンプ・ノウでのアウェイゲームということで、慎重(守備的)なゲーム運びに終始したこともあるが、それよりもホームの声援をバックに責め立てるはずのバルサの攻撃が、コンビネーションの面であまりにお粗末だった。今シーズン、アウェイで勝ちきれない、何より内容が良くない、という評は耳にしていたが・・・CLの対リヨン戦はたまたま調子が良かったんだろうか?
まずビルドアップの段階においてはマルケスの不調が目立った。昨シーズン中盤からどうも良くない。05-06シーズン、あれほど正確無比だった高速ロングフィードは一体どこに?全てが力任せな感じで、あの軸足を落としたバネのあるフォームは見られない。ショートパスもいくつかカットされる体たらくで、安定感溢れるG.ミリートがいなかったら、結構危なかった。後半のCKに頭であわせたプレイとアンリに通したロングパスには好調時の面影を少し感じられたが、このままではプジョルの復帰で控えに回される可能性は高いと見た(もしかしたらそれが不調の原因?)。
次に中盤。まずシャビ。球離れが好調時にくらべ1テンポ遅くラストパスが通らない。カットされたボールを追いかけて体力を消耗し、もっと遅くなるという悪循環。本人もイライラしていたが、利き足だけでなく左足でもボールを散らせるようにならないと、プレッシャーのきつい相手には難しいのではないか。現時点では少なくとも確実に一人をかわして数的有利をつくれるイニエスタ先発の方がいいんじゃないかと思った。
次にデコ。彼もいまいち本調子ではないように思えた。守備では相変わらずいいところにポジショニングして、時には反則覚悟で攻撃の芽を摘むという玄人仕事を見せていたが、攻撃面ではいまいち。ミドルシュートはもちろん、相手を引きつけてから中、あるいは逆サイドに放るクロスボールに勢いがない。セビリアのDFラインの頭を越えないことも何度かあった。
ビルドアップの起点が不安定で、かつ司令塔も不調。これがバルサのコンビネーションを狂わせていたように見えるが、ゲーム全体を通じて、結局のところ一番の原因は頭(先頭)にあったと思う。
頭、すなわちCF。この日1トップに位置したアンリの動きが、中盤から前のコンビネーションをボロボロにしていた。
彼はバルサのゲーム展開の中で、まだ1タッチでボールをさばけない。バルサがバイタルエリア付近でCFにボールをあてるときは、それまでの緩いパス回しから一気にペースアップしてゴールに襲いかかるタイミングなのに、彼はアーセナル時代に味方の攻め上がりを待つために行ったようなボールキープをしてしまい、ペースを逆に落としてしまう。
そして序盤でそのプレースタイルを看破したセビリアは、アンリおよびアンリへのパスコースに激しくプレッシャーをかけ始め、自分でスペースを作る動き方を知らないアンリは、苦しい体勢でしかボールを受けられずボールを失う回数が増える。ボールを失ったり、あるいはパスをカットされたりするアンリに対してボールを出すタイミングを失った中盤のパサー達は、ボールの出しどころがなくなり、自らドリブルで切り込み消耗、余計パスが出せなくなる。
彼のストライカーとしての能力には疑問はないが、スペースを与えてこその選手であるような気がする。リーガで、いやバルサで彼がその能力を発揮するには、バルサのスタイルに適応する必要がある。
たとえば、バルサのようにフィールドのどのエリアでも三角形をつくり出すポジショニングを標榜するチームは、逆に相手DFも狭い範囲に密集することが多い。つまりスペースがない。そうした場所では1タッチで三角形のどの頂点にボールをはたくか、あるいはいずれかの辺をドリブルで突き破るかを瞬時に判断する必要があるが、アンリにはまだそれができていない。
たとえば、バルサのように正確なロングフィードが飛び交うチームでは、一瞬でサイドが変わる。CFは真ん中でウロウロしているだけではなく、相手の目が左右に動いている間に上下の動きを組み合わせて自分や2列目の選手のマークを外し、サイドからのパスコースをつくることが求められる。が、アンリにはまだそれができていない。
課題は多い。ただ後半、シャビと後退でピボーテに下がったイニエスタに代わって左FWに位置したアンリは、得意なスペースを手に入れて「らしい」プレイをそこここに見せた。先制点のアシストはスピード、コースとも素晴らしいものだったと言えよう。
しかしFWの左サイドは本来ロナウジーニョのもの(今回は休養のため欠場)。もしアンリがプレイスタイルの変更に時間がかかるようであれば、ロニーを中央に置いてアンリを左に張らせた方がいいような気がする。右メッシ、左アンリ。それはそれで対戦相手には恐い組み合わせだろうし。
バルサも変わらず好きだが、今回は実はセビリアを応援していたボク。D.アウベスが途中降板したのは残念だった。最初からケルジャコフがいればとも思うが、ヘスス・ナバスもよく頑張った。次戦に期待したい。なのでちゃんと放映されますように。
9.25.2007
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惨敗と反省。 |
連休中日はフロンタウン鷺沼でフットサル。東京カープとしては約2年ぶりの大会参戦だ。
結果は・・・何とか予選リーグは通過したものの決勝Tで連敗し、8チーム中の4位。悔しいが、他のチームはほぼ全員経験者で若かったので妥当な結果、いや、健闘と言っても差し支えないかもしれない。いや言いたい。
初戦は絶好調だった。N波の先制点からYNGの個人技等で4点を奪い、ゴールマウスに陣取ったNGIKは184cm、105kgの体躯を活かして完封。幸先良いと思ったが・・・その後は苦戦。2ゲーム目こそN波の値千金ゴールでなんとか1-0で逃げ切ったが、3ゲーム目はいいように遊ばれて0-6の大敗。
決勝Tに入ってからはエースYNGの欠場(肉離れ)もあり、日頃の不摂生で明らかに動きの止まった我がチームは棒立ち。結局連敗して(3位決定戦は2-0からひっくり返されて2-5で完敗)4位に終わった。
敗退の原因は年齢からくる体力不足と、それを補うための技術&経験不足。
他のチームはほとんど全員が経験者で、若かった。6点取られたチームなんて19歳だ。一回り違う(結局彼らが優勝した)。こちらと言えば、初戦こそ調子がよかったものの、2ゲーム目後半くらいから足元が怪しくなって、3ゲーム目では初戦で追いつけていたボール追いつけなくなり、3位決定戦では追いかける気力もなくなる有様。
これを年齢のせいとすることは簡単だが、遊びとはいえ悔しいのも事実。現時点の体力と技術&経験において健闘したことは誇りたいが、もっとやれるはず。勝ちたい。体力維持&復活に本気で取り組むべきかも、と思った。ということで、何からはじめるか・・・。まずはタバコを控え、休肝日を作ろう。走るのは寒くなってからにしよう。
そんなことを思いつつ、祝勝会用に予約した三軒茶屋の大樹苑で馬鹿飲み&大喰いするメンバーであった(総合点で正泰苑本店にはあと僅かに及ばないが大満足だった)。
9.24.2007
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logpaperに公開機能を追加。 |
logpaperにようやく作品公開機能が追加された。
といっても、購入済みアイテムのプレビューページのパーマリンクURLをメールやブログで知らせることができるだけで、PhotobackのSTAGEのようにギャラリー的なエリアがあってそこで色んなヒトの作品が一覧できるというものではないので、まだフェーズ1というところか。
その代わり、Photobackにはない「公開範囲指定」と「パスワード付公開」の二つの機能は実装済み。前者はアイテムの中の公開したい部分を指定できるので、たとえば住所などが記載されたCARDの裏面などは公開しないことが可能。加えて後者はパスワードを知り得る範囲にしか公開しないというWebアルバム的な使い方ができるので、前者と組み合わせることによってよりパーソナルな内容のアイテムも公開しやすくなるというわけだ。
ということで、早速ボクもウエディング用サンプルとして作成したアイテム(CARD)を公開してみることに。
● 花咲く日々のはじまり
※ サンプルとはいえ非常にパーソナルな内容なので、パスワードを設定させていただいた。悪しからず(興味のある方は、ボクのヨメの名前をアルファベット小文字で入力してみてください)。
なかなか簡単でイイカンジ。フェーズ2では公開/非公開の設定をもう少し簡単に(my-logpaper画面からできるように)して、コメントを受け付けたり、閲覧数とかのログも取れるようにしたいものだ。
9.22.2007
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リバウドすごい、すごいリバウド。 |
連休中日の23日は、約1ヶ月ぶりのフットサル。しかも大会出場。大丈夫かしらん。平均年齢33歳の「東京カープ」としてはメンバー全員が怪我なく楽しめることを優先したいところ。
でも優勝は狙います。だって祝勝会会場も予約してしまったから。
ということで、直前対策のイメトレを行うべくYouTubeでリバウドの映像を探していたら、00〜01シーズン最終説の伝説の一戦「バルセロナvsバレンシア」のダイジェストを発見。
※ 実況はクラッキーこと、倉敷保雄、コメンテーターは金子達仁だが、彼らの反応があまりに素のまんまで面白い。
得点王&CL出場権が懸かったゲームでこのプレイ。いやはや、スゴいなこの人は。どうか長生きしてください。
9.20.2007
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現行型シーマって需要あるの?と思っていたら・・・ |
なんと伊藤 "スクール・ウォーズ" かずえは、初代(FY31型)シーマに17年(!)乗り続けているらしい。エンジン載せ替えて。走行距離も20万キロオーバーだそうだ。
● 体の一部 40万キロまで走りたい
なんかいい話じゃない?(CarTimeでインタビューしてくれないかな。ボク同席したい。)
9.18.2007
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またもや訃報でブルーな連休最終日。 |
新居のインテリアについてヒントを得るため(そう、来年引越すことにしました)、久しぶりにIKEA船橋を散策したり、ACTUS新宿をひやかしたりして、それなりに充実した連休最終日だったが、最後の最後に友人のブログで悲しいニュースを知ってしまった。
● Colin McRae killed in Helicopter crash
なんということだ・・・。
コリン・マクレー。ラリー・ドライバーではJ.カンクネンの次に好きなドライバーだった。どう好きだったかとか書くのもつらい。
ただただご冥福を祈りたい。
9.16.2007
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友人のパパぶり確認&軍鶏に舌鼓。 |
連休初日、午前で終えるはずの仕事@自宅が終わらず結局夕方までかかる。理由は録り溜めたEURO予選×2ゲームとこれまた録画の日本A代表対オーストリアを観ながらだったから。そしてEUROに比べ我が国代表のあまりに稚拙なフットボールに考え事に集中できなかったから。この件についてはまた別に機会に自分の思考を整理してみたい。
夕方、友人YNG夫妻&6ヶ月の赤ん坊が来訪。彼(の赤ん坊)へのプレゼントとして何人かの友人と共同購入したストローラー(ベビーカー?)を受け取りに来てくれたついでに、ヨメも加えて晩飯を食べる。赤ん坊連れなので落ち着いたところに行こうということで、駅前の軍鶏料理のお店へ。店主自らが自分の農園で120日以上かけて育てた歯応え&滋養豊かな軍鶏鍋をつつきながら、YNGのパパぶりを拝見。
意外にもしっくり来るその姿に驚きを覚えたが、奥様曰く「出産時、陣痛で苦しむ私の脇で椅子に足を組んで腰掛け、表示される胎児の心拍数表示を見ながら「お、松井」とか「長嶋、ただし監督」とか呑気に"背番号ゲーム"やってるの見て殺意を覚えた」(笑)とのことで、その辺は家庭でも相変わらずなのね、と変に安心したり。
ボクには子供がいないが、もし授かったとして「子供ができて彼も変わったね」なんて台詞は言われたくないような気がする。なんとなくだけど。そういう点では、ボクの周りの友人にはあまりそういう人間がいないので、彼らをよき先達として参考にしたいと思った(ヨメが何をしたら怒るか、の反面教師も含めて)。
9.14.2007
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最近のコメントを復活させた。 |
何だかんだともう半年近くBloggerを使っており、携帯電話のブラウザ(not PCサイトビュアー)では見られないことを除けば、それなりに満足している。
トラックバックを送信できないのは「HALOSCAN」で何とか解決できるし、最近のコメント表示もサイドバーにフィードを表示するパーツを設置してコメントフィードのRSS表示させるという方法で問題なく運用できていた・・・が。
なぜだが3週間ほど前から最近のコメントが表示できなくなっていた。おそらくメインのHTMLを触ったことが原因なんだろうが、素人の悲しさ、何をどう触ったのがまずかったのか皆目見当がつかない。ということで、違う方法で表示させることにした。治さず誤魔化すタイプなのです、ボクは。
色々調べてみるとRSSを表示するJSを生成してくれるサービスがいくつかあるみたい。何て便利なんでしょう。要するに今までBloggerの純正パーツで行っていたことをサードパーティのパーツで代用するだけなんだけど。
今回利用したのはインストラクションが簡単に見えた「Feed2JS」。あまりにそのまんまなネーミングがよろしい。
まずはFeed2JSのサイトに行き、上部メニューから「Build」を選択。「URL」欄にBloggerのコメントフィード用RSSアドレスを入力(http://******.blogspot.com/feeds/comments/summary)。「UTF-8 Character Encoding」をチェックする他はお好みの設定で。「Generate JavaScript」ボタンを押すとスクリプトが表示されるので、それをコピーしてBloggerのサイドバーに貼り付ける。それだけ。何て簡単なんでしょう。
こうして無事、「最近のコメント」機能が復活。唯一の難点は「«details»」を非表示にする方法がわからないことだが、今までの方法より若干フィードの取得が速い気がするし(気のせいかも)全般的に快適なのでよしとしたい。
さて、そんなことより三連休をどう過ごすか、である。15日は仕事やら家事やら日中いろいろやることがあるので、実質土曜日夜からか。でもヨメは月曜日は仕事らしいし、結局下町で飲んだりして終わりかもしれない。さて、NZバーでも行くかな。
9.13.2007
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「続きはWebで」を笑う。 |
京都時代によく目にしていた「ひらかたパーク」のCM。関西らしい一風変わったCMで面白いものが多かった。東京に来てからはもちろん見る機会はなくなって忘れていたが、「広告会議」のこのエントリで久々に思い出した。
● ひらかたパーク「続きはWEBに無いです。」(広告会議)
やっぱおもろいなあ。最近流行りの検索窓と思いきや・・・の演出は巧い!ラッキィ池田のダンスも久しぶりに見ると独特でいい感じ。
→ ひらかたパークのCMギャラリーはこちら。
世の中の流行モノに「右倣え」ではなく、それを無視するでもなく、違う見方を意識させくすりと笑わせるのはなかなかの腕。
9.11.2007
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楕円のボールが呼んでいる。 |
最新のNumberPlusを購入。今回の特集は7日から始まった「ラグビー・ワールドカップ2007フランス大会」。
岡山出身のボクにとってラグビー部は身近な存在とは言い難い。元来、自分でプレイしない(できない)スポーツに対する観戦意欲が薄く、かつ(人一倍華奢だったので)体格に恵まれたヒトの(ための)スポーツに対する嫌悪感もあった。
しかし、サッカーと源を同じくするラグビーには、どこかで親しみは感じていたことも否定できない。華奢な自分にはできないスポーツに憧れていたのかもしれない。
そんなわけで、ラグビーというかラガーマン好きの母親からいかに「紳士の格闘技」が面白いかという説明を受けたり、社会人になって会社の同期Rくん(早稲田出身のラガーマン)からラグビーに対する熱い思いなどを聞くにつれ、いずれちゃんとラグビーを楽しんで(観戦して)みたいと思っていた。
そんなボクは考えた。今回のフランスW杯(以下、W杯)は絶好の機会ではなかろーか。世界最高峰の真剣勝負の肉弾戦を集中的に目にすることが出来る機会なんて、そうあるものではない(4年に1回はあるんだけれど)。
いや、もちろん大学ラグビーも日本選手権も見応えはあるのだろう。でも、サッカーでもワールドカップやEURO、そしてCLといった世界最高レベルの闘いを目にすることによって、ボクの「観戦力」は育て鍛えられたように思う。決してJFLやらJリーグでは醸成されなかった気がする。少なくともボクにとっては。
そう、ボクは今回のW杯を観ることによって、20年越しにラグビーの楽しさを知ることができるのではないかと期待しているのだ。
舞台は歴史あるヨーロッパ。ラグビーの本場(フランスには日本のエース大畑大介も所属していたプロリーグがある)で行われる、個性溢れる国々によるハイレベルの攻防、そして満員のスタンド。もちろん日本が悲願のW杯2勝目をあげる姿も見てみたいという期待もある(初戦は早速大敗しちゃってたけど)。
でもそれだけでは足りない。できれば経験者/観戦のプロの解説を聞きながら観戦したい。画面にあらわれない戦略や痛みや思いを耳にしながら深く楽しみたい。でも時には基本的なことも尋ねたいので(例:どうして日本代表にトンガやNZのヒトがいるのか、等)気の置けない友人が望ましい。ということで思い立ったが吉日、前述のRくんに観戦指南企画への協力をお願いしてみようと思う。
この歳で新しいスポーツの楽しみ方を知れるかもしれない。なんだか楽しみである。
9.10.2007
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NEON→talby→MesiaSkin。 |
行動録その2。飲み疲れた日曜日くらいしっかり寝てればいいものを仕事がない日はスッキリ目覚めるボク。
7時半起床。終わったばかりのEURO2008予選「イタリアvsフランス」と「スペインvsアイスランド」を観戦(観戦記録は別記)。
正午、起きてきたヨメと録り溜めたビデオをいくつか消化。
「ザ・ユニット」第10話でモリーが騙されたのにはビックリした。Annさんのブログに彼女について否定的なコメントを書いたのがいけなかったのかしらん。ごめんなさい。なんとか解決されますように。
続けて「クリミナル・マインド」。今回はまあまあ。実際このドラマ、第一シーズンだからか、登場人物のキャラがたってなくて(いや、むしろ無理矢理たてようとして少々ウザイ。特にIT担当のガルシア)まだそこまでのめり込めないでいる。毎回テーマ(今回は誘拐)について、いろんな統計データが披露されるのは楽しいんだけど。しばらく辛抱だな。
ところでエル・グリーナウェイ役の吹き替えをしている山像かおりさんのブログを発見。姉貴と同い年か。ERのルイス先生が有名だがERが声優初挑戦だったとは初耳。
観賞後はそろそろ買い替えたいソファで「DHBR8月号 製品開発力のプロフェッショナル」を読む。「海爾:現場主義の経営」は、17年で売上を1万7千倍にした海爾グループCEO張瑞敏へのインタビュー記事。リーダーシップとは何か、国籍やMBAの有無に関係ないその本質を読むことができる貴重な内容だった。「ブルーオージャン戦略の方法論」もなかなか面白かった。その流れでlogpaperの新アイテム投入についてメモをまとめていたら眠くなってきたので(笑)しばし昼寝。
16時~目が覚めて外出。タムラマで首、腰、右手の治療。今月末には久しぶりにフットサルの大会もあるので、腰は少しでも回復させておかねば。
17時、クルマで独り、有楽町のBicカメラへ。iPod touchはより大容量の機種が出てから検討することに決めてEXILIMケータイの購入をするつもりで携帯電話売り場に挑む。
しかし実機を前に、そのあまりに一般的すぎる造型と指紋が目立つ表面加工に対して(まだtalbyが壊れたわけでもないのに)1万円を超える出費をすることに二の足を踏んでしまい、最終的にはなぜか「MediaSkin」へ機種変更。talbyやその前に使ってたNEON(ヒンジがぶっ壊れた)と違って、キーは押しにくいしすぐ汚れそうだが、さすが速度は速い。それにauのポイントとBicカメラのポイントを使って(現金支払いナシで)変更できたのでヨシとしよう。気持ちのいいデザインだし。しばらく使用したらレビューしてみたいと思う。
帰宅後はヨメと、いつもの炭水化物を摂らない週末型の夕食。脂ののった秋サンマに豚しゃぶサラダと生ハム(普通のやつ)、そして冬瓜の味噌汁。全部美味也。
締めに録画した「ROME」を観て(クレオパトラがそんなに綺麗じゃない)就寝。
携帯を新しくした以外は特にこれという成果もない割に忙しく疲れた1日だった。皆、こんなもんなのかな。来週は連休(仕事が滞りなければ)。まだ取ってない夏休みも含め、秋の予定を考えておかねば。
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EURO2008予選観戦記録 (2007/SEP) |
まず「イタリアvsフランス」。
サン・シーロ(ACミランの本拠地)で開催されたイタリアのホームゲームだったが、まあ観客のブーイングの激しいこと。いくら因縁の対決とは言え、あれが本物のサポーターだなんて肯定的な意見には、ボクは反対だ。フランスが自らのホームゲームでやったように、どんな相手であれ礼節を尽くして迎え撃つ(そして撃破する)方が日本人のメンタリティにはしっくりくる。
ゲームそのものにも、特に見所はなかった。相変わらず国際試合では「消えている」アンリ、ガチガチにマークされてほとんど持ち味を発揮できなかったリベリー(顔が嫌い)のフランスはボールが収まる時間帯がなかったし、イタリアもトーニを怪我で欠きトッティが引退した攻撃陣には全く迫力がなく、ひたすら守備的な面ばかりが目立つばかり。
結局イタリアは今回の引き分けでスコットランドと順位が入れ替わってしまった。まあいつものごとく帳尻はあわせてくるだろうけど(必要なら審判を買収して・・・おっと)。
次に「スペインvsアイスランド」。「伊vs仏」にくらべればそれなりに楽しめた。
スペインは入場時、全員背番号15のユニフォームを着用してプエルタへの追悼の意をあらわしてやる気十分。しかし前後半を通じてプレッシャーをかけていたのはサポーターの(ちゃんとした)大きな声援をバックに戦ったホームのアイスランド。スペインが持ち味のパスサッカーを思うようにできなかったのは、雨で芝が重かったこともあるが、アイスランドの早くて激しいプレスの影響だろう。イライラしたシャビ・アロンソが報復行為で退場したのがその象徴だった(アロンソ、期待していたのに)。それにアイスランドのGK(名前忘れた)はかなり良かった。ビジャのFKやトーレスのシュートに対する反応はチェフ並みで「これはスペインの得点は難しいんじゃないの」と思わせた。
しかし、後半同点に追いついた攻撃の厚みは、さすがスペイン。決めたのはやっぱりイニエスタ。キューピーみたいな顔をしてほんとに巧い。ロナウジーニョに「あいつはホントに巧い」と言わせるだけはある。
それにしてもスペイン、勝ち点は重ねているとはいえ不安が残る。12日のラトビア戦も見守りたい。
この時期、代表戦と国内リーグで欧州出身のトップ選手の多くは、かなりハードなスケジュールでゲームをこなさなくてはならない。どうか怪我のないように。
9.09.2007
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秋の肝臓負荷テスト実施。 |
9月第一週末の行動録、その1。
金曜日の夜は福岡在住の友人Tの紹介で知り合った不動産/建築関係者との集まりに顔を出して、注文住宅事業を手がける友人Mを紹介。
恵比寿で始まった集まりは、そのほとんどが九州駐在経験者(その繋がりで開かれたのだが)ということもあり、途中からハイペースな「飲み会」に必然的に移行。アルマーニ・ジャパンのディレクターや美人ホテル令嬢なども加わったその集団は外苑前に場所を移し、シャンペンと葉巻に酔って午前3時お開き。果たしてMの人脈形成に役立てたのか、朦朧としながら帰宅してリビング(の床)で就寝。
土曜日、ハングオーバーに苦しみつつ正午には起床、フルーツを食べて起床したヨメを美容室に送る。自身もクリーニングを出した後、同じ美容室に行ってカット。いつものヒトがおらず別の女性が切ってくれた。余談だが若い男性の美容師は苦手だ。世界の違う同性の兄ちゃんと何を話せばいいのかわからないから。
アタマがさっぱりしたところで銀座へと向かい、転職で東京に越してきた幼なじみのO原くんを歓迎する会へ。ボクと同じくO原と幼稚園~中学まで一緒だったM(アナリスト)とO(京大院卒のニート。起業準備中)、そしてO原達っと高校の同級生だったYくん(システム会社経営)が集合してスペイン料理→韓国料理とハシゴ。岡山出身者がこんなに集うのは初めてかも知れない。悪友同士、昔のヤバイ話や武勇伝の数々に時間を忘れたが、さすがに体力も限界に近くなり22時にお開き。
帰り道、同じく旧友と根津で飲むヨメから「この店に来てるけど予想通りイイよ」とメール。以前から目を付けていたので迷わず途中下車。なるほど、手作りのカウンターや雰囲気のある照明、美味しそうなフードメニューにブックマーク決定。
カウンターに座ってヨメとその友人とおしゃべり。さすがにもう飲めん!と思ったが、来日中のあるワイナリーのオーナー夫妻が偶然来店(!)しており、そのワイン「2004 Pinot Noir」をいただくことに(←アル中)。それにしてもニュージーランドワインとは、なかなか目の付けどころがいいのではないかと思った(世界的な評価の割には日本では影が薄いので)。その後、生ハム(ハモン・セラーノ)と珈琲(これまた美味い!)をいただいて終電で帰宅。
それにしても良い店だった。自分たちでやるとしたらああいう雰囲気に近いものになりそうな気がする。来年は近くに引っ越すことになるが、通う店がまた増えてしまったよ・・・。
9.06.2007
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ミッドタウン初体験。 |
東京ミッドタウンは、富士フィルムグループ本社で開催されたフォーラムでプレゼンテーション。久々に300人に迫る聴衆の前に登壇する緊張からか、直前に数回トイレに行った。
で、そのうち1回は個室に入ったが、なんと明かりが自動で点くですよ!いや、もちろん真っ暗ではないし、正確には元々点いてるんだけど、要するにドアを閉めると本気モードの明るさにになるというやつです。なんだか最新のビルはすごいなあ。まさに「日本的気配り機能」。
仕事完了後、ミッドタウン内をちょっとだけぶらぶら。リッツ・カールトンがあるからか、ヒルズなんかより断然落ち着いていて、いい感じだった。ギラギラしていない。
でも台風が刻一刻と近づいている風だったので早めに退散。今度は晴れていて涼しい日の夕方にでも歩き回ってみたいものだ。
それにしてもiPod touchは悩ましい。EXILIMケータイを買おうとしていたが・・・・しばし検討。
9.05.2007
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社長として断固なすべき仕事。 |
ビジネス書房の「乱読/積読 助長的ミニ書評」で堀内さんが紹介されていた「社長として断固なすべき6つの仕事」。
確かに高い!(10290円!)しかし見出しにある「6つの仕事」には同感。
- ・絶対赤字を出さない経営
- ・成長するために新たな収益源を創り出す仕事
- ・社長と社員の心をひとつに合わせる仕事
- ・社員の努力が実るような賃金決定
- ・利益目標を確実に達成させる部門別収益管理
- ・経営の長期展望と将来進むべき方向を決める仕事
社長として断固なすべき6つの仕事 - *ListFreak
うむ。
> # 社長と社員の心をひとつに合わせる仕事
> # 社員の努力が実るような賃金決定
特にこの二点は、成長途中のベンチャー、人数が少なく人員が欠けることの経営に与える影響が多い中小企業には必要なことだと思った次第。
9.02.2007
9.01.2007
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15:00 運命のプレイボール。 |
そうは言ってもいつまでも悲しみには暮れていられない。今日は日本にとって大切な日。防災の日?ノンノン!!マエダの日、前田の日です。
イチローが、松井が、球界が「天才」と認めた侍バッター前田。怪我を乗り越え涙の2000本安打まであと1本。友人のドリューとShoは昨日、広島市民球場へと乗り込んだ。スゴイ!!
ボクも今日広島に行こうとチケット入手に挑戦したが手に入らない。ドリューの報告では、球場の当日券売り場は早朝から長蛇の列とのこと。ギャース!
仕方がない、東京から応援するよ!2人でしっかりと2000本を、そして球場の盛り上がりを目に焼き付けてきてください!羨ましい!!
● 前田智徳(Wikipedia)
8.31.2007
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夏の終わりは突然来る。 |
プエルタ。スペインのプロフットボールリーグ、リーガエスパニューラ1部のセビージャ(セビリア)所属。先頃スペイン代表にも収集され初キャップを数えた才能あるDF。
ようやく始まったリーガの今シーズン(07-08シーズン)。開幕戦の週末はちょうど合宿だったので、録画した「セビージャ vs ヘタフェ」は火曜日の深夜に観戦した。
昨シーズン、台風の目として優勝争いに絡んだファンデ・ラモス監督率いるセビージャは、序盤PKで先制されつつも、FWカヌーテ(恥骨炎)とファビアーノ(ヤンキー)を軸に新戦力ケイタ(マリ代表)の活躍もあって、ラウドルップ新監督(現役時代すごく好きだった)のヘタフェを追いつめていく。双方とも開幕戦らしい気合いの入ったプレーの応酬で、球際は若干荒れ気味なゲーム展開ではあったが、プレミアなみのスピードとリーガらしいパスワークが楽しい、いいゲームだった。
そんな中、前半途中にセビージャのSBプエルタがボールの全くないところで倒れた。直前、自陣エンドラインを割ったボールを見送りながら膝に手をついていたのが見えたので「開幕戦だしまだ体がフィットしてないのかな」と思った矢先の出来事。
「あれ?」と思う間もなくGKが激しく叫んですごい勢いでチームメイトが駆け寄る。すぐに出てきたドクターは倒れたプエルタの口に手を入れたりしてる。VTRではあまりよく見えなかったが、確実に意識を失ってたいたように見えたので、おそらく気道を確保してたんだろう。
数秒後、意識が戻ったらしく起き上がるプエルタ。ドクターはベンチに向かって続行不可&選手交代の合図。とりあえず起ち上がりドクターの方を借りてベンチへと戻るプエルタ。会場もほっと安堵の拍手だったが、WOWOW解説者の北澤は「大丈夫かな・・・」と心配な声。
とりあえず試合は続行され、ますます荒れ模様になったゲームはセビージャが逆転勝利。途中、プエルタはそのまま病院に急行したというニュースがあったので、「そういえばこれ録画だったな」と思いSportsNaviサイトでチェックすると「プエルタ、容態回復」という見出しが見えたので一安心して就寝した。
それがまさか、翌日(水曜日)の昼「プエルタ死去」というニュースを目にすることになるとは・・・。
アントニオ・プエルタ、実はあの開幕戦まで名前は知ってたがまったく意識したことのないプレイヤーだった。でも新しいシーズン開幕戦という特別なゲームだったからか、純粋に面白いゲームだったからか、自然と奮闘するプエルタを意識するようになっていた。そんな矢先の悲劇。それは(喩えがよくないとは思うが)まるで空港で出会って二言三言会話して別れた人の飛行機が落ちたようなショックで、しばらく呆然と画面を見つめてしまった。
小澤氏の記事(プエルタの死去、悲しみに暮れるスペイン)などを読むにつけ、そしてスペイン国内のメディアの消沈ぶりや、YouTube上にUPされたプエルタを偲ぶ数多くの映像を目にするにつけ、やりきれない気持ちになる。22歳。まだまだこれからなのに。
13年前、親友の一人が同じ時期に目の前で亡くなったことが思い出されて、もの悲しい今日この頃。
今日の夜にはヨメが中国出張から帰国。早く帰ってコーイ。
8.30.2007
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合宿2007雑感。 |
先週末は恒例の合宿。
今回の幹事は新婚&おめでたのN。事前清算やいつのまにかチェックアウトが終わっているなどのそつない仕事ぶりで、オトコ12人をストレスなく誘導。次回幹事に内定したICZWがその準備を丸投げしそうな出来映えだった。
内容はいつもの耐久UNOに加え、ボーリング、フットサル、テニスとアスレチック系イベントが盛りだくさん。怪我もなく心地よい汗をかけた(30歳を超えてからスポーツの割合がどんどん増していくのは日頃の不摂生に対する不安から?)。
食事面も、初日の出だしこそ高速で渋滞にはまってSAで摂取したものの、その後はボーリング後の焼肉(たらふく食った後、代行運転サービスを初めて経験した。結構快適でタクシーより安い!)にはじまり、フットサル後の鰻(浜名湖だからね)、まるたやのチーズケーキ(Shoの奥様ご推薦)、コテージでのカレー(ボクお手製)、富士宮焼きそば(「佐野食堂」で)、沼津の魚(「丸天」で。おばちゃん態度悪いが魚は美味い)など堪能。2〜3kg太ったのではなかろーか。
※写真は浜名湖の鰻屋「かねりん」の鰻重。
思えばこの合宿、Shoとボクだけは全ての回の全ての日程に参加しているが、年々途中参加/離脱や直前キャンセルの割合が多くなってきた。仕事も忙しくなり、結婚し家庭ができてくるとなかなか調整が難しいのかもしれないが、文字通り同じ釜の飯を食った仲間との数日間は、日常を忘れてリラックスできること以外にも多くのことを与えてくれる。仕事やキャリアのヒントを得たり、各人の専門分野に関して相談ができたり。そして送り出してくれる家族の大切さを実感したり。今後も事情の許すかぎり全日程に参加していきたいと思う。
8.20.2007
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読書:「1ポンドの悲しみ」「こんな僕でも社長になれた」 |
金曜日、猛暑にオフィスの空調設備が壊れ、そんな時に限ってスーツ着用日だったボクは山積した仕事も相まって打ち合わせ中機嫌が悪くなってしまった。大人げないと反省。それにしてもオリックス・ファシリティーズになってからビル管理がよくないなあ。三井不動産ビルマネジメントに戻してくれないものか。
そんな猛暑と各種もやもやで消沈した週末、軽い本を久しぶりにいくつか読んだ。
ひとつは石田衣良の「1ポンドの悲しみ」。30代の男女を主人公にした短編集でヨメがふむふむと頷きながら読んでいたのを借りた。なるほど、オトナの恋を描いたものでありながら(表題作の性的な描写などは30代ならでは?)どこか青春を感じるすっきりとした読後感のある作品ばかりでよかった。いつも通り気障ににならないギリギリのところの素直な台詞が上手い、このヒトは。
個人的にいいなと思ったところは「デートは本屋で」(このタイトルもいい)という話の終盤にある登場人物のやりとり。
「わたし、高生さんと話したいことがいっぱいあるみたいな気がする」
高生はほとんど目を閉じそうに目を細めて笑った。
「どうせ、これまで読んだ本の話しなんでしょ」
千晶は少女のように舌の先をのぞかせた。
「うん、そうだけど、それが一番わかるんだよ。あなたがどういう人で、なにが好きか。心の底でどんなふうに生きたいと思っているか」
千晶は窓のむこうを見ている高生にいいたかった。これほどたくさんの本が書かれているのは、そのせいなのだ。本はひとつひとつがちいさな鏡で、読む人の心の底を映し出す力がある。
かの佳作「ハイ・フィデリティ」では、主人公の音楽オタク達の「どういう人間であるかより、何が好きなのかの方が大切」という極端な価値基準が批判の対象となっていたが、個人的には「何がどうして好きなのか」はある人間と近しくなれるか、なりたいかの判断材料としてとても重要なものだと思う。別に同じものを好きでなくてもいいし、嫌いなものを好きでも構わない。どうして好きなのか、がわかれば。
そして「本」は、その判断のジャンルにおいて、かなり身近でありながら実はかなり奥深いものかもしれない(音楽や映画に比べて)。千晶(石田衣良)の言う「本はひとつひとつがちいさな鏡で、読む人の心の底を映し出す力がある」というのは真実だろう。
次に読んだのが、遅ればせながらやっと入手した「こんな僕でも社長になれた」(家入一真、ワニブックス)。
仕事でもおつきあいのあるPaperboy&co.社の社長による自叙伝だが、予想外によかった。
いわゆる76世代の成功者と言われる同年代のITベンチャー社長の半生というと、かえってシニカルな反応をしてしまいがちだが、経営論的なものは一切出てこないし、登場人物が交わす福岡弁への親近感からか案外すんなり読めたので、その他の有名社長よりもかなり共感できる部分が多かったと言えよう。
どんな人にだって、どこかにきっと、何も恐れることなくハッピーに暮らせる場所があるはずだ。前に進まなくたって、逃げたって、生きてさえいれば、きっといつか、そんな場所にたどり着く。逃げることは、決して悪いことじゃない。
こうした言葉はとらえようによっては「前向きではない」「弱い」という印象を持たれるし「結果(成果)が出たから言えること」という意見も確かにあるだろう。
でも最近、世の中全体に昔ほど余裕がなくなっていると確実に感じるし、強いヒトにはますますつらい弱者に優しくない気がする。人間関係における言葉遣いも、ボクが子供のときよりキツイと思うし、こんなに鬱病のヒトが多いのは「逃げる場所を探す時間」も「探せる雰囲気」もないからじゃないか。
身動きが取れないことに絶望的になって、自ら命を絶ってしまうくらいなら、誰も追ってこないところまで、全力で逃げればいい。
週末も小田原で無理心中と思われる事件があったが、父親も中学生の息子を手にかけるくらいなら逃げればよかったのにと思う。でも、もしかしたら・・・「誰も追ってこない場所」を知らなかったんじゃないだろうか。
改めて思った。家族、故郷、心落ち着ける場所・・・常日頃、そうしたものの存在を無意識だけど感じていられるようにしておかなくては。本を読み、人と話し、映画で笑い、共に酒に酔う。仕事ももちろんだが、そうした人間的つながりを30代、大事にしたい。
来週は恒例の合宿。これもまた友人との繋がりを保つ大切な時間。楽しみだ。
8.14.2007
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メモ:人間の関心への価格付けとか。 |
先日、日経IT Proで池田信夫氏が新著「ウェブは資本主義を超える」についてインタビューを受けていた(こちら)。いくつかメモっておきたい言葉があったのでこのエントリで。まずは情報過多の時代における希少性について。
情報の少ない世界では,情報が希少であるために情報に価格がつく。しかし情報が溢れるように提供された時、相対的に希少になるのは何か。経営学者ハーバート・サイモンは、それは情報が消費するもの、すなわち「人間の関心」だといいました。関心を集めるものに値段がつくようになります。
Googleのビジネスを説明する言葉はいくつか出回っているが、個人的にはこの「"人間の関心"に値段をつける(そして流通させる)」という言葉をあてはめてみるのがしっくりきた。検索の結果が表示されるページに広告(池田氏は"狭告"と表現している)を掲載することで、従来に比べより効果の高い広告効果を得る。まさしく彼らが扱っているのは(利用者の)intentionであって、(出稿者による)attentionとは似て非なるものなんだな。
続けて日本の携帯産業について。
世界の携帯電話市場で,日本メーカーのシェアは(海外と合弁のソニー・エリクソンを除けば)7%しかない。それなのに日本の携帯電話メーカーは9社 もある。その原因は,第2世代携帯電話の規格を決めるとき,郵政省が既存の通信事業者だけに無償で電波を割り当て,しかも技術標準まで日本ローカルの PDCという方式に統一したためです。おかげで日本の携帯電話は世界の市場から遮断されているので,超高機能・高コストの製品ばかり開発され,世界の市場 ではまったく通用しないが,キャリアが全量買い上げてくれるので,みんな仲よく共存できる。
こういう状況を,海部美知さん(在米コンサルタント)は「パラダイス鎖国」と表現しました。世界第2位の大きな市場で,ほどほどにもうかるパラダイスに安住しているうちに,日本のIT産業はグローバルな競争に取り残され,韓国や台湾にも抜かれつつあります。
このような日本市場の特殊性については様々な分野で語られているが、特に携帯電話分野の歪さ(いびつさ)については、iPhone登場以後、日本市場への導入の可能性を巡る議論の中で目にする機会が増えたように思う。そして国内の全メーカーの年間生産総台数がNokiaのたった3ヶ月分の出荷台数にほぼ等しいというようなことを聞くと、日本の携帯電話市場がガラパゴス諸島のように思えてくる。
でもこうした(グローバル・スタンダードではないという意味での)特殊性は、携帯電話に限らないように思う。自身が関わっているMBAを始めとする高等教育の分野では、とりわけアカデミックな分野においてその印象が強い。大抵の場合、監督省庁が音頭をとってM菱総研とかが莫大な予算を引き出して、「箱」とか「制度」とかつくって終わり、というパターンが多いなあ。つくりっぱなしというか、運用まで面倒を見ないというか。実情を無視した設計や、妥協だらけの企画でそうなってしまうんだろうか。自らの仕事も含めて反省せねばなるまいよ、と思った。
明日は仕事はお休み。暑くなりそうだ。
8.13.2007
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撃たれて野次られて。 |
iMac導入後、劇的に改善された処理能力を活用するべく購入し、楽しんでいるのが「Call of Duty」。ええ、ゲームです。でもこれが結構面白い。
内容はいわゆる戦争モノで、FPS(First Person Shooter)と呼ばれる主人公視点のリアルタイムシューティングゲーム。プレイヤーは第二次世界大戦中のアメリカ、ロシア、イギリスの兵隊になってD-Dayを含む様々なミッションに参加するのだが、子供の成長には良くないかもと思わせるほどの映像(というか動き)のリアルさで、これがハマる。
寝る前などにひたすら戦闘に集中しているともやもやした思考が消えてなくなりイイ感じ(もしかしたら悪い夢を見やすくなるかもとか思ったが今のところその自覚はない)。いきなりドイツ兵と鉢合わせしたりするとしゃっくりも簡単に止まるし。
6月後半から始めて、暇を見つけては戦闘にあけくれた結果、7月にはミッションは全てクリアしてしまったが、KSG君曰く「ネットワーク対戦すればいいじゃん」と。なんだそれ。ということでやってみたら・・・ボコボコにやられましたよ、世界中から参加している猛者どもに。コンピュータと対戦している時と違って、こちらが全然想像もしていない場所から狙撃されたり、全然歯が立たない。やっぱり人間相手は油断ならないなあと実感した次第。でも海の向こうの青白い童貞オタク(偏見?)に殺されたかと思うと腹が立つなあ。絶対上達してやる。
それにも増して腹立たしいのが、普段「またピコピコやってんの?!」(ピコピコとか音しないもん)といい歳をしてゲームに興ずる夫を口撃するヨメに、「うわ、鈍臭い」とか「いまなんであんなボーっと突っ立てたの?」とか野次られること。うるさいぞ!
ストレス解消のつもりが、余計ストレスを溜めてしまう今日この頃。
8.11.2007
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UBUDが誘っている・・・ |
まだ夏期休暇の予定がはっきりしない我が家。はたして休めるのかも微妙・・・。logpaperの新アイテムもあるしHarvardの翻訳ケース販売開始もあるし、その他にも私事が諸々。まあ仕事が遅いだけなんだけども。
そんな折、友人のAndy夫妻が9月にバリのUBUDへ行くと聞いた。彼らから現地の情報を求められたので古いブログのエントリを探してみると・・・最後に行ったのは2004年。もう3年近く行ってない!!
● 2004年11月のエントリ(exblog)
読み返していると無性に行きたくなってきた!!レンタカーのジムニーが二駆でもスリックタイヤでもいいからボーッとしたい。今後についてゆっくり考えたい!
衝動的に調べてみると、9月中旬の三連休、シンガポール航空利用の往復(シンガポール経由、シンガポールでストップオーバー可能)で60000円/人。魅力的ではないか?でも今後出費もかさむしこの時期に30万円近く散財するのは賢くはないかもなあ。
てかこういう調べ物と同じくらい早く仕事片づければいいのに。 > ボク
8.09.2007
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仕事して飲んで産まれての水曜日。 |
午前、ビジネススクールとの打ち合わせで日吉へ。久しぶりにスーツ&ネクタイの日に限って真夏日とは・・・。こまめにエアコンの効いたところ(ドトールとか)で休みながら移動するが、汗をかいた甲斐あって、新しいココロミを含め諸々上手くいきそうだ。
ただ問題は国から金をもらって同じ分野に乗り出してきた経産省の外郭団体でもある某研修センター。「民業は圧迫しませんのでご安心ください」と言いながら同じマーケットに参入してきた。ヤマト運輸の気持ちもわかる今日この頃。
午後は海外コンテンツのディストリビューションの準備。WebはもちろんDBに入れる情報にかなり手を加える必要がありそうだ。今月の週末はシコシコ翻訳作業に追われることになりそう。
夕方、logpaperの新しいアイテムについての打ち合わせ。プロダクトの形はほぼ決まったので、それを編集&作成するためのインターフェースなどについて決めなくては。しかしアイテムとして、かなり面白い感触。今の構想が実現できれば世の中、面白くなるぞ。
夜は以前の同僚達と久しぶりに再会。新橋の「魚金」で。元の会社とは様々な理由で疎遠な彼らだが(理由は案外共通だったりする)、個人的には「同じ釜のメシ〜」的な想いもあり、繋がっていたいと思う面々だ。それぞれ様々な分野で活躍していて刺激にもなるし。近況報告、妄想、昔話(これがイチバン花が咲いたりして)を肴にかなり飲む。
それはそうと、今日、また一人姪が増えた。義妹が2人目を出産。予定日よりも10日弱早いが、母子ともに健康らしくよかった。上の娘が「さくら」なので下の子は「ぼたん」にしようと勝手に決めている義兄夫婦に義妹は「花札じゃないんだから」とダメ出し。そうか、じゃあ「きく」か「ゆり」で。「保育園のクラス名じゃないんだから」とか言われそうだけど。その前に、なんでボクらが決めなくちゃならんのか、という話か。
※そういえば元先輩&元同期のカップルであるところのY家にも待望の第一子が誕生。YJMさん、CHIEちゃん、おめでとう!
8.08.2007
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Youtube初体験(動画UP) |
月曜日は有休で病院。週末の疲れもあったのでちょうどよかった。しかも待合室に「ENGINE」が揃っていて、久しぶりにクルマ情報をアップデートできた(徳大寺有恒の老人ぶりにびっくり)。新しいCクラスも興味をそそられたが、セダンとしてはC6がスゴクイイと思った。ドリューに同感です。
診察&治療は昼過ぎに終わったので、麻布十番の次姉家族のところに顔を出して姉と四方山話。姪×2人甥はディズニーチャンネルに熱中。なんだかんだ言ってハーフの子供は可愛いが、相変わらず自分と家族以外に興味はない感じで(笑)やっぱり外国人だよなあと実感。もう少し大きくなったら少しは叔父に関心を持ってくれるんだろうか。夕方、帰宅した義兄と少し話してから辞去。次に会うのは来年かな?
麻布を出て六本木へ。YNG君を拾って大崎へ向かい、YNG君の会社(ボクの以前所属していた会社)の複数の部門で行うフットサルに参加。VIPコートとは名ばかりの狭く空調のない屋内コートは想像を絶する暑さで、とてつもなく疲労して帰宅。
早く寝ればいいものをヨメとのスカイプチャットで寝るタイミングを逸してしまったので、Youtubeへの動画UPを初体験してみることに。題材は甥ッ子が持参したこれ。
彼がこの春から夏にかけて制作した自作の「ピタゴラそうち(by ピタゴラスイッチ)」作品集。叔父に自慢したかったらしく旧式のデジカメで撮影した動画を持って上京してくれたのだが、見て感心。うまく作るよなあ。中には「あれ?」という作品もあるがそれはご愛敬。是非お楽しみを。
ちなみに「ピタゴラそうち」のようなからくり装置を「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」というらしく、ゴールドバーグ氏のWebサイトを見るといろんな装置のスケッチがあって面白い。多摩大学ではコンテストもやっていて、昨年の作品集を見ると結構デカイ作品もあったりする。甥ッ子もいずれこういうところで作品を発表するようになるのか・・・。
それにしてもYoutube簡単。普及する理由がわかった気がする。何事もまずは体験してみることだなあと実感。
8.04.2007
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暑く忙しい週末。 |
ヨメが中国出張で不在の週末。
土曜日は子供たちの夏休みにあわせて上京した長姉家族(義兄除く)と、同じく夏休みに帰国した次姉家族と久しぶりの再会。一番下の姪っ子が大きくなっててびっくり。
木 曜日からディズニーランドを楽しんだ両家族は少々お疲れ気味であったが、ロイズ@六本木ヒルズで昼食をとったあと、今回ボクがホストを務めさせていただく 長姉一家を連れて台場へ。台場を見たい&雑貨を見たいという姪のリクエストに応えてデックスへ行き、埼玉近辺のヤンキーカップル(偏見)で溢れる店内を散策。姉は「台場一丁目商店街」を楽しんだ模様。
その後、豊洲のららぽーと、北千住ルミネのプラザ(ソニプラ)という華やかとは言えない場所を巡った後、もんじゃ「浜作」で玉のような汗をかきながら夕食。子供たちは初めて食べるもんじゃ(明太チーズ+ベビースターが気に入ったみたい)をほおばって満足気。
日曜日は、江戸東京博物館から。特別企画展の「大鉄道博覧会」を楽しみにしていたテツである甥っ子は、しかし連日の過密日程がたたり、企画展のみの見学でダウン・・・。姉が付き添って博物館の救護室で休ませている間に、姪を連れて湯島天神にお礼参り&浅草仲店探訪。その後、少し回復した甥と合流して、彼が行きたがっていた秋葉原の電子部品ショップへ。文字通り気力を振り絞ってお目当てのパーツをゲットした彼は、本格的に発熱&ダウン。急遽家に戻り休息。熱中症かな。
余談だが、初めて行った江戸東京博物館。思いのほか楽しめた。個人的には明治以降の展示はイマイチだったが、江戸時代の展示はかなりいい。越後屋の店舗模型などは、当時の圧倒的な豪商ぶりがうかがえる迫力だし、上下水道に関する展示からは、ベニスと並ぶ水の都と謳われた当時の江戸の都市としての実力を垣間見ることができた。未訪問の方、おすすめです。
で、17時。今回のメインイベントとも言える焼肉「正泰苑」には、結局姪っ子と2人で行くことに(姉と甥は留守番)。「Kちゃん大丈夫かねー」と言いつつも、食いしん坊の姪は初めて食べる極美味の品々に大満足。いちいち反応が面白い。「次回はみんなで食べたいねー」なんて言いながら大人の分量をペロリ。将来手強いぞ。
帰宅しても甥の熱は一向に下がらず。翌朝は6時の始発新幹線とのこと。甥の熱がなかなか下がらないが、協議の結果、とりあえず新幹線の中で寝て帰ろうということで強行することになり22時前に就寝。翌朝、5時前に起床しクルマで東京駅まで送る。ぐったりした甥を背負って改札へ。慌ただしく別れの挨拶をすませ見送る。甥は始発を予約した一番の理由「新型N700系」を味わうこともなく帰途についたそうな・・・。
体調万全でまたおいで〜。さすがに叔父さんも疲れたぞよ。
8.03.2007
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実現したいアイデアはあれども。 |
仕事メモ。 「旅」をターゲットとしたSNSであるところのマタタビのプロデューサーS氏とK氏が、紹介してくれたRAWHIDE.のI氏と共に名古屋から来社。logpaper&Photobackのマタタビとの協同プロモーションと連携についてアイデアを交換したが、実現できれば色々面白いことができそう。
それはそうと、S氏、K氏、両名とも着席するやいなやMacBookProとMacBookを取り出して、あらためてWeb系開発者のMac率が高まっていることを実感。たぶんその背景には一般に言われている「CPUがintelになってWindowsが使えるようになったから」というポコ○ンでも想像できる理由の他に、伊藤氏(はてなCTO)の言うこんな理由があると思われる。
閑話休題。マタタビも面白いが、RAWHIDE.のサービス「トイスタ」との連携も是非実現したい。子供専用SNSである同サービスは、子供に「ネットは恐くない」ことと「安全に賢く使うためのルールやリテラシ」を教える場として運用されているが、この思想は"危ないものからとにかく遠ざける"的な発想が目立つ昨今、至極真っ当なアプローチであると感じる。そしてボクとしてはここに「モノ作りの楽しさ」や「発想やアイデアをカタチにして共有すること」を付け加えられたらもっと素晴らしいんじゃないかと思う。
思えば昔、LEGOでいろんな"作品"を作っては、裏庭の窓を開けて隣の家のタカくんと見せ合ってたものだが、近所に同年代の子供が少ない現代の子供はそういうチャンスもないだろうし、であればネットはそういう楽しみ方を提供するためにこそ活用されていいと思うからだ。
そんなこんなで、他社サービス連携のアイデアは日々浮かぶし、色んなヒトから声をかけてもらったりしているが、いかんせん応えられるものが少ない。それは弊社のリソースの問題であると同時に、考え方の問題(あえて"問題"と言いたい)でもある。ネットにサービスの入り口(というか大部分)を持っていることのメリットがほとんど活かされていない気がする。たとえば「FlickrからCCの写真を持ってきてNOTEを作る」というシンプルなアイデアの実現に時間がかかる(と判断する)理由がわかんないなあ。面白いと思わないから実現したくないだけなんだろうか。
でもこの種のアイデアを「面白い」と思わない時点で、Webの「やってみようカルチャー」とは明確な乖離がある気がするし、だったら完璧な完成品(ありえないけど)を巨額のPR費かけてリリースすればええやんか・・・そんなことを面白そうなコンシューマ向けWebサービス会社との打ち合わせを通じて(あらためて)感じた一週間だった。
来週からは本格的にNOTE、logpaperの認知向上に取り組みながら、Harvard Business School&KBSとの交渉。9/1の翻訳ケース販売開始に向けてやることは山積だ(英語堪能な方、書誌情報翻訳のバイトしませんか~?)。
ヨメは今日から中国出張。週末は上京した姉家族のアテンドをひとりでやらなくてはならない。タフな週末になりそうだ。
8.02.2007
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検索ワードランク1位は・・・ |
昨今、このブログに到達する検索ワードのTOPは参院選の影響か「上野公成」。Googleでサーチすると1ページ目にこのエントリが出てくるからと思われるが、彼の落選に少しは影響があったのかしらん。
久しぶりに旧ブログの解析もしてみたら、こちらもまだ一日50〜80人くらいは来ててびっくり。Bloggerに移行して久しいがエントリ総数は圧倒的に多いこともあって、検索結果で訪れるヒトが相当数いるようだ。
ちなみに最近はこのエントリが一番人気。
あらためて読んで以下のフレーズをメモ。
常々、料理と同じく、中身にあわせた器というものがコンテンツにもあるべきだと思っているが、最近はその逆(=仕組みにコンテンツをあわせる)が多く、自らも仕事においてそれを意識しすぎていたように感じられていた。
そしてこれも。
言われてみれば、周りの「センス」のあるモノやヒト、コトは、そうしたルック&フィールを備えている。あるボタンや言葉が存在する(発せられる)場所やタイミングが「良い感じ」であること。ストレスなく使えてつきあえること。それが私にとっては「センス」のあるモノやヒトだったりします。
確かに単純にデザインに走ったものは格好は良いとは思うけどセンスを感じることはないなぁ。
既存のサービス、これからのサービスでも改めて意識していきたいと思った。
8.01.2007
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オリジナルノートを楽しむ習慣を。 |
本日、予定通りlogpaperに新アイテムの投入が完了。色々あったが何とかリリースできた。
今回新しく編集・作成できるようになったアイテムは「NOTE」(ノート)。これは表紙に自分の好きな写真/画像をカラーでプリントできる、32ページのカジュアルなノート。今回の大きさはA4とB5の間くらいのサイズで、中紙はヨコ罫線(U罫=8mm)、5mm方眼、無地の3種類から選ぶことができる(NOTE1冊につき中身は1種類のみ選択可能)。※詳細はコチラ
目的に応じてテキストを組み合わせることもできるので、いわゆる学生が使う勉強用のノートはもちろん、ビジネスパーソンが使うノートとしても有望な気がしている。プロジェクトが発足したらメンバー共通のノートを作ってみるとか、インナーブランディングにも使えそう。
[お知らせ] 活用事例募集中!
「俺なら/私ならこう使う!」我こそはと思わん方はワタクシ宛にご連絡ください(コメント欄でも直メールでも、mixi経由でもOKです)。3種類3冊を無料で作成できるギフト券を進呈いたします~。
7.31.2007
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並んでたのは1BOXと軽自動車。 |
8月1日からガソリンの価格が上がるそうな。
レギュラーガソリンで1L=145円超だそうで。我が家はハイオクなので150円を超えるということか。高いね。
でもだからと言って、7月31日の深夜、ガソリンスタンドに行列する人々の気が知れない。ポリタンク数十個分買い溜めするというならともかく、普通クルマ1台でしょ?並んでる方がコストかかるでしょ。
たとえばボクのクルマがレギュラーだったとして、ガソリンは65L入るけど、そのうち60Lを給油したとしても6〜7円の値上げによって上昇するコストって420円。そのために深夜クルマを出して数十台が列をなすガススタに並ぶってのがほんとうに家計にインパクトがあるとは思えないなあ。ニュースの映像には1BOXとか軽が多かったけど、意味あんのかな?
それになんだか「エコ」じゃない気がするし(なんでも「エコ」かそうでないかで判断するのは嫌いだけど)。
でもクルマを使う輸送業等に関わる人にとっては深刻な問題だろうなあ。いや、物流は多くのビジネスに欠かせない機能であるから、関係のない人の方が少ないかも。ウチのビジネスも物流とは切っても切りはなせないし、今回のニュースを機に今一度ロジを整理してみようと思った。
[追記] 考えれば考えるほど、先輩(Baconductor)が指摘する通り、これはマスコミのマッチポンプのように思える。ひょっとして並んでるヤツの何台かはサクラじゃなかろーか。
7.30.2007
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自宅に鉄板が欲しい。 |
浅草の鉄板焼「とみい」。先週末久しぶりに訪問し、改めて自宅に鉄板が欲しいと思った。
高級有名店で修行したマスター(独身)が13年前にオープンしたこのお店、鉄板を備えたテーブルが3つのこぢんまりとした店内は、しかしマスター(独身)の細かな目配りと手入れで、使い込まれた感と同時に清潔感があり、とても居心地がいい。でも醍醐味はやはり調理&料理。圧倒的な肉の美味さである。
想像を絶する量のニンニク(休日前でなければ厳しい)と食す、超厚切り&レアなステーキの味は言うまでもないが、ボクのおすすめはハンバーグだ。
つなぎを一切つかわない牛挽肉100%の肉玉が鉄板の上で絶妙な焼色を与えられて目の前に。箸で割ると余熱でほんのり暖かいだけのレアな赤肉の間から豊富な肉汁が溢れ出る。これにタマリ醤油を少し垂らして口の中に運べば自然と笑みが。そして目を上げるとボクを得意気に眺めるマスター(独身)が。何度食べてもこの味はGood。目の前で調理された出来たてを食べる贅沢はたまらんですよ。
そして今回はもう一つ発見が。それは「牛薄切り」。この美味さも圧巻だった。
注文すると、まず通常のステーキ肉と同じデカいロース肉のブロックが出現。マスター(独身)によって薄く(5mmくらい)スライスされた肉は、そのまま無造作につかまれて鉄板の(ステーキやハンバーグを調理する真ん中ではなく)端へ。そこは手で触れるくらいの部分で焼き上がったステーキなどを保温しながら食べる場所なんだけど、そこでそのまま5分ほど待つ。
・・・とその肉が前にやってくる。え?もう食べていいの?だって「焼けて」ないし色もピンク・・・このおろしポン酢につけて?なるほど、じゃあ・・・・WOW!そしてAHA!なんたること!美味い!そして柔らかい!でもって絶妙に暖かい!素晴らしい!それはもう正泰苑の上ロースをあぶって食べる行為を超えた体験であったと言えよう。そして次回訪れた際にはハンバーグとならんで牛薄切りも忘れてはならじ、と思ったのであった。
〆のガーリックライス&赤出汁味噌汁も大変美味しかった。これ以外にもエビを各人一尾、蚫をひとつ、フィレステーキを二人前、ビール&ワイン適量、デザート1品ずついただいたが、会計はオトナ4人で30000円強。もちろん通常の夕食よりは値段は張るが、内容を考えればかなりコストパフォーマンスは高いと言えよう。
それにしても、なんであんなに美味いんだろうか。やっぱり目の前で調理してくれるからか。肉はもちろん海老なんか、それはもう見事な腕前だからなあ。目で耳で鼻で、そして舌で味わえるってことだ。
そのナイフ捌きたるや、見よう見まねで覚えて自宅で自ら(文字通り)腕を奮いたいと思わせる魔力がある。マジックを観て覚えたくなるのと似ているかも。
でもあのニンニクは自宅では厳しいな。しょうがない、浅草に通おう。
[参考] ドリューによる同店に関するエントリ
7.26.2007
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思わぬところでネーミングのヒントが。 |
昨日訪問したエスカフラーチェLLC。当初予定していた時刻を大幅に遅れて新オフィスにお邪魔したが、代表のオオヒダさんとpurprinことヤマダさんは暖かく迎えてくれた(ように思えた)ことに感謝。
ボクからlogpaperを含む近況報告をした後、現在8月中の運用開始を目指して鋭意開発中の新サービスをちら見させていただいたが、期待を裏切らずサクサクとした動作で、ネット的でありながら暖かみのある出木杉英才なサービスと言えた。logpaperで企画中のアレとくっつけるとギークなヒトでなくてもCarpファンになるくらいの可能性を感じさせるココロミも思いついたりして、ぜひ進めたいと思った次第。
それはそうと、お二人が「MASHUPEDIA」(マッシュペディア:API/マッシュアップのポータルサイト)のインタビューに応じていらっしゃったのを拝見していたら、"マウスでチラ見「HeartRails Glance」"というツールのページでスゴイ発見が。
HeartRails Glanceは、リンクの箇所にマウスを持っていくと、リンク先の内容が吹き出しのように表示される。HeartRailsでは、これを「チラ見」 ウィンドウと呼んでいる。
使い方は簡単。HTMLに次のようなスクリプトを埋め込むだけだ。(以下略)
このツールそのものは「Snap」と同じで目新しいものではないが、ボクが注目したのは同ツールを開発している会社。
株式会社ハートレイルズ (英文社名: HeartRails Inc.)
これを思いっきり「ハートレイノルズ」と誤読し、なんていい社名なんだと痺れたことを告白したい。
そう、てっきりあの名優、バート・レイノルズ(Burt Reynolds)へのオマージュ(死んでないけど)だと思ったのだ。
ロシア芸術アカデミーの選ぶ20世紀の名作ベスト100にランクインする(嘘1)、ボクも大好きな映画「キャノンボール」。レオーネ&スタリオンで爆走するJ.チェンが注目を集めがちだが(嘘2)、真の主役は同じくシリーズに連続出演しているバート・レイノルズ。そんな彼へのリスペクトが詰まった素敵な社名だと勘違いしたボクであった。
なんたる早合点。でもこんな素敵な社名(ハートレイノルズ:Heart Reynolds Inc.)が、登録されてなさそうだということがわかったのは大きな収穫。設立するLLCの名称候補として有力である。
ハートレイルズ社にには、この場を借りて謝るとともにありがとうを贈りたい。
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サウジアラビア戦を観戦しての代表雑感。 |
仕事帰りにドリュー&Shoと神宮でのカープvsスワローズへ。快勝に気分よく(嶋の代打HRもよかったが、永川の連続151kmストレート勝負が気持ちよい。今までよくわからなかったチェンジアップの威力を知ることができたのもいい経験だった)帰宅し、録画中のAFCアジア杯準決勝、日本vsサウジアラビアを追っかけ再生しながら観戦。
以下、簡単に現時点での敗因について。戦術的な点は見直さないと何とも言えないので選手について。
敗因その1。
中村憲剛。代表における彼の役割は、ボランチの位置から長短のパスをオーバーラップしたウイングバックやFWに通すピルロ(ACミラン)的なものかと思っているのだが、昨日のゲームではそのパスの精度が(いつもに増して)良くなかった。見た目上、インターセプトされずに通っているからミスパスとしては記録されてないんだろうけど、ほぼ全てのパスが相手ゴールから離れるマイナス気味&遅い球で、彼の位置からの押し上げに必要なテンポアップは全くできていなかったと言えよう。ペースチェンジをするならばボールだけでなくヒトも走らせるべし。
そして守備。果敢に競り合う姿勢はいいし奪取率も悪くはなかったが、自陣バイタルエリア近くでボールを持った相手プレイヤーに対して、プレッシャーをかける努力は足らなかったと思う。守備においてはボールを持っていない方が圧倒的に有利なはずなのに、終始主導権を握られていたような。啓太が疲弊するのも当然。
敗因その2。
佐藤寿人。オシム翁は何をするために彼を投入したのか。ベタ引きで守る相手に対してスペースがなければその特徴を活かせない佐藤は何のスパイスにもならないと思うが。佐藤もスペースを作らせるように要求すればいいのに(オーストラリア戦でも同じく何もできなかったんだから)。
敗因その3。
中盤のシュート意識の低さ。打たなきゃ始まらんでしょう。終わりの時間帯で羽生が見せたようなPエリア外からでも積極的に打っていく姿勢があれば、8人で守る相手の何人かはつり出せたかもしれないし、そのスペースを佐藤寿人に使わせることもできただろう。レコバが欲しい。
敗因その4。
プレーが遅い。日本人はアジリティ&クイックネスに優れると言われているそうだが、実感したことがない(少なくとも自分自身の経験と代表のゲームを観戦する限りでは)。スピードに欠けることを肌を持って感じているバックス陣はその欠点を組織力でカバーする術を学習しつつあるが、問題は攻撃時、ボールを持っている時である。
たとえばサイドチェンジのパス。憲剛に限らず遠藤も啓太も全般的に真横の味方に対するマイナス気味のパスが多いが、トラップが下手だからかパスの速度が遅く、受け手が足元でそれを止めた時には既に相手が目の前にいる。すでにボールは止まっているから、相手を抜くにはそこからヨーイドンしなくてはならない。これでは抜けという方が酷。メッシじゃあるまいし、筋肉量で劣る民族が瞬発力でぶち抜くのはなかなか無理というもの。結果、リスクのないヨコパス/バックパスで勝負を避けざるを得ず、その繰り返しが攻めの姿勢、ひいてはシュート意識の低下を招く。
解決法としては、攻めるときには受け手がボールを相手を振り切れる位置に運べる場所に出すしかない。そしてそれをインターセプトされないためには、出し手と受け手のイメージが重なるように練習していくしかない。
※その他に選手個人としては加地や阿部(点はとってくれたけど)のまずさが特に後半に目立ったが、まあ詮無きこと故、これ以上は触れまい・・・。
全ては以前から指摘していることだと確信する。
相手を背負って慌てないようにするには、シュートを打てる体勢にスムーズに移行するには、ルックアップしてパスコースを知覚するには、とにもかくにもパスの精度と何よりもスピードを上げることが必要で、それを可能にするにはまず確実にボールを止める技術が不可欠。
プレミアリーグ・トラップ養成ギブスとかないんだろーか。
7.23.2007
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Slide ShareでKnowledge Share |
昨日、Youtubeについてのエントリを書いたが、今日はプレゼンテーションコンテンツを対象に、Youtubeと同様のサービスを提供しているサービスを知った(結構前からあったみたい・・・)。
サービスの名前は「Slideshare」。PowerPointやPDFなどのプレゼンテーションファイルをアップロードできて、各スライドにパーマリンクも持たせられる。
まだBETA版で制限もあるが、インターフェースはわかりやすく流行のシンプルなデザインもGoodと言えよう。What is SlideShare?
SlideShare is a cool place to host and share presentations. Upload all your slide decks, and find / download interesting presentations.
参考になるプレゼン資料がたくさんあって、Youtubeよりも仕事には役立ちそう。それにスライドだからブログに貼り付けた場合も見苦しくないし。
たとえばこれはWOMM(Word Of Mouth Marketing)というBUZマーケティングに関するプレゼンテーション資料。数字や写真の使い方がいい。日本語プレゼンだとこのテイストを出すのは難しいのかもしれないが。
ちなみに以前、SlideShareが行ったコンテストで優勝した作品はこちら。
● Shift Happens
秀逸。最後まで見せる構成で、ヒトにも教えたくなる内容だ。こうしたものを作れるってことは、別にデザイナーでなくてもクリエイティブ足り得るということ。
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ところでこういうサービスは写真(Flickr)に始まり動画(Youtube)そして音楽(MySpace←日本ではイマイチ)といろいろな分野に広まってきているが、日本国内においては写真以外で個人が自分の作品を発表する数はそれほど多くなさそうだ。特に動画においては他人の作品を著作権を無視してUPし、それを消費するという使い方が大半を占めている。
書評など既存のコンテンツに対してのオピニオンは凄まじい数が吐き出されるのに、この違いは何だ?日本人はあまりにコンテンツを消費すること(評論を加えることを含む)に慣れすぎて、かつその消費に忙しくて、構想しゼロから表現するチカラと時間を失ってしまったんだろうか?
そんなことを少し考えはじめたところ。
7.22.2007
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Youtubeの動画をiPodで。 |
ボクのなかでも、すっかり暇つぶしサービスとして定着した感のあるYoutubeだが、先日紹介した「Microsoft redesigns the Microsoft ipod 2005 package.」のように作品としてなかなか侮れない&友人に見せたい作品もあり、これをiPodで簡単に持ち歩ければいいなと思っていた。でOSXでそれを実現する方法を探してみたら・・・簡単にすぐ見つかった。ネットってすごいなぁ。
まずはFirefox用のアドオン「Video Downloader」でYoutube上にあるflvgファイルをローカルにダウンロードしてから、iSquintでiPodで視聴できるMP3ファイルに変換するという方法に挑戦。すごく簡単。いいのかこんなに簡単で。
次に試したのが、上記作業(Youtube上の動画をダウンロード&iPod用に変換し、iTunesのビデオフォルダに追加)を一発でやってくれるpodtubeというソフト。
これはもっと簡単だが、ブラウザがSafariにしか対応してなさそうだし、有料(たった$5.00だけど)なので、お試し版の5回分利用したら最初の方法に戻すかな。
とりあえずYoutubeの動画を持ち歩けるようになったので、面白い画像を探してサイトとウロウロする時間がまた増えそうだ。
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ODESSA-FILE |
映画「オデッサ・ファイル」を鑑賞。
1974年のイギリス映画作品だがF.フォーサイスの原作の力か、R.ニーム監督の手腕か、色褪せた印象は全くない。もちろん原作の迫力には及ぶべくもないのだが、呪われた過去に対する当時(ケネディ暗殺前後)の西ドイツ国民の反応などはそれなりに描けていると思った。
それにしても主演のジョン・ボイトが若い。193cmのすらりとした体躯をいかしてなかなかの伊達男ぶりを発揮しており、クラッシックなPコートが似合う。驚いたのは娘に(が)そっくりなこと!最近ではその娘(A.ジョリー)との不仲というか一方的に嫌われているパパとしてのイメージが強く、映画でも脇役として性格俳優ぶりを発揮しているが、70年代は主演を張ってたんだな。出世作「真夜中のカウボーイカーボーイ」を観たくなった。
ところでこの映画では、他のフォーサイス作品同様、クールなクルマがいくつか登場する。定番のDSやJaguar XKとかはもちろん、AUTOUNIONのパトカーもいい味を出している。わからなかったのが、偽造身分証屋から逃亡する際に使ったスポーツカー。Eタイプっぽかったけど、一回り小さいようにも見えて、色が白だったので最初コスモスポーツかと思ったくらい。わかるヒトいたら(ドリューさんとか)教えてください。
今度「オデッサ・ファイル」をベースにした佳作「マラソンマン」も観なくては(予告編に「24」で国防長官を演じたヒトが出てた)。
7.20.2007
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MSがデザインしたiPod(のパッケージ)。 |
Microsoftのデザインはダサイ・・・そんな印象があるのはなぜなんだろう。Mr.ゲイツのイメージ?それはあたかもクルマにおけるTOYOTAのよう。ガリ勉君の大学/社会人デビュー臭さが抜けないという感じ。
不思議だ。それぞれちゃんとしたデザイナーがいて、インターフェースもパッケージもCMも結構頑張ってるはずなのに。もしかしたら本人達も「いったいどうすればいいんだ!」と思っているかも。ちゃんと説明できる言葉はあるような気もするが、たとえば世間一般に「クール」なデザインと思われている企業の製品と比べてみるのが手っ取り早いのかも。
ということでこの動画。MS(っぽい)デザインセンスを揶揄する内容でスゴク笑える!音楽もgood!(是非、サウンドONで)
● Microsoft redesigns the Microsoft ipod 2005 package.
単体で見るとそれなりに丁寧にデザインされているパッケージが、Appleと比べると、なぜか圧倒的にダサく見える不思議。
7.19.2007
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上野公成、議員失格でしょう。 |
そういえば、先日長岡に向かっている際、関越道を140kmですっ飛ばす、車線変更時に方向指示器を出さない選挙カーがいた。クルマの上にはでっかく「自由民主党 上野公成」と書いてあったけど、調べたら元参議院議員で(今は浪人中)内閣官房副長官まで務めた人間らしい。
ええのか。そんな人間の選挙カーが金曜日夜の高速で交通法規をことごとく無視した運転を繰り広げてて。世も末よのう。
・・・ひょっとして、対立陣営のネガティブ・キャンペーン?
7.18.2007
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Steve Jobs as an emotional speaker. |
ドコモがSmart Phoneにもう少し力を入れるとか入れないとか。
● BlackBerryが国内でも本格始動へ
こういうガジェットを欲しがるヒトは当然iPhone知ってるわけで、もちろんiPhoneは未だ日本に導入されるかどうかすら不確定なわけだけど、それでもわざわざJobsが「Actually, it is not so smart.」と揶揄するこの手のSmart Phoneを買おうとするヒトがいるのだろうか、と疑問。
Jobsと言えば、英語プレゼンの勉強がてら「Macworld San Francisco 2007 Keynote Address」をPodcastで聴いているが、ほんとプレゼンが巧い。リハーサルにリハーサルを重ねるというだけではなく、基本のストーリーと言葉がとても練られていて、何度聴いても会場で聴いてるかのように惹き込まれる。
ということで、過去に読んだJobsのプレゼンに関するエントリをまとめてみる。
・スティーブ・ジョブスに学ぶプレゼンのスキル(Life is beautiful)
・なぜスティーブ・ジョブスは、顧客を熱狂させるのか?(永井孝尚のMM21)
・良いプレゼンの見分け方(発想7日!)
自分自身も先日、多摩美術大学の情報デザイン化に呼ばれてゲストとして講演したが、なかなか巧くはいかない。来月&再来月も聴衆の前で話す機会がありそうなので、この機会に再読。通常のコミュニケーションにおいても(聴衆を前にしたプレゼンでなくとも)役立つポイントがいくつかあると思った。
7.17.2007
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チョビ髭もないしリーダーでもない。 |
仕事でお世話になっているデメ研の橘川さんの日記を読んでから、自民党ポスターの安部晋三を見るたび、頭の中でチョビ髭を追加してしまう。その映像は第三帝国総統閣下にそっくりなんだけど、笑えると同時に背筋が寒い気もする。
この三年間、一度も投票していない人間がいけしゃあしゃあと立候補している今回の選挙。ひょっとして相当本気で投票にのぞまなくてはならないのではないだろうか。
とは言え、悩ましきは魅力に欠けるヒト(候補者)の多さよ・・・。
7.16.2007
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イバハムを探して。 |
このブログに来訪する検索ワードで多いのが「イバハム マトリルン」。
Googleで検索するとその結果は2件(2007.7.15現在)。そのうちのひとつが2007年3月28日のエントリ「Luxury Brand in Japan」というわけ。
これはヒトの名前。イバハム・マトリルンさんはパルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポンのトラベルリテイル部セールス・マネージャーだ。ESSECのセミナーで一度お会いしただけだが、有名なんだろーか。てか、どこの国のヒトなんだろう?(マレーシアとかかな?)
7.15.2007
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クルマのCMの設定について。 |
先頃モデルチェンジしたTOYOTAのミニバン「アイシス」の新しいCMを見るたび、ヨメ様は「この二人、絶対不倫だよ」と。
彼女の断定ぶりが余りにも自信たっぷりなので、最近はなんだか確かにそう見えてしまうボクは結構ヒトに流されやすい性質かもと思ったのだった。
ちなみにCMを見るたび、後席に座る菅野美穂に「タクシーか!」と突っ込みたくなることも記しておきたい。
+++
それにしても世の中にはこうしたわけのわからんクルマのCMが多い。次代のカーメディアである「Cartime」には、女性視点から世に溢れるクルマCMの人物設定について考察を加えていただきたいと思った。
+++ 追記 +++
ちなみにCartimeのブログにあったラクティスのCMに関するエントリ、確かに"ぬかりはない"のかも知れないが、見るたびに激しい嫌悪感を覚えて(特にあの下手な字に吐き気)、あらためてTOYOTA(の広告)が苦手になるのはボクだけ?まあボクやボクのヨメ様のような消費者が対象ではないんだろうけれども。
7.14.2007
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長岡で食い倒れ・・・なかった。 |
三連休の前半、台風の直撃を心配しながらも予定通り長岡への小旅行に出発。
金曜日18:30、旅の仲間A夫妻を町屋でピックアップ。雨の中、外環経由で関越道に乗って一路長岡へ。水曜日の深酒&不眠をひきずったままO原君と飲んだこともあり、途中から運転をA君に任せて後席で仮眠。途中、すごい霧で速度を落とさざるをえなかったものの、22時半には長岡到着。駅前のホテルにチェックインしてすぐに1軒目の居酒屋へ向かった。
1年ぶりの居酒屋「大地」は、地震以後長らく続く新潟経済停滞の影響か、週末なのにかつてほどの賑わいもなく(ほぼ貸し切り)少し心配&寂しくなったが、親父はあいかわらずで、いい酒を出してくれる。今回飲んだのは「越乃白雁(純米大吟醸)」「米百俵(大吟醸)」「亀の翁(大吟醸)」「北雪(大吟醸)」「千代の光(?)」など。中でも美味しかったのが「緑」の生酒で、注いですぐは辛口だが、時間が経つにつれ味がおだやかに変化するのがはっきりとわかり、まさに米のワインと呼ぶにふさわしいエレガントな風味だった。チェイサーにと出してくれるSGR君が大好きな久保田の仕込み水(超軟水!)も格別。
当然それらの地酒にあう食べ物もいただきましたよ!定番の〆鯖、厚揚げ、烏賊の丸干しに加え、親父推薦の「ぬかイワシ」。初めて食べたコレが抜群に美味かった!世の中、まだまだ食べていないものが多いなぁと実感。調べるとネットでも買えるみたいなので今度自宅でも味わってみよう(角栄の大好物だったようだが、確かに血管にはよくなさそうな塩分ではあった)。
で、間髪入れず徒歩で移動した2軒目は「長崎亭」。日本酒を飲み疲れたA夫妻はすでにグロッキー気味だったが、手際の良いおばちゃん達が大量に投入する胡椒と麺の上に載せられるビッグサイズお玉×3杯分の野菜を見て完全に腰が引き気味。そしてそんな箸の進まないA夫妻を横目にあっというまに完食した夫婦(=我々)を奥様は違う生き物を見るような目で見ていた。
3軒目は北関東のモルト好きなら避けて通ることは許されない名店「Bar BEST」。しかしA夫妻が満腹でダウン気味だったこともあり1杯だけで辞去せざるを得なかったのが残念。嗚呼、もったいない!
さてBESTでの1杯は、もちろん前回その口当たりに驚いた「PORT ELLEN 1979」のRAW CASKをチョイス。値段も張るが(それでも銀座の半額程度)恐ろしく美味い。名残惜しかったが「私が生きている限りは出し続けます」というマスター(でも結構なお年ではある)の力強い言葉を聞いてホテルへ。
そうは言っても疲れていたのか、ホテルではそのままベッドに倒れ込み爆睡。考えてみれば、3時間で日本酒&おつまみ&ちゃんぽんを胃に投入するという強行軍だからしょうがないかも。
+++
翌朝は6時に起床(もちろんボクだけ)。シャワーを浴びて二度寝した後、9時過ぎに駅前のマクドナルドへ行き「footballista」を読みながらマックグリドルを。我ながら胃腸は丈夫である。
11時、起床した他の3人と昼食を目当てに十日町へ。昨年見つけたへぎそばの隠れた名店「田麦そば」に向かう。1時間ちょっとで到着してへぎそば4人前と野菜とイトヨリの天麩羅、そばの唐揚げなどを食す。へぎそばは通常のもの比べ青みは少ないが、布海苔の風味はちゃんと感じられて、辛子で食べるとより美味い!かなり量が多いが4人でぺろりと平らげた。A夫妻はお土産に生そばを購入。
●へぎそばは盛りつけも美味しそうだ
お腹がふくれた後は同じ十日町にある道の駅「クロステン十日町」で、前回買い損ねた「生姜味噌」「醤油豆入り味噌」と「茗荷の甘酢漬け(3年もの!)」、地域の野菜などを購入。その後、施設内にある温泉に入り昼寝を少ししてから家路へ。
途中、雨は激しく降ったものの事故渋滞などにはまることもなく、土曜日19時に町屋到着。A夫妻を送ってから近所の韓国料理屋でサムゲタン食べて帰宅。
土曜日中に帰宅できたことは良かったが、今回のような強行軍は、胃腸がかなり丈夫で、かつコンディションの良いメンバーでないときついことも判明。この経験を今後に活かしたいと思った。
7.13.2007
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旧友上京、移籍交渉。 |
旧友というか腐れ縁というか、小学校時代から一緒にサッカーをやってきたO原くんが上京。出会いは幼稚園なので25年以上のお付き合いになりますな。
彼は現在、郷里岡山県で人材関連の仕事に就いているが、諸般の事情があり東京での転職を決意、その最終面談だったようだ。聞くと、新しい会社からは採用の内定をもらったとのこと。めでたいしので一杯飲むことに。
前日、深酒&不眠で体力的にしんどかったので町屋での飲みを希望したところ、茗荷谷の宿泊先から快く来てくれたので、「海丸」で四方山話をしながら程々に焼酎を楽しんだ。
年末には結婚をするという彼は、まだ奥さんと住む場所を確定していないとのこと。昼間の空いた時間に「聞いたことある名前の街だから」という理由(ボクら田舎者の場合、結構簡単な理由で最初に住む街が決まることが多い)で自由が丘の不動産を見てきた彼だが「なんか違うと思った」と言うので、下町を激しく推薦。彼自身も気に入ったようで、転職前の8月中に再度上京して家探しをすることに。
もし彼が下町に越してくれば、フットサルをするメンバーがひとり増えるなあ。最近では唯我独尊的センターフォワードの面影もなくすっかり丸くなったO原くんではあるが、ストライカー不足のチームで活躍してほしいものだ。
待ってるよ〜
7.12.2007
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最近買ってよかったもの その2。 |
DREAM印のNo.1ステーキソース。酸味溢れる濃厚な味が特徴だが普通のスーパーではまず見かけない。
沖縄・那覇にある有名ステーキハウス「ジャッキー」(ジャッキーについてはやまけんさんのエントリをご覧いただきたい)の代名詞とも言えるこのソースの原産地は、しかし沖縄のメーカーではない。木戸食品合資会社という兵庫県の会社です。でも沖縄の名産だと思っているヒトは多いのではないだろーか。それほどに「ジャッキーのステーキソース」という印象が強い。
去る2月の沖縄食い倒れ旅行でのジャッキー訪問時に購入したこのソース(ジャッキーで買うと350円)をボクは結構気に入ってて、カレーにも隠し味として混入することしばしば。先日、通販でも手に入ることを確認したので、食欲不振が心配される盛夏に向けて、思う存分使っていきたい。
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What a leader have to do. |
経営者、プロジェクトリーダー、マネージャー。いわゆる上に立つものの責務、必要とされる資質とは何か。
個人的には「トップの仕事とは、方向性をさだめ、その目標を社内に明確な形で伝達すること」というゴーンの言葉に共感する。
自分の経験を振り返ってみても、今まで所属した組織で、自分や他人が結果を出してきた集団には必ずそういったリーダーや先輩がいた。
彼らには向かうべき方向を指し示し、あるいは一緒に探し、そこに向かうモチベーションを高める力があった。彼らと話すとどこからか自信とアイデアが溢れてきて、自分は組織にとって欠かせない存在であると思うことができ、そのことが仕事に対する取り組み方にも反映され、自身や組織の未来をポジティブに語ることを可能にした。
さて、自分はどうだ?今の組織は?若手のモチベーションは高いか?リーダーは信頼されているか?
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昨晩、会社の若手と食事会を持ち、あらためて自分と今の組織が抱える問題について考えさせられた。問題の根は深い。彼らの不満が不安に変わる時が怖い。少しずつでも今取り組まなくては。
眠れない。
7.11.2007
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iPhoneが欲しい。 |
今のところ米国でしか使えないiPhoneだが、電話として使えなくても大画面液晶付iPod兼PIMとして国内で使ってみたい、自慢してみたいと思うことしきり。ただ、仮に米国のApple Storeで購入できたとしても、各機能を使うためにはアクティべーションが必要で、それには米国人以外取得が困難な社会保障番号の入力が必須なので半ばあきらめ気味ではある。
しかし・・・先日母親からメールがあり「明日からカリフォルニアの**子(←姉の名前)のところに行ってきます。何かあれば電話を」とのこと。・・・そうか、ボクにはグリーンカード持ってる姉がいたのだ!
ということで、早速姉に電話でかくかくしかじかと持ちかけてみたが「・・・何ねそれ。よくわからんわ。お母さんに頼みなさいよ」と機械音痴のつれない返事。ちきしょう。
しょうがない。母親に頼んでみるか。しかし昭和11年生まれの母親にどう説明したものか・・・(しかも7万円くらいするし)。再び、半ばあきらめ気味ではある。
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三連休に備えて自主トレの日々。 |
今週末は三連休。後半は仕事とサッカーの予定だが、前半は久しぶりに小旅行の予定。A夫妻と4人で行く旅先は久しぶりの新潟は長岡。そう、例の「飲み倒れ」旅行である。
例によって居酒屋→ちゃんぽん→バーという黄金コースで、年末には34年の稼働年数を数える自らの胃と肝臓に最大負荷をかけてみようと、前回の旅行の復習にも余念がないボクだ。
● 長岡飲み倒れ~その1 。
● 長岡飲み倒れ~その2 。
ということで、今週は飲みの回数&酒量を抑えて週末に向けて体調の管理に一層邁進せねばなるまい(と言いつつ家で食べたのは月曜のみ。今日も明日も飲みが・・・)。
ちなみに昨晩は駅前にできた「虎髭」を初体験。予想外に美味かった料理(餃子は予想外に小さかったけど)とチャイナドレスを着たウェイトレスの心地良いサービスに良い気分になりながら、ヨメと二人で今後の妄想をあーでもない、こーでもないと(生は3杯でやめておきました)。また一軒開拓できました。
7.08.2007
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確かにダイナマイト。 |
芸もなく映像を貼付けるのはなるべく避けたいと思っているが、これは面白かったので。
例の番組からの佳作。ほっしゃん。はヒトの良さが溢れ出てる感じがいい。
●ほっしゃん。のすべらない話「ダイナマイト」
京都にいたころ(学生時代)は黒田@メッセンジャーが好きだったけど、最近はどうも尊大な感じがしてイマイチ。ケンドーに比べバッファロー吾郎に対するリスペクトが足らないからか。東京では難しいだろうなあ。
7.07.2007
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最近買ってよかったもの その1。 |
顎髭を生やしはじめてからもう7年くらいになる(最近でこそ一般会社員であっても顎髭を装備した若者は多くなってきたが、2000年前後はまだ珍しく、よく先輩にからかわれていたものだ)。あくまでも輪郭に沿って一部に生やしているだけなので、頬や鼻下の部分は剃る必要がある。
で、その髭剃りについては、モノゴコロついてからずっとT字剃刀派だった。
親父がT字を使ってて原体験がそれだからというのもあるし、人生の節目で幾度かチャレンジ(購入&使用)した電動剃刀/シェーバーが全てイマイチだったのも理由のひとつだ。
それに以前は、T字の方がいろいろ儀式っぽいことがあって道具もいろいろあるので断然楽しいとも感じていた。それはたとえばシェービングフォームを泡立てる陶器であったり、穴熊毛のブラシだったり、刃を研ぐための革だったりするわけで、そこには電動剃刀にはない『豊かな時間』とでも呼ぶべきものがあると思っていた。
でも実際は寝坊で時間に余裕のないことの方が多く『豊かな時間』に出会える確率は低い。だから大抵の場合、石鹸&使い捨てT字剃刀(海外旅行の際、現地スーパーで安いヤツを大量に買ってくる)で過ごしている(過去記事)のが現状だ。加えて最近では、髭剃りそのものがほんとうに面倒くさくなってきており、髭のことをとやかく言われないベンチャー企業人とはいえ、社会人として最低限の身だしなみを整えるためのその作業が負担になっていたことも事実。いっそのこと脱毛してくれようかと思い悩んでいた。
そんなわけで先日、予算達成のご褒美に会社が社員に配ったアマゾンのギフトカード5000円で何を買おうかと考えたとき「久しぶりに電動剃刀に挑戦してみよう」となった。そして「これがだめなら一生、T字で剃り倒すか脱毛だ」と。
とは言え、電動剃刀もピンキリで近頃5000円では最新の機種は買えないし、2万円近くする各社のフラッグシップモデルを買うには経験からも差額に対するヨメの視線からも躊躇せざるを得ない・・・ということで、今回は「もし仮に電動剃刀として使えなくても、髭の処理に(髭トリマーとして)使える機種を購入しよう」と決めてエレクトロニクスコーナーを検索することにした。
しかし、あらためて探してみると案外この「髭トリマー機能を持つ電動剃刀」というものが少なかった。大抵の機種は「髭なんか1本1mmも残さへんで」と髭を"残らず刈り取る"ことに全力を尽くしており、たまにトリマー的機能があったとしても、値段が高い機種がほとんどで、しかも非常に付け足し感の強い実用に足らない印象のモノが強い。
しかも電動剃刀ってこんなにあるのか、と驚くくらいたくさん商品があってかなり疲れる。
あきらめて本でも買うか、と思い始めたときに偶然見つかって即購入したのがこれ、ブラウンのクルーザースリー、5380円也。果たして買って大正解であったと言えよう。
以前試した数機種よりも断然剃り心地はいいし実際剃り残しも少ない。時代遅れかと思った一枚刃だが、刃の枚数は関係ないと思った。それにトリマーとしても専用機に遜色のない使い勝手で、特にボクのように顎髭が2mm〜4mmと短めな人間にはアタッチメントが1mm単位で調節できる点は嬉しい。
そして水洗い可能。松下の古い電池式髭トリマー(水洗い厳禁)を恐る恐る風呂場で使っていたことを考えるとなんて快適&安全なんだろうか。やるなブラウン。この調子で広島Aクラス浮上も早期に実現していただきたいと思った(ブラウン違い)。
平日の夜、朝を問わず、気軽に髭を剃ることができるようになったので、休日、T字で『豊かな時間』を楽しむこともできそうになってきた今日この頃、よい買い物であった。
7.02.2007
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記者の驕り。 |
たまたま見かけてすごく違和感を感じた某新聞の過去記事。
● 力の暴力“そのまんま”
自省なき主張の真実味のなさは言うに及ばず、文章も下手。署名入り記事を書いている自覚のある内容とも思えない。この戸井田某という記者って・・・と検索したらこんなご意見が。
● 何だこの記者は(先っちょマンブログ:2007/06/24)
このエントリを信じるなら、このヒト基本的にこういうスタンスのようだ。批判精神は旺盛だがそれは自分(達)には向かないという、メディアによくあるパターン。メディア中華思想。記者、マスコミってだけで崇めるヒトがいるから増長するんだなあ。
6.28.2007
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ダイ・ハードよんてんぜろ。 |
先週末、新サービスの発表会を無事終了。一定の成果を出せたか、真価はこれからの活動にかかっている。社長の言うとおり「あくまでも始まり」ということで。
とは言え、25日の本番開始を前に一段落ついたので、土曜日は久しぶりに完全オフ。散らかり放題の部屋の片づけとリーガの最終節のおさらい、溜まっていたNumberの注目記事再読計画実施など盛りだくさんで日中を過ごした後、夜は映画に。
考えてみると映画館で映画を観るのは正月以来かも。何を観るか夫婦で相談したが、「300」と「ダイ・ハード4.0」を天秤にかけた結果(ボクの「ザ・シューター 極大射程」はあっさり却下された)、後者を観に行くことに。
おもろかった。第3作目は中弛み感丸出しだったが、最新作は良い意味でマクレーンが枯れていてgood.味方のはずの分からず屋と争う、という不毛な場面はなくして、ひたすらアクションに徹したのは正解と言えよう。
個人的にはFBIのボウマン役の俳優(C.カーティス)がリケルメに、テロリスト役のT.オリファントがモウリーニョに見えた。モウリーニョはやっぱりハンサムなんだな。それにしても、MI:3にも出てたMaggie Q、彼女ってば美人。好みと言えよう。
ハッカー役のジャスティンなんとかは、はまり役。アップルのCMに出てたからか、すごく自然な感じがした。日本だと誰が演るんだ?ラーメンズじゃなあ・・・。劇団ひとり?
6.22.2007
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「UNIQLOCK」の狙い? |
ユニクロ(ファーストリテイリング)がキャンペーンサイト「UNIQLOCK」(ユニクロック)をオープン。ドライ仕様のポロシャツのキャンペーンサイトらしいが、スクリーンセーバーとあわせてブログパーツの提供も。
なるほど、いいアプローチかもしれない。ブロガーは何か変わったブログパーツを貼りたいと思っているし、簡単に貼れてしかもプレゼントがあたるかもしれないとなれば、自分のブログURLをホイホイ入力するだろう。ということでボクもブログのURLを入力だけで自分用のブログパーツが自動生成されるページで早速ゲット。
貧乏性なので、エントリ用にでっかいサイズのをダウンロードしてみた。
でかいな。
まぁ、貼るヒトの数がそのまま売上に結びつくとは限らないが、商品は頭の片隅に残るし、何よりメディアや個人ブログでこうして取り上げられる効果を狙っているのだろう。
ところで、ユウキロックは元気だろうか?
6.13.2007
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5月中旬〜6月中旬の出来事 |
新サービスのPR関連イベントや既存サービスのリニューアル、海外交渉などが入り全く日記&備忘録としてのブロギングができていない。とりあえず主な出来事を箇条書きで。
- iBook G4が突然ご臨終。電源ボードのクラッシュ。
- 公開時観られなかった「Scanner Darkly」のDVDを購入。未視聴。
- 引っ越しを本格検討開始。都心の中古購入&リノベーションも視野に。
- 新書「フューチャリスト宣言」を読んで納得。
- Intel iMac(Core2Duo/2G/20"/250G)を購入(ゴキゲンな使用感についてはまた別途)。
- Maroon5の新作をダウンロード。聞き込む時間はない。
- リーガエスパニョーラ、終盤での優勝争いから目が離せない。
- Sankei Expressに興味を持った。試験購読してもいいかもと思う。
- 地元にBarタイムを始めた雰囲気のいいお店を発見。通う。
- 多忙につきフットサルできてない。ストレスが溜まる。
そんなところで。
5.26.2007
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歯医者を撃て |
水曜日にはじめて親知らずを抜いた。正確には抜かれた。
上顎奥の虫歯の治療が終わり「次は親知らず、抜きましょうね」と言われたことを完全に忘れ、仕事中にただの気分転換くらいの気持ちで歯医者を訪問した自分を呪いたい。歯医者め、どうしてそんなに笑ってられるのだ。
かなりデカイ歯が横向きに生えていたらしく「よく痛くありませんね」と驚かれながら麻酔をかけられまずは出ている部分をカット。焦げ臭い匂いに吐きそうになりながらも耐えたが、埋まっている部分を砕いて取り出すという(そんな説明聞きたくなかった)処理、もとい治療の途中で麻酔を上回る激痛が襲い、たまらず「痛かったら上げてくださいね」と言われた左手を勢いよく挙手。
再度局所麻酔を受けてそこから苦節15分(永遠のようだった)、ようやく抜歯完了。
そして今日、土曜日になっても血がとまらない。痛み止め&抗生剤をビールで飲んだのがだめなのか(アルコールはあんまり飲まないでくださいね、としか言われなかった)、自分の血を飲みすぎて朝から吐きそうだ。
やっぱり歯医者に行きたい。笑われてもいいからナントカして欲しい。
5.21.2007
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○ビルで散財。 |
週末、ヨメと義妹家族の5人で、リニューアルした丸ビルに行ってきた。
旧丸ビルではなく新丸ビル。旧丸ビルがリニューアルオープンしてから、旧が新しくて新が古いという面倒な状況だったのが、これでやっとわかりやすくなった。それだけでもリニューアルした価値があったといえよう。
懸念された人混みについては(特にヨメは人混みが苦手)それなりに多かったものの、1Fのエスカレーター部分を除けば、それぞれのテナントは適度な混み具合。むしろ活気があって購買欲を刺激された。
おかげで仕事のリサーチ目的で入店したDELFONICSでのカードケース購入に始まり、ヨメに対抗してdan gentenでの財布購入、そして木の庄帆布ではショルダーバッグと散財してしまった。いいものがあったら靴まで買うところだった。・・・ストレス?
で、買い物を通じて思ったのは、やっぱり伸びてるブランドは店員がちゃんとしてるな、ってこと。gentenも木の庄帆布も担当してくれた店員は商品知識が豊富で(カードが何枚入るか即答できなかったDELFONICSは残念)自社の商品をすごく愛していることをふつふつと感じさせたし、それでいながら押しつけがましくセールスもしてこない絶妙な間合いをお持ちだった。そしていずれも購入後は丁寧に梱包した商品を手に持って入り口まで送ってくれ、慇懃でない絶妙な角度でお辞儀を。
特にgentenはgood。購入時に500円の入会金が発生する5%割引会員カード(規約には本人のみ使用可と記載)の有無を確認し「持ってません」と答えたボクに入会を勧めると思いきや、「先ほどご購入いただいた奥様、会員カードお持ちでしたよね?」と一言尋ねてくれて、当然のようにボクの新規登録なしで割り引いてくれた。ありがとう!
品物もオーソドックスなデザインながら仕上がりの質感は良く、植物性タンニン鞣しのイタリアンレザーの柔らかさは絶妙で、エイジングというキーワードも見事におさえている。店舗には簡単な工房を隣接させていて修理も受け付けてくれるとのことで安心感もしっかり演出していた。さすが丸ビルに出店する店舗は違うなあ。